こんにちは。にしむー2.0です。
不満や不安なことが続くと、人は幸せを感じることが出来なくなります。仕事やお金、人間関係など、私たちの365日にはいくつものネガティブなことが溢れています。
だけど、一度きりの自分の人生をそんなつまらない気持ちで生きていくなんて本当にイヤですよね。
おーなり由子さんのを「365日のスプーン」は、今日を楽しくするスプーン一杯のような小さなおまじないが365個紹介された本です。かわいい挿絵が多いのもポイント。
私もこの「365日のスプーン」を読んで、人生を少し明るくしてくれる考え方にたくさん出会えました。
この記事ではその一部をご紹介します。ちょっと疲れている自分にも、最近元気がない友人にもおすすめできる本です。
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【365日のスプーンは退屈な日々に埋もれている小さな幸せに気付かせてくれる】

おーなり由子「365日のスプーン」
幸せと言えばよくプロポーズなんかで、「幸せにするね」「幸せにしてね」という言葉を耳にします。
けれど、幸せというのは「これから手に入るものであって、今は持っていないもの」なのでしょうか?
なりたいものになれたらしあわせ?
欲しいものが手に入ったらしあわせ?
確かに欲しいものが手に入ったり夢が叶ったときには、幸せな感情で満たされるでしょう。
ですが、結婚しなかったら幸せじゃないのでしょうか? なりたいものになれなかったり、欲しいものが手に入らかったら絶対に幸せになれない?
決してそんなことはないですよね。
私たちの周りにある「大切な人」や「大事なモノ」、「かけがえのない環境」。そうしたありがたい存在を心から嬉しく思えたとき、誰もが満たされた感情になるはずです。
そこに本当の幸せがあると、「365日のスプーン」は気付かせてくれます。
いまの自分にないものではなくて、持っているもの、近くにいてくれる大事な人、環境に目を向けてみてください。
そして、「もし明日すべてがなくなってしまうとしたら?」と想像してみてください。
「自分は大切なものに囲まれているなぁ」と想うことで、その幸せのイメージはどんどん大きくなっていきます。
そんな考え方が出来るようになれば、どんな小さなことにも幸せや喜びを感じることが出来るようになるはずです。
・その幸せを噛みしめて心の中でどんどん膨らませる
・満たされた気持ちでいっぱいになる
このように、モノや状況、ヒトとの出会いの一つ一つに想像力を働かせる。それが幸せな毎日を歩むコツかもしれません。
この本の著者であるおーなり由子さんも、幸せに気付くためのコツを掴めば、すぐに幸せを見つけることが出来ると考えています。コツと言っても大きなものではなく、本当にスプーン一杯分ほどの小さいもの。
本書「365日のスプーン」の中でも、幸せに気付くスプーン一杯分のヒントが365個も紹介されています。
みなさんにとっても、新しい考え方や幸せのヒントになりそうなものがいくつか見つかるはずです。
楽しく、豊かに、キラキラと輝いている人は、みんな365日いつでもどこでも幸せを感じるコツを身に付けている人だと思います。
大きな幸せばかりを追い求めるのではなく、小さな幸せに気づきやすいようになる。そういう生き方も素敵ですよね。
【365日のスプーン 胸に残った言葉たち】
6月26日 すずしげなストライプの 朝の布で さっとかわく エプロンを縫う。
9月26日 なつかしいうたをうたう。
10月7日 歩道橋にのぼって 星空を見る。 久比がいたいぐらいあごを空にむけて。
12月19日 たったいま、おなじ時間に、とおい氷の国で オーロラが 色とりどりの羽根を ひらめかせて かがやいているようす。 まぼろしのような夜を 思い浮かべてみる。
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【365日のスプーン 商品情報】
著者:おーなり由子
出版社:大和書房
発売日:2016年9月23日
価格:1500円(税別)
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