#忘年会スルーはまずい?|行かないことで得られるものがあるという考え方【機会費用】

#忘年会スルーはまずい?|行かないことで得られるものがあるという考え方(機会費用)トレンド
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Twitter上で「#忘年会スルー」が話題になっているこの冬。

 

私もサラリーマンの時は、忘年会や送別会など数多くの催しに参加させられていました。当時はまだ自由にスルーできる風潮はなく、行きたくなければ「用事がある」または「体調を崩した」という言い訳をしてサボったものです。

 

今年は忘年会スルーという言葉があるおかげで実際にスルーしやすくなったのでしょうか? 逆に、ちゃんとした理由で行けない人からしたら、自分もスルーしたと思われそうでちょっと嫌ですね。

 

忘年会スルーに関しては賛否両論がありますが、どれも自分の立場から物申す系が多いように感じます。立場が違えば意見が違うのは当然のことです。

 

職場が好きじゃない若者の多くは、忘年会なんて「お金を払っていく拷問」だと言うでしょう。なんなら忘年会だけでなく仕事にも行きたくないでしょう。

 

逆に、上司として忘年会を開く側の人は、せっかく親睦を深めようと企画したのに来ないなんてどういうことだとなります。断られたことで、自分が恥をかいたようにも思えてくるのでしょう。

 

また、これまで長い間我慢して参加してきた人たちに言わせれば、「お前らだけ自分勝手なことを言うんじゃない。俺たちだって参加してきたんだから参加して当然だろ。」となります。

 

このように、それぞれの目線から考えれば対立するのは当然なのです。

 

では、実際問題として忘年会は意味のないものなのでしょうか?

 

この記事では、経済学の概念である「機会費用」という視点から忘年会を考えてみたいと思います。経済学的側面から見ると、忘年会スルーの正当性が少し明らかになるはずです。

 

 

忘年会スルーで得られたメリットを機会費用の面から考える

忘年会スルーで得られたメリットを機会費用の面から考える

 

 

機会費用とは経済学の用語で、以下のような考え方を言います。

 

「ある行動をとったとき、その行動によって得た利益と違う行動をしていれば手に入れられていたであろう最大の利益との差額」

わかりやすく忘年会で考えると、

 

・忘年会に参加することで得られるもの
・忘年会をスルーして自分の好きなように時間を使った時に得られるもの

 

はどちらが大きかということです。直感的なものではなくその根拠をそれぞれ詳しく考えてみましょう。

 

 

忘年会に参加することで得られる可能性のあるものとしては、

 

・職場の人との楽しい時間(交流を深める時間)
・好評価
・美味しいご飯
・次の日の気まずさがない

 

といったことが挙げられます。

 

逆に行かなかったことで得られる可能性のあるものとしては、

 

・好きなことを自由にする時間
・会社の人と過ごすストレスがない
・副業をしているならば副業で得られるお金
・終業後の勉強など大事な習慣を継続できる
・次の日に疲れが残らない
・参加費を払わなくて済む
・終電を超えた場合の余計な交通費を払わなくて済む

 

といったことが挙げられます。

 

こうして洗い出すと、スルーしたことで得られるメリットの方に目が向き、やっぱり忘年会なんて行かなくていいじゃんと考える方が多いと思います。

 

しかし、機会費用とは単純に得られるメリットを比較して決めることではありません。選ばなかった方のマイナスも考えて判断する必要があるのです。

 

例えば、参加しなかった場合の機会費用を考えてみましょう。

 

忘年会に行かなかったことで、いつも通りの自由な時間が得られ、副業や勉強などの有意義な時間を過ごせたとします。参加費も浮きました。自分の好きなように出来たという満足感もあるでしょう。

 

しかし、同時に失ったものもあります。

 

1つが評価です。みんなが参加している場所に行かないと言うのは、多かれ少なかれ確実に評価を落とします。

 

忘年会で評価されるなんてバカバカしい話ですが、忘年会だけでなくほんの些細なことで人の評価は上下します。これが現実です。感情を持った人間である以上、嬉しいことをされれば評価は上がるし、そうでなければ評価は下がります。

 

そして、忘年会に行かなかったことで、翌日から他の人との接しづらさを感じるかもしれません。もともと良好な人間関係が築けていない場合はさらに臆病になりえます。

 

また、人間関係が良好でなくなると、お願いしたい仕事もお願いできなくなり、結局一人で抱えて仕事をしなくてはいけなくなるかもしれません。数ヶ月後、結果的に残業時間が伸びてしまい、好きなことをする時間が確保できなくなる可能性もあるのです。

 

ここまで考えると拡大解釈な気もしますが、忘年会をスルーしたことで得られたちょっとした喜びと、行かなかったことで逆に失うものを考えてみると、どちらが自分にとって有益なのかのヒントに繋がるのではないでしょうか。

 

もちろん、逆のパターンで機会費用を考えてみると、全く別の考え方もできます。

 

私の場合は忘年会に行って評価が下がったとしても、習慣化しようとしている勉強に邪魔が入ることの方がイヤです。

 

習慣を妨げる要因が現れると、また1から始めなければなりません。次の日も飲み会の疲れが残っていると、再開が先延ばしになるかもしれません。

 

そのリスクを考えると、一度飲み会に行くよりも自分にとって重要な習慣を重視した方がメリットは大きいと言えます。

 

また、その日忘年会に行かなければ副業で5000円稼げたはずだと考えると、忘年会の参加費5000円+稼げたお金5000円で合計1万円の損をしたとも捉えられるのです。

 

 

結局は天秤にかけた時にどっちが有益かの問題

 

忘年会をスルーしてもしなくても、どちらにもメリットとデメリットがあります。結局は自分でそれらを天秤にかけた時に合理的な判断をすることが重要です。単純に感情に任せて決めると良い判断ができない場合もあります。

 

機会費用という考え方で物事をみると、忘年会に限らず様々な判断が合理的にできるようになるはずです。

 

ぜひ試してみてください。

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にしむー

にしむーです。カフェ経営・手作り腕時計作家・ちっちゃい本屋など、自分の好きなことでビジネスをして生きています。
好きなことを仕事にして生きていきたい方に、ビジネスでの経験や学びをもとに役立つ情報を発信していきます。

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