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【必読】一冊の本から学ぶ日常で大切にすべき3つのこと『大切なことはすべて日常のなかにある』

「大切なことはすべて日常の中にある」画像

こんにちは。BOOKS ROUTE 193です。

生き方、働き方、暮らし方、考え方、捉え方…。本の中には、二度とない人生をより良く生きるための知識や知恵がたくさん含まれています。

今日も、僕が読んだ本の中から、自分らしい人生を生きるためのヒントになることをご紹介したいと思います。

素敵な本との出逢いになれれば嬉しいです。どうぞゆっくり見ていってください。

 

【今日の一冊:『大切なことはすべて日常のなかにある』】

今日紹介するのは、断捨離の生みの親であるやましたひでこさんと、心のカウンセラーおのころ心平さんによる共著『大切なことはすべて日常のなかにある』。

特別なことではなく、日々を見つめることで人生における大切なことは見つかる」ということを教えてくれる一冊です。

著者の二人はそれぞれ、暮らしとココロという言わば「日常」に真摯に向き合い、その中でヒトとして大切にしたいことを見つけて来られた方々です。

本書では、「暮らし」「モノ」「空間」「言葉」「ココロ」「つながり」「意識」「カラダ」「変化」「進化」というテーマについて著者が大切にしている考え方が記されています。

その中から、僕個人が特に心に残った「言葉」「つながり」「変化」を取り上げてみます。

 

【話す言葉えらびによって、人柄が作られることを知る】

「あなたの口から発した言葉は、あなたの人柄や他人からの印象を形成する。」

自分が話す言葉は、話す相手に届いて「印象」になります。

それと同時に、自分が話す言葉は自分の耳にも届いていることを意識している人は少ないと思います。

 

成功者と呼ばれる人たちの中には、このことを特に意識している方が大勢います。

サッカー日本代表の本田圭佑選手や長谷部誠選手、長友佑都選手も、プレッシャーや競争や挫折に負けないよう、普段から自分の話す言葉選びには注意しているそうです。

 

「自分が話す言葉は、自分の人柄や人格にも影響を与える」というのは、生きていく上で知っておいたほうが良いでしょう。

 

何事にもつまらないと感じてそれを口にしていたら、どういう人間に思われ、どういう人間になっていくか想像することは難しくないはず。

常に弱気な発言をしていたら、そういう人格になってしまうこともイメージがつくはずです。

 

今どんな言葉を選んで口に出しているか、そしてこれからどんな言葉を選んで口に出していきたいのか、一度考えて見てはいかがでしょうか。

 

また、使える言葉の数自体が少ないと、自分の想いや状況をきちんと伝えることは出来ません。

そのためにも語彙力を磨くことは大事なことで、本書の中でも「自分を表現する言葉を豊かにすると、自分の存在も豊かになる。」とあります。

何にでも「やばい」などの言葉を使っている人が増えていますが、どう思っているのか、何を伝えたいのかという自分の心と向き合い、それに適当な言葉を当てはめて発することで、自分らしさというのは出てきます。

 

ただし、あまりに名言ばかりを集めて口に出しても、薄っぺらい人間に思われることがあります。もちろんそうした言葉が自分の心情を言い当てていたり、ヒントになることはあります。

しかし、あくまで自分が口にする言葉は、自分がどう思いどう考えどう感じたかという自分自身の中から出てくる言葉にしていきたいものです。

 

【人間関係は、視点づくりで解決できることもある】

「イヤな人というのは、自分との関係が嫌な関係になってしまっているのです。だから、視点を変えて関係のつくり方を模索してみる。すると、それまでになかった関係性が動き出す。」

 

僕自身、学生時代には苦手だった部活の先輩と音楽のことで意気投合したり、会社員時代に苦手だった上司と機会があってマラソンに出たことで関係が改善されました。

人間関係、特に職場においては、全ての人に恵まれるというのは稀で、多くの人は多少の悩みがあるのではないかと思います。

もし、自分の働く職場が、仕事量の多い職場であればそれはさらに顕著になるはずです。

自分を含め誰もに余裕がなくギスギスした中では、お互いが相手を思いやる気持ちをなくし、その結果、苦手な人だらけという職場も少なくないのではないでしょうか。

一日の中の大半、もしかすると人生の中の大半をそうした環境の中で過ごすのは苦痛ですよね。病気になる人も仕事量よりも人間関係での病気が多いようです。

そんな状態では、望むような人生とはどんどんかけ離れていきます。職場を変えたり人を選べればとも思いますが、それもなかなか出来ることではありません。

 

そうした状況に対し、著者の二人は「視点を変える」ことで現状を変えることが出来ると説いています。

先程の僕自身の経験談のように、「部活ではなく音楽」「仕事ではなく趣味」といった、関係の視点を変えることでお互いの関係そのものが改善されることがあります。

なかなか周波数がよく似たもの同士出会えるわけではありません。

しかし、何らかの共通の話題やつながりが出来れば、関係は今より良好になるかもしれません。

遠慮したり、愚痴を言ったり、距離を置いたりしても改善は出来ませんが、こうした関わり方の視点を変えてみれば、案外打ち解けれるものかもしれません。

 

【変化の先にあるものを知る】

「今日は昨日より少し冒険してみる。このほんの少しの冒険は、胸のドキドキと笑顔をあなたにもたらしてくれる。」

何かにチャレンジすることは、歳を重ねれば重ねるほど出来なくなります。

失敗するリスクや恥をかきたくない心、変化への恐れなど、チャレンジに伴うネガティブな気持ちは誰もが初めは持つものだと思います。

 

「やってみたいことがあるけど失敗とか考えると結局チャレンジ出来なかった。」
「今の職場に不満しかないけど、転職の勇気はないからこの現状を受け入れる。」

こういう人は大勢いるのではないでしょうか。

 

人生は自分自身のものです。どういう選択をしても、他人にとやかく言われる筋合いはありませんし、全て自分に返ってくるので、責任も自分にしかありません。

ですが、もしあなたがそういう状況にいたとして、チャレンジに臆病になっている自分自身がいたとして、「こんな状態が続いていていいのかなぁ」と思う気持ちが出てきませんか?

 

チャレンジは確かに不安や恐れや失敗して周りにどう思われるかなど、いろいろなネガティブな要素を含んでいます。

しかし、そこをあえて冒険してみる。最初から大きなチャレンジではなくても、ちょっと昨日までと違うことにチャレンジしてみる。

その先には、ちょっとした胸のドキドキや達成感、嬉しさなど、チャレンジしないと味わえない感情が待っています。

その気持ちは、充実した人生にとって不可欠な要素ですよね。

 

僕もある時から、チャレンジ前の不安や緊張からくる震えのことを「武者震い」だと思わせることにしました。

このチャレンジを乗り越えた先にある達成感やワクワクを待ちきれない気持ちから来てるんだなと思うことで、意識が達成前の不安から達成後の充実感の方に向いて、前向きになれるんです。

 

本書の中でも、「臆病とは、自分の人生を決定できないという人生最大の病かもしれない」と書かれています。

二度とはない、自分らしい、後悔しない人生にするために必要なチャレンジ。不安よりも、その先の変化や進化を意識し、前向きにチャレンジすることの大切さをこの本は教えてくれます。

1ページ1ページ、本の言葉と自分自身の考えとを交互に行き来するようにこの1冊との仲を深めて言ってほしいなと思います。

 

【大切なことはすべて日常のなかにある 商品情報】

著者:やましたひでこ、おのころ心平

出版社:かんき出版

発売日:2016年12月7日

価格:1400円(税別)

 


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プロフィール
著者について
にっしゅ

ブックカフェ経営、アパレルブランド運営、Webメディア運営など、好きなことを仕事にした暮らしを実践中。
LIFE WORK CAFEでは、動画編集・Webデザイン・Webマーケティングなどをメインテーマに、副業・フリーランス・キャリアに関する記事の企画構成から執筆までを行なっています。

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