書道で名言を創作し続ける中塚翠涛が作品に残した大切な言葉とは?

「コトバノ森」画像書評・映画評
中塚翠涛「コトバノ森」
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本日紹介するのは、女性書道家 中塚翠涛さんによる書の作品集「コトバノ森」です。中塚さんの書と、その書にまつわる中塚さんの想いが書かれた一冊です。

 

中塚翠涛さんは書道家として創作活動に励む傍ら、テレビ番組の美文字コーナーの講師としても活躍し、ペン字練習帳なども出版されベストセラーになっています。

 

テレビでも活躍されている書道家さんですが、やはりその魅力を存分に感じられるのは、彼女の書の作品たちです。

 

本書の中で書かれる作品は、中塚さん自身がこれまで書いてきたものの中で、特に心に残っている四字熟語や禅語から選ばれた言葉たち。

 

「目にするだけ、口にするだけで不思議と癒やされたり、はっとさせられたり、奮い立たされたり…。コトバはいつもわたしにきっかけをくれました。」と彼女は語っています。

 

女性書道家 中塚翠涛さんの書く作品の繊細さと力強さ、そしてそこに添えられた彼女の大切にしている言葉への想い。

 

その中から少しだけ、こちらでも紹介させていただきます。

 

コトバの力を改めて感じる素敵な一冊ですので、ぜひとも手にとって見てください。

 

 

中塚翠涛が作品に残した大切な言葉

 

『無一物』

「人は何も持たずに生まれてきます。しかし、持つことが目標になってしまうと、それを失いたくないために執着しがちです。最初からないと思えば、あることに感謝の気持ちが湧くはずです。」

 

他人と比べたり、低俗な欲ばかり自分の中で生み出すことで、私は自ら自分に足りないものばかりを見ようとしてしまいます。

 

しかし、この書「無一物」に気付かされました。

 

生まれたときには何も持っていなかったことを。幼いときには出来なかったたくさんのことが出来るようになっていることを。数年前の自分と比べてやれることも手に入れたものもたくさんあるということを。

 

足るを知るということ。

 

それに気付ける人は、今の幸せを感じられる人だと思います。

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『平常心是道』

「ふだんの姿勢で当たり前のことを毎日積み重ねた結果がわたしの線。」

 

忙しいとき、イライラした時、落ち込んだとき、普段通りにやれない時は、なんだか自分がフラフラしてどこに向かっているかわからなくなるときがあります。

 

そういうとき、わたしの線はまっすぐ伸びているのではなく、眠たいときのノートのようにヘンテコなぐにょぐにょ線が伸びているみたいに思えます。

 

どんなときも、平常心を貫くことが一本のしっかり伸びたじぶんの線になるのだと思えたら、小さなことでぐにょぐにょと自分を見失うこともなくなりそうです。

 

『和』

「年齢や性別、立場をこえてお互いに寄り添うことで生まれる和やかな空気を大切にしたいものです。」

 

ネットの発展や核家族化など様々な要因で、昭和から平成にかけて人と人のつながりは失われていったと言われます。

 

職場や地域のコミュニティにおいても、なかなか腹を割って話ができる関係というのは築かれにくい印象があります。

 

そうした中で重要な考え方だなと思ったのが、「寄り添う」ということ。

 

誰もが自立して自分自身の環境や価値観を作り上げていく中で、他人に寄りかかるような意識が希薄になっているように感じました。

 

少し甘えたり、弱みをあえて見せたりして相手に寄りかかるようにし合えれば、その関係は寄り添うものになります。

 

人の悩みの多くは人間関係だと言います。

 

和やかな毎日は、そうした寄り添い合いの中で生まれてくるのかもしれません。

 

 

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【コトバノ森 商品情報】

著者:中塚翠涛(なかつかすいとう)

出版社:パルコ

発売日:2013年12月19日

価格:1300円(税別)

 




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にしむー

にしむーです。カフェ経営・手作り腕時計作家・ちっちゃい本屋など、自分の好きなことでビジネスをして生きています。
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