潰れない個人店になる3つの秘訣|個人のお店が長く続くためのビジネスモデルを「人生の勝算」から読み解く。

「人生の勝算」画像カフェの始め方 
前田裕二「人生の勝算」
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こんにちは。BOOKS ROUTE 193です。

 

生き方、働き方、暮らし方、考え方、捉え方…。

 

本の中には、『二度とない人生を自分らしく生きていきたい人』のための知識や知恵がたくさん含まれています。

 

僕自身もそんな本の力で人生が変わり、本屋さん勤務を経て、今は田舎の町で小さなブックカフェをやっています。

 

今日も、僕が読んだ本の中から、あなたが自分らしい人生を生きるためのヒントになることをご紹介したいと思います。

 

素敵な本との出逢いになれば嬉しいです。どうぞゆっくり見ていってください。

 

 

 

【個人店経営のヒントになるSHOWROOM前田裕二さんの「人生の勝算」】

 

WEB上のライブハウス「SHOWROOM」というサービスをご存知でしょうか?

 

YOUTUBEなどのように無料で動画が見れるアプリなのですが、ライブ配信であることや、配信者だけでなく観客席に視聴者である自分のアバターが登場して実際にライブを見ている感覚になるなど、独自の切り口でファンを拡大させているサービスです。

 

SHOWROOMの創業者である前田裕二さんは、ハーバードビジネスレビューにて、次代を拓く20人のリーダーに選出された、世界が認める将来有望な経営者のようです。

 

世界が認める経営者である彼が書いた一冊が、今日紹介する「人生の勝算」です。

 

この本を読み、『これは大きな企業の話じゃなくて、カフェや美容室とかの個人店を営む人にとってすごい参考になるじゃん』と思いましたので、小さな個人店を経営する方や自分のお店を持つという夢を持って勉強している方に向けてまとめてみました。

 

 

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【個人店がうまくいくビジネスモデルに必要な3つの要素】

 

SHOWROOMの前田さんは、成功するビジネスモデルには3つの要素があると考えています。

 

それは、「スナック的」で「不完全性」を持ち、「ヨコの繋がり」を生み出すもの。この3つを詳しく説明します。

 

スナックには成功するビジネスモデルの大切なポイントが隠れている。

 

1つ目の「スナック的」というのは、ちょっとわかりづらいかもしれませんが、「ヒトの持つ本質的な欲求を満たす」ということです。

 

決して大流行りはしていない場末のスナックのような店でも営業を続けているお店は多くあります。家賃や人件費が少なくて済むという理由ももちろんありますが、スナックはお客さんの求める本質的な欲求を満たしてくれる場であるというのも、スナックがなくならない理由です。

 

ヒトの持つ本質的な欲求とは何でしょうか?

 

本質的な欲求をかんたんな言葉にすると、「褒めてほしい」、「認めてほしい」「居場所がほしい」、「わかってほしい」、「飾らず素でいたい」といったものです。

 

難しく言うと、「所属欲求」、「承認欲求」「自我欲求」、「自己実現欲求」といったものになります。詳しく知りたい方はこの辺りのキーワードで調べてみてください。

 

よくビジネスというものは、欲しい人に欲しいものを届けることだと言われます。欲しいものという部分が、サービスやモノ、飲食店で言えば料理のメニューに当たります。

 

経営者の方やこれから起業を考えておられる方も、自分たちのビジネスが何を提供するかというのはものすごく考えられている部分だと思います。

 

ですが、「モノ」「サービス」だけがお客さんが欲しいものなのでしょうか?

 

あれが欲しいこれが欲しいの根底にあるものを考えてみてください。そうするとほとんどのものは、「認められたい」「褒められたい」「すごいと言われたい」といった、ヒトとしての本質的な欲求に結びつくはずです。

 

逆に言えば、本当にヒトがほしいものは、その欲求を満たしてくれるものだけかもしれません。そこに目を向け、アプローチしているのがスナックです。

 

つまりスナックというのは、お客さんが欲しがっている本質的なものを満たしてあげているお店なのです。お客さんを褒め、覚え、親身になる。こちらからさらけ出すことで相手にも自分を出しやすくさせ、素の状態で楽しく気持ちよく過ごしてもらう。

 

ヒトとしての欲求は誰もが持つものです。欲求部分を満たしてあげる施策を考えてビジネスに取り込むこと。それが成功するビジネスモデルにおいて大切なポイントです。

 

 

ヒトは完璧なものより不完全なものに愛着がわく生き物

 

2つ目のポイントは不完全性です。

 

AKB48のコンセプトは「クラスで3番目にかわいい子たち」という話があります。これまでの学生生活の中で、クラスで3番目に可愛かった子たちを思い出してみてください。

 

1番や2番の子は多分相当かわいいでしょう。喋ったこともない高嶺の花かもしれません。しかし、1番でも2番でもないとなると、完璧にかわいいというわけではないはずです。

 

3番目に選ぶとなると、ただ単純な可愛さや美人さだけでなく、なんとなく性格が良さそうだったり、何かに一生懸命頑張ってて素敵だなといった感情的な部分が影響してきているかもしれません。

 

3番目にはそうした魅力を持ちます。だからこそ応援したい気持ちにさせます。そこに目をつけたのがAKB48のビジネスです。

 

不完全性が、成功するビジネスモデルに欠かせない理由はここです。完璧ではないからこそ、共感するし、共感できる人たちが頑張っているからこそ応援したくなる。

 

スナックで働く人たちも、美女ばかりではありません。ですが、そうしたスタッフたちにもちゃんとお客さんがいます。

 

不完全だけど応援したくなる。逆に言えば、応援したくなる人というのは、不完全性を持つ人。ビジネスモデルを考える上であえて不完全性を持たせることは、成功するビジネスモデルに必要なことかもしれません。

 

そして、不完全性を持たせるのは難しくありません。ヒトは誰しも完璧ではないからです。

 

ですが、誰もが形式張ってよく見せようとして不完全な自分を隠します。それが必要な時もあります。だけど、成功するビジネスには不完全な方がいいのです。

 

不完全性を持たせるコツは「さらけ出すこと」。素の自分をさらけ出すことで、作ってない自分を見せれますし、相手にも身構えさせないので、「あっ、こんなに素を出してくれるならこっちも出せるな」と思わせることができます。たとえかっこ悪くても性格悪くても、そこに興味を持ってくれます。

 

ヒトは他人の長所を見ればすごいなーと尊敬しますし、短所を見れば愛着を持ちます。あなたの職場でも、さらけ出している人ほど可愛がられていたりしませんか?

 

こうした理由から、不完全性を持ったビジネスは、長く愛されるのに必要な要素だと言えます。

 

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ヨコのつながりを生み出せれば、ビジネスは勝手に育つ

 

3つめのコツは、お客さん同士を繋ぐヨコのつながりを意識的に作り出すことです。

 

スナックなどでは、はじめはお互いに知らない人同士でしたが、何回か通っているうちに顔馴染みになることがあります。また、AKB48のファンも、推しメンが同じファン同士は、正規のイベントではないにも関わらず、彼ら自身が交流を図るオフ会などのイベントを行ったりしています。

 

ヨコの繋がりは、そうした関わりを通して、勝手にビジネスを盛り上げてくれます。そうしたコミュニティを意識的にこちらから生み出すことが出来れば、そこにファンとなるお客さんの居場所ができます。

 

個人店であれば企業よりもお客さんの顔が見えやすく、コミュニティは作りやすいはずです。お客さんの顔を想像しながら、どうやったらお客さん同士を繋げることができるだろうかと考える。なかなかこうした視点を持っている人はいません。だからこそ一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

[まとめ]

 

成功するビジネスモデルに必要なことを見てきました。本書では、成功するビジネスモデルとして挙げた3つ以外にも、「共感力」や「相手目線でのコミュニケーション力」、「見極め力」など勝算を持てる要素がたくさん紹介されています。

 

多様化する社会の中で、全てのビジネスに当てはまる答えというのは存在しないかもしれません。

 

ですが、「お客さんとの距離感を大事にし、応援したくなる人や店になること」、そして「何かしら応援できる仕組みがあること」は多くの個人店が取り組みやすく、また結果にも繋がりやすいやり方ではないかと考えます。

 

たくさんの知識を取り込み試行錯誤しながら、自分らしいビジネスモデルを構築していってください。

 

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【胸に残った言葉たち】

 

「余白があるからこそ、ファンは自分が応援してあげないと、助けてあげないとダメだという気持ちになります。逆にルックスやパフォーマンスが完璧で一見非の打ち所がないアーティストは、現代ではファンを作りづらい。今の世の中はそういうものを求めていない。」

 

「僕はビジネスや勉強が大好きです。なぜなら、正しい方法でやればやるだけ必ず成果が出るから。」

 

 

【人生の勝算 本の紹介】

著者:前田裕二

出版社:幻冬舎

発売日:2017年6月30日

価格:1400円(税別)

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