2020年9月4日。企業調査センターよりSNSアカウント特定サービス「Sトク」が開始されました。
早速ネット上では「裏アカがバレるってやばくない?」という声が上がっています。裏アカの発信が企業に筒抜けだとしたら結構やばい人も多いのではないでしょうか。
現在就活中の方やこれから就活を迎える学生、また、転職活動をされている方にも大きく関わる問題ですよね。

この記事では、企業調査センターから発表された「Sトク」の特徴と、果たして裏アカは本当にバレてしまうのか?ということについて解説します。
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【裏アカ特定率88%の「SNSアカウント速特定プラン」とは?】
企業調査センターが開始したSNSアカウント速特定プラン「Sトク」。
企業の人事担当者が応募者の人間性やネットリテラシーを調査する目的で使われるこのサービスは、なんと裏アカ特定率が88%を超えるとも言われています。
「日常を盗み見するなんてひどい」という声もありますが、そもそも、人事担当者の9割は応募者のSNS投稿をチェックしているのが現状です。企業側からすればSNSのチェックはすでに当然のことなのです。
しかし、大声では言えない本音を、仲の良い友人だけが知っている場所や知人は誰も知らない場所などで発信する人も増えています。いわゆる裏アカや鍵アカと呼ばれるものです。
誰も見ていないからこそ本音を言える場所。そんな場所があれば、そこには人の本性が明確に現れますよね。
一方で、人事担当者としては、表向きの発信だけでなく裏アカの発信も見て応募者の人となりを判断したいという思いがあります。
そのニーズに対して作られたサービスが「SNSアカウント速特定プラン」なのです。
企業からの依頼があれば調査を開始し、以下のような報告書が企業側に送られることになります。
企業調査センターではこれまでも「バックグラウンド調査」や「マッチング調査」といったサービスを企業に提供してきました。
それらの調査で培ったノウハウを使ってSNSアカウントに特化させたのが、今回開始した「SNS速特定プラン」です。
【裏アカの問題点とサービス誕生の背景】
このようなサービスが誕生したきっかけとして以下の3つがあります。
- 良い人材を採用するために応募者の真の内面を見たい
- 業績や企業イメージを守るために不安分子を取り除きたい
- 社内の情報漏洩が深刻化
私も採用担当を担っていた身なので実感が持てますが、はっきり言ってエントリーシートや数回の面接だけで応募者の人となりを判断することは非常に難しいです。
数回の面接ならどれだけでも猫をかぶることができますよね。中には経歴詐称をして、でっち上げのフィクションを作ってくる者もいます。
裏アカをチェックしてでも真の内面を見たいというのが正直なところでしょう。
また、もし裏アカで良くない発信をしているのであれば、入社後に問題が発生する可能性も大きくなります。
会社内での出来事に対する愚痴を言ったり、取引先の名前を出して批判するようなことがあれば、それは個人の問題だけではなく企業のイメージを悪化させます。
取引先にも知られるようなことがあれば会社全体への不利益にもなりかねません。
さらに、最近は情報漏洩の問題も深刻化しています。セキュリティと言うと外部からの侵入などをイメージされる方も多いと思いますが、実は内部の人間による情報漏洩がもっとも多い事例なのです。
SNSに勝手に自社の情報を流すなど、個人責任の情報漏洩が後を絶ちません。
そのため、企業側としては採用前に応募者の裏アカの使用状況などを確認したい。そして、ネットリテラシーの有無をチェックして不安分子を取り除きたいという思惑もあるのです。
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【気になる調査方法|就活中の裏アカは本当にバレる?鍵アカにすればバレない?】
企業調査センターによると、裏アカを特定する方法として下記のような方法を採用しているようです。
・出身校の同級生や勤務先の同僚との繋がりや投稿内容から本人を探し出す方法
・本人のニックネームや趣味嗜好をヒントにアカウント名を想像したりする方法
もちろんこの他にも様々な方法で裏アカの特定が行われるでしょう。特定率88%以上で特定できなかった場合は0円と言っていることから、これまでのバックグラウンド調査やマッチング調査のノウハウに相当の自信があるはずです。
裏アカはバレる可能性が高いと考えておいた方が良いでしょう。
鍵アカとは、承認したフォロワー以外に投稿内容が見えないようにしているアカウントのことです。鍵アカであれば、たとえ特定されたとしても発信内容までは見えません。
しかし、鍵アカでもバレる可能性は十分あります。
たとえば、自分が鍵アカにしていても友人のアカウントからバレるかもしれません。実際に友人の投稿が元に発覚することも過去にあったようです。
また、IPアドレスからバレることもあります。あなたが使っているスマホと同じIPアドレスで投稿していれば同一人物のアカウントだと発覚します。
学校内のネットワーク回線を使っての投稿すれば直接個人は特定されないかもしれませんが、「〇〇大学からの応募者が一人しかいない」という状況であれば結果的に特定されることになります。
よく「ネットにわざわざ書き込まなければいい」「鍵アカを作ってまで書き込む人の気持ちがわからない」と言う声も聞かれますが、その考え方はデジタルネイティブ世代には通用しないとも思います。
彼らの世代のコミュニケーション方法は30代以上のに私達とは大きく変わっています。
今の子たちがウェブ上に書きこむのは、一昔前の人が日記に書いていたのと同じようなことです。
日記なら良かった訳ではなく、結局日記に書いたことがたまたまノートを貸した友達に見られてしまったと言うことがありましたよね。さらに昔には「王様の耳はロバの耳〜」と穴に向かって床屋もいました。笑
言いたくても言えないことを発散する場所としてネットを使うのは、スマホやネットが彼らにとってそれほど身近なものだからです。
彼らが悪いのではなく、そこにあるのは時代の変化に伴う手段の変化だけです。

結局のところ、「言っちゃいけないことはどこでも誰にも言わないようにする。」と言うことが一番の正解でしょう。
学生も大人も関係なく、ネットだから何を言ってもいいと言う訳ではありません。
いつだってバレる可能性があることを念頭において、社会人として恥ずかしくない振る舞いをしたいですね。
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