「挫折したことがない」ということが逆にコンプレックスだった僕の話

挫折したことがないということがコンプレックスだった僕の話。Life|より良い生き方
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こんにちは、にしむー2.0です。

 

就職活動の時、エントリーシートや面接で「挫折した経験はありますか?そしてあなたはそれをどうやって乗り越えましたか?」と問われることがよくあります。

 

僕はそのたびに、「挫折した経験なんて特にないなぁ・・。何も書くことないよ。」と思っていました。むしろ、挫折をしたことがないということがコンプレックスのように思っていたんです。挫折していれば、就活でも挫折から立ち直った話が出来るし、ヒトとしても挫折を経て成長出来てそうだし、正直挫折した人が羨ましかったです。

 

だけど、ある出来事がきっかけで気付いたんです。僕が挫折をしたことがないのは、挫折をする前に何事も中途半端に自分から逃げていたからだったんです。

 

今日はその話をします。

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【挫折したことがないのは何事も中途半端で逃げ出していたから】

 

アインシュタインはこう言っています。

 

「挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことがないということだ。」

 

挫折したことがない人間に対して、得意気にこの言葉を引用してくる人もいますよね。僕は21歳まで自分は挫折したことがないと思っていました。だけどこの言葉に出会った時、アインシュタインの言葉とは言え、ものすごい違和感を覚えました。

 

「いやいや、ヒトが生まれて今まで、何も新しいことに挑戦したことがないわけないだろ。」

 

実際僕も子どもの時から今までを振り返っても、上手になりたくてサッカーの教室に通ったり、英語が喋れるようになりたくて授業以外にも勉強したりと、興味を持ったことに対して人並みには挑戦してきました。

 

だけど、やり始めたことを本気になってずっと続けてきたかと聞かれれば、そうではありませんでした。部活に入っても面倒くさかったりしんどかったりで辞めちゃったし、英語もいつの間にかやらなくなっていました。

 

一言で言えば何事においても途中で逃げ出していたんです。

 

 

【逃げ出しそうなときに鏡に映ったダサくて情けない自分】

 

何事も中途半端に手を出してはすぐにやめていた状況でしたが、当時の僕は「途中で逃げ出している」自分にすらあまり気付いていませんでした。

 

そして、そんな自分に気付く出来事が起こります。それは大学3年から4年に上がる春休み、「原付で九州一周」をしたときのことでした。大学生の思い出として、「原付で九州一周しよう」と急に思い立ったのです。なんとなく学生っぽいしカッコいいじゃんという理由をみんなに話しました。

 

行動が早い自分でしたので思い立ったその日に九州の地図を買い、原付で一周できるルートを地図にマーカーで書き込みました。そして翌々日には出発。バイトの終わった夜中に当時住んでいた長崎を出発しました。

 

4月のはじめとは言え、まだ肌寒い中の出発。予報通り午前3時ごろから雨が降り出しました。雨に打たれるぐらいの覚悟はできていたのでカッパを着てそのまま走り続けました。そして徐々に夜が明け初めた頃、佐賀県を過ぎ福岡県に入ります。

 

その頃になると冷たく強い雨に打たれながらの運転は4時間ぐらいになり、だいぶ疲弊していました。朝方は交通量も増えたので、車の邪魔にならないよう気を張りながら白線の上を運転。

 

降り続く雨で道路は大きな水垂りになっており、白線も見えない豪雨の中で、なんとか朝ご飯を食べるためファミレスまでたどり着きました。

 

体は冷え切り、眠さもマックス。こんなに辛いのにまだ5分の1も行っていない・・・。

 

「九州一周は諦めて、雨が止んだら帰ろう。無理だったわーって笑い話になるだろう。こんな状況じゃ危ないし無理だし、しょうがない。」

 

僕がそんなことを考えながら温かいコーンスープを飲んでいた時です。ふと、雨が打ち付ける窓に自分の顔が映りました。寒さと眠さがあったとは言え、そこに映る自分は弱っちくてヘボくてダサくて・・・理由を付けて逃げ出そうとする本当に情けない奴でした。

 

その姿を見た時、気付いたんです。「自分は、挫折したことがないと言っていたけど、それは目標をやり遂げるまで努力したことがないからだ。なんだかんだ理由や言い訳をして、途中で逃げ出していたんだ。この先に待ち受けるものにビビッて、かわいい自分を守るために勇気を出してこなかったんだ。」

 

そんな自分自身に気付いたとき、心底がっかりしたんです。自分ってこんなにかっこ悪いやつだったんだって。

 

なんでもフットワーク軽くやれます!っていう割にちょっと嫌なことがあるとすぐ辞めちゃう自分には気付かない。

 

サッカーだってやり始めたけど自分よりうまいやつを見て「無理だ」ってあっさり諦めたし、英語だって発音の上手な人を見て「自分には無理だ」って努力もせずにやめてきていたんです。

 

一生懸命やって、それでも敵わない相手に出会った時に絶望する自分を守るために先にやめとく。周りと比べて、出来ないダメな奴だと思われることから守るために本気でやらない。

 

臆病な自分を守るために逃げ続けてきたから、挫折するほどの経験にならなかった。それが、「挫折したことがない」の本当の正体だったんです。

 

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【挫折は怖がらなくてもいい。どんなことがあっても挫折しない方法がある。】

 

結局僕はファミレスでそのことに気付いて、引き返しはしませんでした。ダサい自分を克服するため、ただ黙々と進路を進み、4日間かけて九州を一周しました。

 

挫折をしたことがない人の中には、もしかしたら僕と同じで「何事も途中で逃げ出していたから」という理由の人がいるかもしれません。

 

僕はそれに気づくだけでも、人生は変わると思います。途中で逃げ出すのが癖になっている人は、客観的に自分を見た時にダサいことに気付くはずです。僕は「挫折して傷つく自分」を恐れていました。バリアと予防線を張って、言い訳をしてやめていました。

 

だけど、それ自体がダサいことだと気付いてからは、諦めようとするときや逃げ出そうとするときに、自分にブレーキをかけれるようになりました。

 

そして、挫折の正体を知れば、恐れず逃げ出さず挑戦できることがわかりました。挫折を感じる原因は、視野の狭さです。

 

1つの方法でうまくいかなかったら違う方法を試せばいい。目標が叶わなかったら次の目標に置き換えればいい。そうすれば、挫折して落ち込んでいる暇はなくなります。

 

受験を例に挙げれば、志望校という一つの目標があって、その受験に失敗したとします。視野に志望校しか入ってなければ挫折を感じてしまうかもしれません。ですが、人生はそれで終わりではありません。いろんな選択肢があります。

 

視野を広げて、自分がどういう人生にしたいか、どういう生き方をしたいかを考えてみると、そのための答えは一つではないことがわかります。

 

そうしたら次の目標を定め、そこへ向けて努力していけばいいんです。失敗したから挫折。不合格だから挫折。負けたから挫折ではありません。

 

大学で不合格になってしまったら、編入するために努力したり、大学卒業時にその大学の人間よりもよい企業に合格するつもりで頑張るという選択もできます。大事な試合で負けてしまったら、次で勝つために努力したり、別の分野に移って勝つやり方も取れます。やりかたはいろいろあると思います。

 

視野を広げるポイントは原点に返ることです。なんでこの学校や会社に行きたかったんだっけ?なんでこの仕事に就きたかったんだっけ?そうしたことを考えると、その夢を実現できる方法は一つだけではないことに気付くはずです。

 

その考え方を身に着けることが出来たら、きっといい意味で挫折をしない人生を歩めるのではないかと思います。

 

僕はファミレスでの一件で挫折したことがない本当の原因に気付き、その後挫折せずに済む方法を知りました。思い通りにいかないことや上達できないもどかしさなどを感じることは多いですが、それでも自分の進みたい道をしっかり歩めていると思います。

 

 

この話で、挫折したことがないことをコンプレックスに思っている人に何かの答えを与えることは出来ないと思います。ですが、何かしらのきっかけになれば幸いです。

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プロフィール
この記事を書いた人
にしむー

にしむーです。カフェ経営・手作り腕時計作家・ちっちゃい本屋など、自分の好きなことでビジネスをして生きています。
好きなことを仕事にして生きていきたい方に、ビジネスでの経験や学びをもとに役立つ情報を発信していきます。

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