Macの代表的神アプリとして有名な「Better Touch Tool」。この記事では、Better Touch Toolをフル活用するためのおすすめ設定方法をお伝えします。
「どんな設定をしたら便利に使えるかわからない」
「Better Touch Toolをもっと活用したいけど、そもそも使えるショートカットをそんなに知らない」
私も「Better Touch Toolがおすすめ」と聞いてインストールしたものの、あまり有効な使い方がわからずに宝の持ち腐れ状態でした。
ですが、様々な情報収集をした今、神アプリの恩恵を受けて快適すぎるMacライフを送れるようになれています。
ぜひ参考にしてみてください。
【Better Touch Toolの基本的な使い方】
Better Touch Toolを簡単に説明すると、トラックパッドで出来ることを増やすアプリです。
それぞれのアプリには操作の利便性を上げるショートカットが用意されています。
ショートカットは基本的にはキーボードで入力する必要がありますが、Better Touch Toolを使えばトラックパッド上でショートカットの機能を使えるようになるのです。
まずはBetter Touch Toolの基本的な使い方を解説します
・アプリを開く
Better Touch Toolを開くには以下の方法があります。
・Spotlightで検索して起動
・基本的な使い方
基本的な流れは、
2、ジェスチャーを選ぶ
3、ジェスチャーをした時のアクションを選ぶ
この3ステップです。
⓪ アプリを開いたら、「トラックパッド」を選択します。
① まずはアプリを選ぶ
トラックパッドのジェスチャーを追加したいアプリを選択します。初期状態では「すべてのアプリ」しか出ていません。
個別のアプリで設定したい場合には、左下の「+」ボタンを押してMac内のアプリを追加できます。
② ジェスチャーを選択する
続いてジェスチャーを選択します。ジェスチャーとはトラックパッドの操作方法です。ジェスチャーは以下の要素を組み合わせて作成します。
・指1本〜5本まで
・操作
タップ、ダブルタップ、スワイプ、つまむ、広げる、回転、TipTapなど
・移動
上下左右隅など
例えば、
「2本指で下にスワイプスワイプ」
といった感じです。
③ ジェスチャーをした時のアクションを設定する
ジェスチャーを決めたら、そのジェスチャーを行ったときにどういったアクションを発動するかを設定します。
ここでは、アプリごとに決められたショートカット(Command+Qなど)の他にも、以下のような様々なアクションを選択できます。
このようにして、トラックパッドで出来るアクションを増やしていきましょう。
では、実際にどのようなアクションを設定したらBetter Touch Toolを効果的に使えるのでしょうか?
私が設定している便利なアクションをいくつかご紹介します。
【これで効率アップ|Better Touch Toolのおすすめ設定方法】
Better Touch Toolを使って私が設定しているアクションをご紹介します。これらのアクションを追加したことでMacの利便性が格段に向上しました。
・すべてのアプリ
「すべてのアプリ」で設定しているのは以下の2つです。
・3本指でスワイプダウン → アプリを終了する(Command+Q)
・5本指でタップ → スクリーンショット(アクション内「スクリーンショット」から選択)
アプリを終了する際の3本指スワイプダウンは使う頻度が非常に高いので設定しておくことをおすすめします。
中には、左上の×ボタンを押してアプリを終了させている方もいらっしゃるかもしれませんが、それではアプリをしまっているだけで終了はしていません。
裏でアプリが起動していると余計なメモリを使用してしまいますので、簡単に終了できるアクションを設定しておきましょう。
>>【Macアプリの終了方法】×ボタンでは終了しない? 裏で起動中のアプリを止める方法
・WEBブラウザ
ほとんどの方がMacでGoogle ChromeやSafariなどでインターネットを見られていると思います。
ネット閲覧はトラックパッドを使って行うことが多いので、できることが増えると利便性が大きく向上します。
私がGoogle Chromeで設定しているアクションは以下の5つです。
・3本指でスワイプダウン → いま開いているタブを閉じる(Command+W)
・中指を置いて人差し指(左側)でタップ → 左側のタブへ移動(Command+Option+←)
・中指を置いて薬指(右側)でタップ → 右側のタブへ移動(Command+Option+→)
・3本指でダブルタップ → 新しいタブを開く(Command+T)
タブの移動や新しいタブを開くなど、よく使う機能をタップだけで行うことができます。
・Photoshop、Illustrator、Final Cut Pro
デザイン系アプリを使っている方は、よく使うツールを設定しておくと便利です。
ツールをわざわざ持ち替えるためにカーソルを移動させるのって面倒ですよね。テキスト入力や選択ツールなどへの持ち替えをアクションで設定することで、作業効率は大幅に上がります。
・テキストエディタ
ワードなどのテキストエディタで便利なのが、「文書情報の確認」です。
今何文字書いたのか確認したいときってよくありますよね。私の場合は「3本指をタップ」で情報インジケータを表示できるように設定しています。
作業の手を止めずに確認できるので、文書を作る機会が多い方はぜひ設定してみてください。
【Cheat Seatを使えばBetter Touch Toolをさらにフル活用できる】
Better Touch Toolを使うことで様々なショートカットをトラックパッドだけで出来るようになります。キーボードショートカットだけでも十分便利ですが、
このようなデメリットもあります。Better Touch Toolを使えばもっとMacの操作性は上がりますのでぜひ活用してみてください。
とは言え、そもそもどのようなショートカットがあるのかを知らなければ、アクションを設定することができませんよね。
ショートカットはアプリごとに異なります。全てのショートカットを把握することは難しいです。
そんな時に便利なのが「Cheat Seat」というアプリです。
Cheat Seatをインストールすると、アプリ内で「Commandキー」を長押しすることでアプリ内で使えるショートカットを確認できます。
Better Touch Toolを最大限に活用するには、Chaet Seatが欠かせません。
Macをより活用するためにCheat Seatでショートカットを確認し、Better Touch Toolで設定してみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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