退職代行サービスのおすすめ5選 いきなり使って大丈夫？退職手続きのスムーズな進め方を解説

退職する際、上司に退職届を提出しなければならないのは大きなストレスではないでしょうか？

辞めると言って怒られたり、引き留めにあって思うように退職手続きが進まなかったりする場合も。

この記事では、退職申請の代行サービスの特徴とメリット、おすすめのサービス5選を紹介します。

「退職代行サービスをいきなり使うのは不安…」という方にも、退職手続きの進め方をわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

【退職代行サービスのメリットと利用の流れ】

退職代行サービスとは、会社を退職する際に、退職手続きの代行をしてくれるサービスです。

退職する際は、会社に退職届を提出したり、有給休暇の未消化分を調整したり、退職金の明細を確認したりと、様々な手続きが必要になります。

退職代行サービスを利用すれば、これらの手続きを代行してもらうことができるため、退職のストレスを感じることなく、次の人生をスムーズにスタートすることができます。

転職活動で内定をもらった後に、今の会社で引き留めにあったら面倒ですよね。トラブルを避けるためにも、第三者に進めてもらうことは効率的です。

・退職代行サービスの内容と利用の流れ

退職代行サービスでは、おもに以下のような手続きを代行してくれます。

これらはサービスによって異なります。

退職代行を利用する流れは、まず退職代行会社に依頼内容を伝え、契約を締結。すると担当者が会社に退職する旨の連絡を行います。その中で、退職金や証明書の交渉と申請も行うといった流れです。

依頼は公式サイトからLINEやメールで出来るので、店舗まで行く必要もありません。

退職代行業者からあなたの会社への連絡は、最短即日で行なってくれるので、明日から会社に出社しなくても良くなります。

・退職代行サービスを利用するメリット

退職代行サービスを利用する主なメリットは以下の3点です。

1つ目は、退職申請のストレスと手続きを回避できることです。

退職を伝えるって考えるだけでもストレスですよね。気持ちよく送り出してくれるなんて会社はほとんどないでしょう。

退職には多くの手続きが必要で大変ですが、それらをすべて任せることができるのもポイント。なかなか言い出せない退職金や有休消化に関することや各種調整も任せることができるので安心です。

2つ目は、トラブルの回避です。会社との間で退職金を巡るトラブルが起きるケースが少なくありません。サービスを利用すれば会社とあなたのやり取りは一切不要。トラブルを回避できます。

3つ目は、100％退職できることです。退職を切り出しても引き留められたり、叱責された挙句保留になったり、「何月まではいてくれ」と懇願されてすぐに退職できないこともあります。

次の転職先が決まっていたら困りますよね。退職代行サービスでは代行連絡を実施したその日から出社する必要がなくなります。

確実に今すぐ辞めたい方には最適なサービスだと言えるでしょう。

このように、退職代行サービスを利用することで、退職に関する大変な手続きから開放され、スムーズに次の人生に進むことができるのです。

【退職代行サービスの選び方】

退職代行サービスを選ぶ際にはどのような点に注意すればよいでしょうか。

これら5つのポイントについて解説します。

・専門知識とノウハウ

退職手続きには、労働法規や社会保険の知識が必要不可欠です。専門家の知識と経験が豊富であればあるほど安心です。

また、業界や職種に特化したノウハウがあるかどうかも重要です。例えば、教員は免許状の返納手続きが必要で、公務員は退職手当の計算が複雑です。

業種別のノウハウがあるサービスを選ぶとスムーズでしょう。自分の業種や状況において退職代行に応じてもらえるかは、各サービスの無料問い合わせで事前に確認しましょう。

・弁護士監修や労働組合方式による適正適法な業務運営

退職手続きでは、法令を守った対応が求められます。弁護士監修など、業務内容が適正であることが確認できるサービスを選ぶことが大切です。

基本的に企業は、退職の申し出や交渉に対して応じる義務があります。しかし、より強い効力を持たせるためには、弁護士や労働組合からの申し出が有効です。

労働組合との連携や体裁を持ったサービスを利用することで、確実性を上げることが可能になります。

確実に退職できるよう、業務運営の信頼性を確認することをおすすめします。

・弁護士の有無

トラブル発生時の弁護士サポートは重要な選定ポイントです。特に、退職理由が会社とのトラブルであったり、対立が生じている場合には、弁護士のサポートが不可欠。

裁判に発展する可能性もあるので、弁護士が在籍するサービスを選ぶことを強くおすすめします。

また、公務員の場合は弁護士のいる退職代行サービスが必須。国や自治体などは、民間業者のような第三者の退職申請は受け付けないという特性があります。

一方、弁護士であれば、国や自治体に対しても代理人として退職交渉を進めることが可能です。

・代行内容の範囲

代行してもらう手続きの範囲も大切なポイントです。

退職願いの提出代行だけでなく、年金手続きや税金の精算、健康保険と雇用保険の脱退手続きなど、退職に関するすべての事務を包括的に代行してくれるサービスを選ぶことをおすすめします。

また、中には退職後の転職支援や社宅からの引越し手続きのサポートがあるサービスも。退職代行EXITのように、転職支援を利用することで退職代行費用がキャッシュバックされるところもあるので要チェックです。

・追加料金の有無

退職代行サービスの公式サイトでは、依頼費用が表記されていますが、場合によってはその金額以上の追加料金がかかることがあります。

特に理由もなく相場よりも安いサービスの場合は、オプション料金が多くかかる場合も。トータルでいくらかかるのかを見極め、信頼できてコスパの良いサービスを利用しましょう。

これらの点を総合的に判断することで、自分に合った最適な退職代行サービスを見つけることができるはずです。

【おすすめの退職代行サービス5選+a｜格安料金が評判】

それでは、おすすめの退職代行サービスを紹介していきます。

ここでは、これら6つのサービスに厳選して、特徴とおすすめポイントを解説します。

・退職代行EXIT

業界最安料金で利用できるEXIT。その安さの秘密は、業界の先駆者的サービスで知名度も抜群にあるので、広告費を削減できていること。

また、EXITでは弁護士の監修や労働組合との提携がないことも、料金を抑えられている一因でしょう。弁護士の監修や労働組合方式を採用することは、退職交渉で一定の効力を持ちますが、必須ではありません。

実際、労働組合も持たず弁護士の監修もないEXITですが、毎年1万人以上の退職希望者を100％成功に導いた実績があります。

会社への丁寧な連絡と退職連絡を成功させるノウハウを持っているので、余計な費用をかけずに利用者を退職成功に導くことができていると言えます。

万が一、会社側が退職代行に応じずに裁判まで持っていくとなった場合、どちらにせよ弁護士のいない退職代行サービスではどこも太刀打ちできません。新たに弁護士との契約が必要となります。

どうせ他のサービスでも太刀打ちできないなら、最安＆全額返金保証のある退職代行サービスにしておくべきですし、その前に解決するなら最もコスパの良い選択になりますよね。

退職に成功しなかった場合でも全額返金保証があるので安心です。

とはいえ、EXITの退職代行の成功率は100％ですし、裁判にする場合は会社側に費用負担が大きく、現実的に裁判になることはほぼあり得ません。最悪の心配は、余程やばい会社でない限り不要でしょう。

また、エージェントと提携した転職サポートも用意しており、指定のエージェント経由で転職に至った場合は、退職代行費用の20,000円がキャッシュバック。つまり、無料で退職と転職を成功させることができるのです。

退職代行サービスの数は増えていますが、圧倒的な使いやすさとコスパの良さを誇っているのがEXITです。

退職代行EXIT
公式サイト

・退職代行 辞めるんです

辞めるんですは、顧問弁護士の監修と労働組合との提携があるので、安心して退職代行を任せられます。

LINEから24時間申し込みができて、即日対応。今日から会社に行く必要がなくなります。

未払い賃金や未消化の有給消化についての交渉も代行してくれるので、細かいところまで調整してもらいたい方におすすめです。

また、申し込み時に支払いが必要なサービスがほとんどの中、「辞めるんです」では退職代行実施日から1週間後までに支払いを済ませばいいのも魅力です。

1週間後にクレジットカード決済をした場合、実際の引き落としまでは2ヶ月ほどあるので、現時点で経済的に余裕がない方でも利用しやすいサービスです。

￥27,000/回

支払い方法は、クレジットカード決済・銀行振込に対応。支払いは、遂行後1週間以内の決済なので、後払いできるところもポイントです。

辞めるんです
公式サイト

・退職代行Jobs

退職代行jobsでは、過去の利用者の退職率が100％です。弁護士監修＆労働組合との連携で安心して退職手続きを進められます。

もちろん即日対応可能なので、今日から出社する必要がありません。

転職サポートや社宅や寮からの引っ越しサポートもあるので、人によっては「かゆいところに手が届くサポート」を受けられるでしょう。

退職代行Jobs
公式サイト

・退職代行ガーディアン

東京労働経済組合から認証されている法適合の労働組合であるため、違法性がなく、安心して利用できます。

労働組合と連携している退職代行サービスの中には、その労働組合自体がグレーなところもあるので、東京労働経済組合からの認証という点は信頼が持てます。

実際、「退職を引き止められるかもしれないと思っていたけどスムーズに退職できた」という口コミも。利用者満足度の高いサービスとして人気です。

￥24,800/回

支払い方はクレジットカード決済・銀行振込に対応

退職代行ガーディアン
公式サイト

・退職代行SARABA

退職代行SARABAは労働組合が運営しているため、会社との交渉力に強いところが特徴です。

有給消化や未払い賃金・残業代、退職日についての交渉を依頼したいケースでの利用に向いています。

各種交渉ができて24,000円と安価に利用できるので、退職を伝えてもらうだけでなく、いくつか要望がある場合におすすめです。

￥24,000/回

支払い方法はクレジットカード決済に対応

退職代行SARABA
公式サイト

※弁護士法人ガイアの退職代行（公務員や会社とモメている人向け）

弁護士法人ガイアの運営する退職代行サービスでは、民間サービスではなく弁護士から会社に連絡が行くので、会社側からの反発に対する抑止力が強いことが特徴です。

「退職できない」といったことや「最後まで面倒見てくれない」といったことがなく、安心して利用できます。

また、交渉ごとや賠償請求へも、退職に関するノウハウを多く持つ弁護士が直接対応。民間サービスからの退職代行を受け付けない公務員や会社と揉めそうな方などにおすすめです。

アフターサポート付きフルサポート

￥55,000

弁護士法人ガイアの退職代行
公式ページ

【退職代行を使う前にやっておくべきこと｜退職手続きをスムーズに進めるためのポイント】

会社を辞める際、退職代行サービスを使うことで退職手続きは大幅に楽になります。しかし、サービスを申し込む前に自分でやっておくことが重要です。

これら退職手続きをスムーズに進めるために必要な事前準備について解説します。

・辞める前にやっておくべきこと

退職代行を使う前に必要な準備には以下のものがあります。

それぞれの準備方法を理解しておきましょう。

雇用契約書の退職項目を確認

退職の際には、退職金や年金などの退職給付が発生します。これらの請求方法や受け取り方は、入社時に交わした雇用契約書に記載されています。

退職前に必ず契約書を確認し、退職金額や請求のタイミングを把握しておきましょう。退職代行会社に正確な情報を伝えることができ、手続きがスムーズになります。

雇用契約書には、退職金の計算方法や年金加入状況も記載されています。自分で計算した金額と会社側の計算が合致しているかも確認しておきましょう。退職手当は会社によって異なるので、事前確認は大切です。

健康保険の移行方法

退職により会社の健康保険を辞めることになりますが、国民健康保険など新たな保険に移行する必要があります。

健康保険の資格喪失手続きには、退職証明書や資格喪失証明書などの書類が必要になります。

また、厚生年金も退職と同時に脱退手続きが必要です。資格喪失の確認通知書をもらっておくことで、後から年金記録を確認できるので便利です。

退職時にもらうべき必要書類の例としては、以下のものがあります。

退職代行会社に依頼する際に、これらの書類の発行依頼も併せて行いましょう。

会社からの貸与物の返却

会社から貸与されているものは、退職するにあたって返却する必要があります。

こうした貸与品を確認し、返却漏れがないよう注意しましょう。返却先や送付方法も事前に確認しておきましょう。

退職届を用意

退職届は事前にひな型を用意しておき、記入漏れがないようチェックしましょう。退職代行サービスを利用する際に、テンプレートを用意してくれるところもあります。

退職届には、退職理由や退職後の連絡先を記載する必要があります。書き方がわからない場合は退職代行サービスに相談してみてください。

・まずは申し込み前に相談してみるのがおすすめ

退職代行には、単なる申請連絡の代行から就職支援まで、様々なサービスがあります。

利用するサービスによって内容や費用が変わるので、まずは無料で相談してみることをおすすめします。

相談では、おすすめのサービス内容や利用方法をアドバイスしてくれます。不安な点を事前に解消できるので、スムーズな申し込みにつながります。

また、就職支援サービスと提携しているEXITなどに相談する時には、退職後の就職活動の予定を伝えてみてください。退職手続きと就職活動をパックで依頼する方が費用を抑えられる場合があります。

一度無料相談を受けて自分に合ったサービスを選び、申し込みの準備を整えておくことで、退職申請代行をスムーズに利用できるはずです。

【自分に合った仕事を見つけたい方は「キャリア相談」を受けるのがおすすめ】

退職後の様々な不安を抱えている方もいるでしょう。

そんな方は、退職代行を使って会社を辞める前に、キャリアカウンセラーによる「キャリア相談」を受けることをおすすめします。

キャリア相談では、まずカウンセラーがあなたの経歴や性格、価値観をヒアリングします。その上で、あなたの強みや適性を分析し、向いていると思われる仕事や働き方を提案してくれます。

キャリアカウンセラーからの質問や自己分析のフレームワークを通して、自分の特性や本当にやりたいことが見つかります。キャリアの方向性が見えてくるので、前向きに次のキャリアに踏み出せるようになるのです。

例えば、退職代行EXITでは、転職エージェントと利用してキャリア相談や転職支援サポートも受けることが可能です。

20〜30代でキャリア相談サービスを利用する方は急増しているので、あなたにとっても何か良いきっかけになるかもしれません。キャリアを考え直したい方は、専門家のアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。

キャリア相談サービスについては以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。1時間ほどの無料お試し相談もできるので、利用してみる価値ありです。

【厳選】キャリア相談おすすめサービス5選 無料で転職相談できる有料カウンセリングのお試し体験は必見

【徹底比較】キャリア相談サービスおすすめ6選 有料カウンセリングの無料オンライン体験が評判

この記事では、キャリアカウンセリングを受けたいと思っている方に向けて、有料キャリア相談を受けることのメリットとおすすめのサービスを紹介します。オンラインでの無料体験相談も実施しているので、仕事や転職の悩みを抱えている方は利用してみる価値ありです。

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【退職代行に関するよくある質問】

最後に、退職代行に関するよくある質問へお答えします。

・いきなり退職代行サービスを活用して大丈夫？

「会社に何も言わずに、いきなり退職代行を使っていいのかな？」と思う方もいるかもしれません。

辞めるとはいえ、今までお世話になった会社でもあります。礼儀的な意味合いでは、代行よりも自分自身で伝える方が筋が通っているでしょう。

しかし、それはお互いに良好な関係が築けている場合のみだと思います。代行を使おうと思わせる責任は会社や上司にもあるので、あなただけが律儀でないというわけではありません。

また、転職先での勤務日が決まっているのに引き留められたりしたら面倒ですよね。引き継ぎや人材育成などは会社の責任であり、あなたに必要なことではありません。

自分で退職を告げて引き継ぎを行なった後に、円満に退職できるのが一番です。しかし、ブラックな企業も多い中でそれが不可能な場合があることも事実です。

あなたはあなた自身のキャリアや健康を考えて、自分にとって一番良い方法を選びましょう。

・会社から連絡が来ることはある？

退職届を提出後、会社から直接連絡が来ることはほとんどありません。

退職届の受理や退職金の支払日程などの連絡は、すべて退職代行サービスを通じて行われます。会社とのやり取りは一切不要なので、安心して任せられます。

まれに確認が必要な点がある場合は、サービス担当者が会社と連絡を取り、結果をお客様に報告してくれます。直接会社と関わることはないので安心して利用できます。

もちろん、連絡先を知っている会社の上司や同僚からは、心配してメッセージが届くかもしれません。

しかし、それらに関して嫌であれば返信する必要はありませんし、連絡を受けたから会社に行かなくてはならないということもありません。

・退職金の交渉などはできる？

退職代行サービスには、退職金や有給休暇の使用交渉をしてくれるところがあります。

例えば、自分の退職金計算が雇用契約と相違していると感じた場合、弁護士などの法律のプロに相談することができます。会社と退職金額を交渉し、より有利な条件を引き出す手助けをしてくれるでしょう。

ただし、交渉できる内容には限界がある点にも注意が必要です。

退職代行サービスごとに代行の範囲は異なります。どこまでサポートしてくれるかはしっかりと確認した上で選びましょう。

以上のように、退職代行サービスには不安な点を解消してくれるメリットが多数あります。ぜひ活用してストレスなく退職を実現しましょう。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。