Macを使ってみたい。クリエイティブな感じがしてすごく憧れる。けど、仕事はWindowsがメインだし会社のPCもWindows。Windowsしか使ったことない自分には使いこなせないかな? …でも欲しいなぁ。どうしたらいいんだぁ〜!
この記事ではこんな悩みを解決します。
私はちょうど1年前に初のMacを購入したのですが、完全に皆さんと同じ悩みを抱えていました。それから調べに調べて、ようやくMacの最高の使い方を見つけました。
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、実はMacにはWindowsを入れて使うことができるのです。
仕事の資料はWindowsを使って作成し、普段使いやクリエイティブな作業はMacを使う。
こうしてMacとWindowsの二刀流になったことで、私のパソコンライフは大きく幅が広がりました。今はもう完全に手放せません。
パソコンは仕事で使うための道具だと思っている人も多いと思います。Windowsユーザーにとってはほとんどそうでしょう。ですが、Macにすると「やってみたいこと」が次々と出てきます。
・動画に音楽やエフェクトをかけてちょっとしたムービーを作る
・プログラミングを勉強して新たなスキルを手に入れる
・AppStoreから様々なビジネスツールをダウンロードして、優秀なビジネスマンっぽくなる
私はMacを買ってこのようなことにチャレンジしてみました。
それでは、Macの魅力を紹介しつつMacでWindowsを使う方法も解説していきます。この記事を読めば、先ほどのようなお悩みは全て解消されるのではないかと思います。
是非みなさんもMacユーザーになってみてください。
>> 副業用パソコンにはMacをおすすめする7つの理由【どこが違う?】
【Macにはこんないいところがあります】
私が実際に使ってみて感じたMacのメリットがこちらです。
パソコンを使っていてこんなにも満たされる体験はこれまでしたことがありませんでした。
Macはコンピューターだけどコンピューターではありません。相棒と呼ぶのが一番しっくりきます。皆さんにとっても、きっとそんな一台になるでしょう。
⬇︎ 他にもこんなことができるようになります。
【Windowsと比較したときに正直感じたデメリット】
Windowsと比べたときのMacのデメリットも紹介しておきます。
IT業界をのぞくほとんどの一般企業ではWindowsが主流です。世界的なシェアを見ても2019年10月時点でWindowsが86%でMacは11.6%。
圧倒的にWindowsが高いシェアを保っているのには理由があります。
市販のソフトやウェブ上のアプリケーションの中には、Windowsでしか使えないソフトも多く存在します。もちろんMacでしか使えないソフトも多いのですが、使いたいソフトや会社で必要なソフトが自分のパソコンに対応していないと非常に困ってしまいますよね。
もっとも困る点はMicrosoft Officeでしょう。PCでの作業においてWord、Excel、Powerpointなどは必須ツールですよね。そうしたオフィス系のソフトはマイクロソフト以外も出していますが、それぞれ互換性に難があり、結局のところ純正以外は使いにくい部分があります。
MacにもMac版のMicrosoft Officeがあるのですが、同じソフトでもMac版とWindows版は完全に互換しているわけではありません。一般的な使い方においてはほとんど問題ありませんが、マクロ関数などを使用した時に崩れてしまうことがあるので注意が必要です。
また、2016年以降のMacBookシリーズではインターフェースが大幅刷新され、USB-Cしか挿すことができません。そのため、USB-Aの端子を挿すにはアダプタを買わなくてはいけないのです。
Macの見た目はスッキリしましたが、実際USB-Aを使う機会は今のところ非常に多いので、かなり困ると思います。私もここが悩みどころでした。
プリンタやBlu-rayプレーヤー、プロジェクターなど、まだまだUSB-A端子やHDMI端子が不可欠な場合も多いと思います。デジタル一眼レフのSDカードを挿すスロットも欲しいですよね。
2016年以降のMacにはこれらのインターフェースが付いていないので、非常に不便を感じると思います。
こういう点がMacを選ぶ上で非常にネックになりますよね。しかし、こうした問題を解消して、Macを使う方法があるのです。
【これが最善策!2015年版MacBookProでMacとWindowsの両方を使う】
私がおすすめしたいのは、「2015年版のMacBookProを中古で購入して、Windowsを入れる」という方法です。
「なぜ中古?」「なぜ2015年のMacBookPro?」
このように思われる方もいらっしゃると思いますが、理由は3つです。
それぞれ解説します。
・MacにWindowsを入れればMacもWindowsも両方使えて最高
冒頭でもお伝えした通り、MacにはWindowsを入れて使うことができます。方法は2つあります。
・Paralleles Desktop
「Bootcamp」は本体のストレージをMac用とWindows用に分けて使う方法です。
例えば256GBのメモリがあるとすれば、128GBずつMacとWindowsで分けることができるといった感じです。割合は自分好みに調整できます。
BootcampはPCを起動する時にOptionボタンを押しながら電源を入れることでMacかWindowsかを選べます。Windowsを選択すればWindowsOSが立ち上がり、MacなのにWindowsを使えるという状態になるのです。
一方の「Paralleles Desktop」では、Macの中のアプリとしてWindowsを使えるようになります。Macのデスクトップの中にWindowsが現れるといった感じです。もちろん、全画面表示にすればWindowsPCのように画面いっぱいWindowsにすることもできます。
Paralleles Desktopのメリットは、
この2点です。
特にファイル共有は非常に簡単です。ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストをMacとWindows間で自由にできるのには感動します。
「Bootcamp」で必要なのは、Mac本体と「Windows10のソフト」です。Windows10のソフトは¥17,000ほどで購入できます。
Paralleles Desktopを使うには、その2つに加えて「Parallels Desktop for Mac」のソフトも必要になります。こちらのソフトはAmazonだと¥6,000で購入できます。Paralleles Desktopの方が高いですが、快適さはこちらの方が上です。両方とも頻繁に使う方は買っておいて損はないでしょう。
Windowsがどうしても必要なためMacに踏み込めない方は多いと思います。ですが、このようにMacにWindowsを入れることで簡単に解決します。
Macの直感的な操作やクリエイティブなソフトを使うことができ、同時にWindows向けのバラエティに富んだソフトを使うこともできます。
Macしかなくても会社で使う資料を扱うことができますし、Windows向けのソフトをインストールすることもできるようになるのです。もちろん、WindowsOSでOfficeソフトを使えば他のPCで表記が崩れるなんてこともありません。
・2015年以前のMacBookシリーズは拡張性が高い
Macのもう1つの大きな問題が拡張性です。現行のMacにはUSB-Cポートしかないので、USB-Aの端子はつけられません。
それを解決するのが、「2015年以前のMacBookを買う」ということです。2015年以前のMacは、実は拡張性が高かったのです。
・ThunderBolt
・SDXCカードスロット
・HDMI
・イヤホンジャック
といった拡張子が揃っており、現行の機器の多くに対応することができます。
家や仕事で使う周辺機器がこれらに対応している方には嬉しい拡張性ですよね。これだけの拡張性を備えたMacは2015年版のMacBookシリーズが最後なのです。
・Macは中古でも状態の良いものが多いので数年は使える
とは言え、中古でパソコンを買うことに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
Macの場合は基本的に5年後にも通用するように作られています。実際、2015年に作られたMacも最低モデルがメモリ8GBでストレージ256GBからとなっており、それは現行のパソコンと比べても大差ありません。5年前のものでも十分通用するのです。
また、Macの中古品には消耗が少ない美品が多いのも特徴です。
そもそもMacを買う人は仕事でやむを得ず購入して雑に扱うようなことはあまりしません。
車を愛車として乗っている人と、日常の足として乗っている人の違いのようなイメージです。大切にメンテナンスされた車は状態が良いものも多いですよね。
Macも大事に扱う人が多いので、年数が経っても状態も良いものが多いのです。
逆に、使い勝手に慣れないなどの理由で買ったけど全然使わずに放置していたという人も実は結構いるようです。メルカリの出品者の中には起動の仕方がわからなくて一回も使っていないう人さえいました…。
MacBookのバッテリーは交換までの目安が1000回ほどとなっていますが、2015年版のものでも放充電回数が100回以下のものなどもざらに売っています。
そういうものを選べばかなりコスパよくMacをゲットできます。Macは中古でも値段が下がりにくくはあるのですが、それでも2015年版であれば7〜10万円ほどで購入できますよ。
この方法をとることで、
といったベストな買い方ができるのです。
【まとめ:かなりベストな選択だけど用途によってはおすすめできない場合も】
Macを使いたいけれど仕事で使うためにWindowsがないといけない。そんな人にとっての最適解は、「2015年のMacBookProを中古で購入してWindowsを入れること」という提案をしてきました。
なるべく綺麗で放充電回数の少ないMacであればこれから数年間は使えますし、2015年版のMacシリーズの中でもMacBookProにすればスペック的にも十分です。これらをAmazonやメルカリで探して購入するのが一番おすすめの方法になります。
ただし、この方法は誰にでもおすすめというわけではありません。
こうした人には正直この2015年のMacではスペック不足です。拡張性は諦めて、せめて最新のMacBookProでWindowsを入れましょう。
「レッドブル 翼を与える」というCMがあるように、Macも自分に翼を与えてくれる存在だと私は思います。Macを購入するまではパソコン自体そんなに使うことがありませんでしたし、クリエイティブな作業もしたことがありませんでした。
しかし、Macを使っていると何か新しいことを始めたくなるので不思議です。この一年で画像や動画の編集も行いましたし、プログラミングの勉強も始めました。クラウドワークスを使った副業も、Macがあることで出来る仕事の幅が広がりました。
いまMacを買おうか迷っている方は、Macを手に入れることで人生は好転すると思います。AppleのCMの中でホテルデザイナーの竜崎翔子さんが「Macを使うと、自分が思っている以上のアウトプットができる」と話していて、その言葉にとても共感を覚えました。
Macを持つと何か始めたくなります。そして、やってみることで自分の人生は少しずつ変わるはずです。
Windows縛りで悩んでいるなんて本当にもったいないですよ。ぜひ、これをきっかけにMacライフを始めてみてください。
【Windowsユーザーにとって「ベストなMac」を手に入れる方法】
(大きさは13inch、15inchどちらでも。ストレージは256GB以上推奨)
2、Windows10 homeを買う
3、Parallels Desktopを買う
中古のMacBookProは、メルカリやヤフオクで状態の良い掘り出し物が見つかることもあります。
【MacBookと一緒に買いたいおすすめの周辺機器】
Macライフを快適にしてくれるアクセサリも紹介します。