人としての正しい生き方とは?|二宮金次郎の人生に学ぶ理想の人間像

「超訳報徳記」画像Life|より良い生き方
超訳報徳記
スポンサーリンク

 

こんにちは。BOOKS ROUTE 193です。

 

生き方、働き方、暮らし方、考え方、捉え方…。本の中には、『二度とない人生を自分らしく生きていきたい人』のための知識や知恵がたくさん含まれています。

 

僕自身もそんな本の力で人生が変わり、本屋さん勤務を経て、今は田舎の町で小さなブックカフェをやっています。今日も、僕が読んだ本の中から、あなたが自分らしい人生を生きるためのヒントになることをご紹介したいと思います。

 

素敵な本との出逢いになれば嬉しいです。どうぞゆっくり見ていってください。

 

スポンサーリンク

 

【代表的日本人 二宮金次郎の生き方とは?】

 

今日は戦後代表的日本人の一人として紹介された二宮尊徳(金次郎)の考え方や行動がまとめられた報徳記、その現代語版とも言える超訳報徳記をご紹介します。

 

二宮尊徳は農村の子として生まれるものの、村や武家の再建などを託され日本中に名を轟かせた偉人です。二宮金次郎像が各学校に建てられたように、幼い頃から学ぶことに貪欲で、止められても止められても寝る間を惜しんで本を読む方だったようです。

 

彼が愛読していたのは『大学』という論語や孟子と並んで有名な中国の古典です。なんとか苦しい生活を抜け出したいという思いから勉学に励み、知識や知恵を得て生活の立て直しを行いました。

 

彼が重視したのは『仁義礼智信』『分度。善行をすることで救われるという信念を持ち、具体的な立て直し方法としては、生活における必要最低限度の支出(分度)を定め贅沢はしないというもの。

 

そうした善行と分度を用いて貧窮に苦しむ村々に復興のきっかけを与えてきた二宮尊徳。今日はそんな二宮尊徳の報徳記から、私たちの人生にも良いきっかけを与える教えを紹介します。

 

 

【二宮金次郎(尊徳)の生き方に学ぶ、人としてのあるべき道】

 

[心の水やりを欠かさない]

 

植物は、種を植えても水やりを怠ると育ちません。自然の中に存在するものは必ずや必要な栄養や環境がないと育たない。それは自然の摂理です。そして人の心というものも同じくその摂理に則ります。

 

旅をしてたくさんの刺激を受けて帰ってきても、しばらく経つとその刺激も忘れてしまう。多くのビジネス書を読んでも、数日経つと何が書いてあったかすら忘れてしまう。元旦や年度の始まりに「今年は〇〇するぞ」と目標を立てても一か月も持たなかったりする。それらはすべて、水やりが足りてないからだと二宮尊徳は説きます。

 

「温泉は人の力に頼らなくても年中温かです。しかし風呂はしばらく火を焚かないでいると、すぐに冷たくなってしまいます。つまり仁政を行う時は栄え、仁政が行われないときは衰えるのです。」

 

目標を立てた時のモチベーションが続かない経験がある私たちは、ここで言う風呂と同じです。一度温めるだけで終わるのではなく冷めてきたらまた温めることは、夢や目標など「より理想的な生き方」を持つ私たちには必要です。

 

 

[日々積善を心がける]

 

 

積善、不積善によって禍福吉凶が生まれるのは自然の摂理だと二宮尊徳は説きます。よりよい未来を手に入れるためにはヒトとして積善を心がけることが欠かせません。

 

靴を揃えて脱いだり、小さなごみを拾ったり、困っている人に救いの手を差し伸べたりといった、ほんの小さな善でも積み重ねようとする生き方こそが人としての正しい生き方なのだと教えてくれます。

 

逆に目の前の単純な利害に身を置いたり、他人の成功を妬み悪に流れるのは器量のない人の常だと言います。世の中には毎日のように愚痴や悪口を言っている人もいます。普段の生活に悪が蔓延すると、それが正しくない生き方だということすらわからなくなってしまいます。

 

悪に流れず心の中で善いと思うことを行動にするそれを積み重ねていくことが良い人生への投資になるはずです。

 

 

[報徳こそが人としての生きる道]

 

報徳記というタイトルにもなっている「報徳」という言葉。これを二宮尊徳は「モノや人に備わる良さ、取り柄、持ち味を活かして社会に役立てていくこと」という意味で用いていました。

 

彼は書物から学んだ「仁義礼智信」と生活改善のための知恵としての「分度」を自分の取り柄として最大限に生かす生き方をします。

 

報徳記の中でも尊徳が荒れた土地を蘇らせた事例としていくつか紹介されますが、どれもこの「仁義礼智信」と「分度」を用いた施策であり、何度も何度も繰り返し同じやり方で復興させていきます。

 

それほど彼にとってはその二つが強みであり取り柄だったのでしょう。

 

自分の良さや取り柄として思いつくものがある人は早速それを社会の役に立つ生き方として使えるくらいまで磨いて用いていくといいでしょう。もし今はまだそれがなくとも、今できることを精一杯にやっていく。あいさつや掃除や笑顔でも構いません。

 

今自分ができることは少なくとも自分に備わる良さです。今できることを磨きながら、自分なりの取り柄となる新たな力を備えていけばいいのです。

 

尊徳も生まれながらに仁義礼智信や分度をわかっていたわけではありません。膨大な時間と実践で身に着けていったのです。

 

何かを始めるのに今からでも全く遅くはありません。「10年前に気づいて何か始めていたらなぁ」と思うのは不毛です。今から報徳を意識した生き方をするかしないかで、10年後にも「10年前に始めていたらなぁ」と思うか思わないかに分かれます。

 

後悔しない生き方のためにも、今日から自分の良さを磨きながら社会の役に立つ生き方をしていきましょう。

 

以上、二宮金次郎の生き方に学ぶ「人としてあるべき正しい道」のご紹介でした。

 

スポンサーリンク

【心に残った言葉】

 

「私の教えは、自分の悪いところに気が付き、他人の恩に報いる道です。」

 

「先日までの怠惰もお前たちであり、今日の勤勉もお前たちである。人は同じにも関わらず、努力するのと怠けるのと、二つの相違から来たのである。善悪も、貧富も、盛衰も、存亡も、みなこれと同じである。」

 

【超訳 報徳記 本の紹介】

著者:富田高慶

出版社:致知出版社

発売日:2017年4月28日

価格:2000円(税別)

 




雑誌読み放題!月額380円で250誌以上が読み放題

プロフィール
この記事を書いた人
にしむー

にしむーです。カフェ経営・手作り腕時計作家・ちっちゃい本屋など、自分の好きなことでビジネスをして生きています。
好きなことを仕事にして生きていきたい方に、ビジネスでの経験や学びをもとに役立つ情報を発信していきます。

にしむーをフォローする
Life|より良い生き方 書評・映画評
にしむーをフォローする
ライフワークカフェ

コメント

タイトルとURLをコピーしました