新書での勉強は教養を学ぶのにおすすめ|知識や人間力を短時間で磨ける名著がズラリ

知らない分野の勉強法。新書を読んで教養と人間力を身につけよう。ビジネススキル/仕事術
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こんにちは、にしむー2.0です。

 

ここ数年『教養ブーム』が来ていて、様々な本が出版されたりテレビで特集されたりしています。みなさんの周りでも、教養がないといけないという風潮が広がっていませんか?

 

しかし、教養とは一朝一夕で身につくものではないと思います。教養のある人は素敵ですが、珍しく誰もがそうなれないからこそ注目されたりブームになるほど取り上げられたりするのではないでしょうか。

 

とは言え、『教養がない』と思われるのも嫌だし、出来るならいろいろなことに精通していて会話の節々に他人と異なる見方を出せる人になりたいなと思いますよね。

 

僕は書店員を辞めてブックカフェを始めました。経緯からわかるかと思いますが本が好きで、楽しむための読書から勉強のための読書まで様々な本を読んできました。この記事では、自分なりの『教養を身につけるための読書法』を経験からお伝えしたいと思います。

 

 

 

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【知らない分野の勉強なら新書勉強法が一番】

 

・新書は幅広い分野から選べ、コンパクトに学べる

まず新書と言われて『あー、あれね!』と思いつくものがあるでしょうか? 文庫ならすぐイメージが付く方も多いと思いますが、新書というのはこういった本のことです。

 

新書はこんな感じの本です

新書はこんな感じの本です。普通の本より縦長ですね。

 

ここで紹介する新書というものは基本的にはストーリーではなくノンフィクション系です(ノベルズと呼ばれるストーリー系の新書もあります)。新書のテーマは本当に幅広く、哲学や思想、宇宙や自然、動物や科学、他にも幅広く様々なものがあります。本のジャンルとして存在するもののほぼ全てが新書にもあるといった感じです。

 

では一般の本(単行本)との違いは何かと言うと、『そのテーマの基本的なことがコンパクトにまとまっているところ』だと言えます。

 

学びたいテーマを深く知りたいと思うのであれば、どのテーマも奥が深いのでテーマごとの単行本や専門書を読んだ方がいいでしょう。ですが、その分専門用語が多く分厚く難解になります。取り掛かってみたものの中途半端に挫折してしまい、結局基本すらわからないまま終わってしまうことになりかねません。

 

新書は、そのテーマの基本や全体像を抑えたいと考える方には最も適した本です。何を学ぶにしても初心者はまず基本から始めるのが道です。これまで知らなかった分野を学んで教養にしたいと思っている方には、基本がコンパクトに網羅されているという点で新書がおすすめです。

 

新書で刊行されている本のタイトルの一例を挙げるとこういったものがあります。

 

  • 「オウム真理教とは何だったのか?」PHP研究所
  • 「がんはなぜできるのか?」講談社
  • 「家族という病」幻冬舎
  • 「歴史と戦争」幻冬舎
  • 「土 地球最後の謎」光文社

 

こうした本を通して、様々な新しい知識や人生の学びを得たり、人間を超越する壮大な歴史や宇宙に想いを馳せたりすることが気軽に出来ます。タイトルを眺めるだけでも知的好奇心がくすぐられるものばかりではないでしょうか。

 

 

・新書はどこでも読めるサイズで価格も安い

単行本は1500円程度の金額で販売されています。それに比べて新書は600円から800円程。約半額で購入することができる点も学びやすさに繋がります。

気軽に買えるというのはそれだけでお財布のハードルが下がりますし、ちょっと読んでみるかという気持ちのハードルも下がります。

 

また、サイズも文庫より少し背が高いくらいで、厚みもないため持ち歩きにも便利です。カバンに一冊入れてもほとんど場所を取りません。

ちょっとした移動中や時間が出来た時に気軽に読み進めることが出来るのもメリットです。

 

・新書は信頼性が高い

新書はコンパクトで価格も安いというメリットがありますが、「それってちゃんとした内容なの?」と思われる方もいるかもしれません。

内容のチープな本だったらあまり読む意味がないですもんね。

 

新書は信頼性も高い書籍だと言えます。出版社の数というのは全国で数千あると言われます。ですが、新書を刊行している出版社は、講談社や小学館や岩波書店、筑摩書店などの大手の権威ある出版社がほとんどです。

そして、その出版社の中でも、各分野で実績を持つ著者の出版ばかりです。

 

基本的に出版社は、値段も高く多くの利益が見込める単行本でまずは販売します。

その中でよく売れたものや、より多くの人に読まれると思われたものが大衆向けで価格も安い文庫になります。

ではその中間に位置する新書というのはどういう立ち位置なのでしょうか?

 

それを考えるには新書の発端がヒントになります。

新書はそもそも「古典系のお堅い出版社」として知られる岩波書店が、古典ではなく書下ろしを中心として現代人の現代的教養を目的として発刊されました。

新書は「書き下ろされたもの」で「教養を広く伝えるため」に生まれたということです。

 

ですので、単行本の文庫化と違って新書は初めから新書として発売されますし、そうした誕生経緯があるので現在でも「教養を広く伝える」というのが新書発刊の一つの目安になっているのです。

新書として発行する以上は、教養を広く伝えるものでなければいけないという暗黙の了解が出版業界にはあるんですね。

 

より多くの人に広めるために価格も安く内容もコンパクトにはなっているけれど、しっかりとした実績のある著者が教養を伝えるために書いている新書。

知識としての信頼性が高いこともお判りいただけるのではないでしょうか。

 

 

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【岩波ジュニア新書には大切な人間力が学べる名著が盛りだくさん】

新書は「教養を伝える役割」を持っているとお話ししましたが、「人間力を高める」役割に特化した新書もあります。

それが「岩波ジュニア新書」と「ちくまプリマー新書」に代表されるジュニア新書という部類です。

 

青少年向けの内容ではありますが大人でも得るものが多く、最近ではお笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんが紹介した新書「友だち幻想」が大ヒットになりました。

「友だち幻想」は、人付き合いの難しい現代において適切な距離感で人と接することの大切さを説いた一冊です。

 

ちくまプリマー新書には他にも「なぜ人と人は支えあうのか?」「何のために学ぶのか」「自分らしさって何だろう?」など生き方や人間力に関する本が多くあります。

 

岩波ジュニア新書のラインナップも「正しいパンツのたたみ方~新しい家庭科勉強法~」や「10代に語る平成史」「詩のこころを読む」「自分で考える勇気~カント哲学入門~」など面白い本がたくさんです。

 

中高生向けでも大人の方が多く読まれるように、読書習慣があまりない大人の方にはジュニア新書で学ぶという選択もあります。

もちろん内容はしっかりしていますので何かしらの学びは必ずあります。

 

【読みやすい新書で教養と人間力を学ぼう】

新書は今まで知らなかった分野の勉強を始めるのにぴったりの本です。ひとつひとつの分野は全く違えど、どこかでみなさんの人生や仕事に結びつく瞬間がくるかもしれません。

 

イタリアの歴史を知る中で世界は何度も同じような道をたどっていることに気付いたり、オーケストラの成り立ちを知る中で組織運営の考え方に繋がったりします。

 

知識が個人個人の人生や考え方に結びついたときに、それは知識から教養に昇華します。そして教養はモノの見方や考え方を変え、人生の捉え方を豊かにしてくれます。

 

いつも同じような本を読んでいて新しい分野を学ぶ機会がないなと思っていらっしゃるなら、ぜひ書店の新書コーナーを覗いてみてください。

みなさんの知的好奇心をくすぐる一冊との出会いがきっと待っているはずです。

 

 

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プロフィール
この記事を書いた人
にしむー

にしむーです。カフェ経営・手作り腕時計作家・ちっちゃい本屋など、自分の好きなことでビジネスをして生きています。
好きなことを仕事にして生きていきたい方に、ビジネスでの経験や学びをもとに役立つ情報を発信していきます。

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