最近はAIの進化が著しく、ビジネスシーンでもAIを活用する企業が増えています。AIを使いこなすスキルは、仕事で成果を出すために欠かせないものになってきています。
そんな中、ChatGPT(チャットジーピーティー)は、文章生成や翻訳、プログラミングコードの生成など、さまざまなタスクをこなせるAIチャットボットとして注目を集めています。
この記事では、ChatGPTや生成AIを使いこなしてAI人材として活躍するための勉強法を解説します。
【ChatGPTは自分の能力を上げてくれるドラえもんのような存在】
ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OPEN AI(オープンエーアイ)社が開発した大規模言語モデル(LLM)と呼ばれるAIチャットボットです。LLMは、膨大な量のテキストデータから学習して、人間のような自然な文章を生成することができます。
と言われても、よくわからないですよね。
大規模言語モデルとは、簡単に例えると最強の辞書のようなイメージです。ネット上に書かれたことについては、なんでも知っています。政治も経済も、ファッションもスポーツも、料理の作り方からエクセルの操作方法もなんでもです。
また、ネット上に書かれた文章を全部覚えているので、言葉の言い回しも上手に使えます。日本語だけでなく、英語やスペイン語、中国語も韓国語も理解しているのです。
そんなChatGPTのことを、ホリエモンとして有名な堀江貴文さんは「大脳の拡張」と表現しました。ChatGPTを使うことで、自分の脳みそを強化できるというわけです。
たとえば、「新しいビジネスプランを考えたい」と思ったとします。ですが、簡単には思いつかないですよね。
そんなとき、ChatGPTに「〇〇というテーマでビジネスプランの例をください」と頼んでみてください。そうすると、ChatGPTは、膨大な量のビジネスプランの中から、あなたのニーズに合ったものを生成してくれます。
周りの社員が1つや2つしかアイディアを出せない中、あなたが10個も20個もアイディアを持ってきたらみんな驚くでしょう。ChatGPTのおかげで、「アイディアマン」や「仕事ができる人」として評価されるかもしれません。
また、「新しいプログラミング言語を学びたい」と思ったら、ChatGPTに「プログラミングの基本を教えてください」と頼んでみます。
そうすると、ネット上のあらゆる情報の中から、私たちのレベル感に合わせて、プログラミングの基礎や最適な学習ステップを解説してくれるでしょう。
このように、ChatGPTは私たちの脳を拡張して、さまざまな能力を向上させてくれます。
自分だけではできないことや考えつかないことも、ChatGPTが叶えてくれます。ChatGPTのサポートで、自分の能力や価値を大きく上げることができるのです。
ホリエモンは大脳の拡張と表現しましたが、私はChatGPTに対して「ドラえもんのような存在」だなと思っています。
【ChatGPTや生成AIを学ぶと出来ること|仕事の能力が大きくアップ】
ChatGPTは大脳の拡張であり、ドラえもん的な存在であるとお伝えしました。
ここでは、ChatGPTや生成AIを使えるようになると出来ることを、仕事の能力アップにつながる5つの活用例からお伝えします。
1、役割を与えて悩みを相談
1つ目の活用法は、AIに役割を与えて悩み相談を行うことです。
あなたの抱える問題や感情に対して、適切で具体的な対処法をAIが教えてくれるでしょう。
また、歴史上の人物や尊敬する経営者になりきってもらうことも可能。
AIは彼らの残した言葉やインタビュー内容も知っているので、こういったシチュエーションでどのような回答をするかを導き出してくれます。
このような役割を与えてアドバイスをもらうこともできるのです。
2、コミュニケーションの練習
生成AIを使ってコミュニケーションスキルを向上させることもできます。
メールやレポートの作成はもちろんのこと、プレゼンテーションで予想される質疑応答の作成にも役立ちます。先に質問を想定することで、プレゼンをより成功に近づけることができますよね。
クライアントへの営業に関しても、自分がやっている営業をより良い内容に改善するアドバイスをもらいましょう。最適な営業方法を提案してもらうことで、成績アップにもつながるはずです。
また、仮想クライアントとして会話の練習相手になってもらうことも可能。自分のコミュニケーションスキルを洗練させることができます。
3、海外コンテンツでの情報収集
生成AIは、外国語の記事や動画を翻訳できるだけでなく、わかりやすく要約するのにも役立ちます。
たとえば、外国の研究論文やニュース記事を入力して要約させることで、国内では手に入らない情報を簡単に得ることができます。
これは、国際的な仕事に関わる人やアイディアを求める人にとって非常に重要です。AIは英語が苦手な人でも、世界中の情報にアクセスできるツールになるでしょう。
4、AIを使ったプログラムを作成して作業を自動化
作業を自動化するプログラムを作成し、日常業務を効率化する。そんなプログラマーにしか出来ないことが、非エンジニアの方でも可能になります。
例えば、データの整理やレポートの生成、顧客対応の自動化など、多くの仕事においてAIを導入することで、生産性を向上させることができるでしょう。
日頃1時間かかっていた仕事が5分もかからずに終わることも。AIとプログラミングは相性が良いので、一緒に学べたら最強です。
PythonというAIとの相性が良いプログラミング言語を学べば、AIを使って効率的にプログラムを作ることが可能になります。また、AIを使ったサービスを開発して新しいビジネスを作ることもできます。
AIを使ったサービスを活用したい会社は増えているので、副業や起業のチャンスにもなるでしょう。
5、投資のアドバイス
AIは投資判断にも利用することができます。実際、AIを使ったロボアドバイザーや投資ツールも増えています。
もちろん、確実に未来予測ができるわけではありませんし、生成される情報も毎回異なります。あくまで参考として利用する必要があり、最終的な意思決定は自ら下さなくてはなりません。
とはいえ、知識の少ない分野についての情報収集など、AIを活用することで新たなアプローチや視点を得られるでしょう。
このように、AIはあなたの仕事を効率化し、成果を最大化する鍵となります。AIを厚葉することで、自分の能力以上のアウトプットを出すことができるはずです。
【ChatGPTとAIを使いこなすための勉強方法】
ChatGPTやMid Journey、Stable Diffusionのような新しいAIツールが、日々誕生しています。AIツールを導入する企業の事例も増えており、AIを使いこなすスキルは様々な分野で求められていると言えます。
ChatGPTとAIを使いこなすための勉強方法について詳しく説明します。
1、YouTubeやX(旧Twitter)で活用方法や最新ツールの情報収集
AIの世界は日々進化しており、新しいツールや技術が頻繁に登場します。AIを使いこなすためには、最新の情報にアクセスし、その活用方法を学ぶことが不可欠です。
こうしたコンテンツを通じて、AIツールの基本的な使い方から応用方法まで幅広く学ぶことができます。
また、そうした専門家の運営するオンラインサロンやコミュニティに参加するのも手です。コミュニティの仲間からも有益な情報が多く得られるので、参考になるでしょう。
2、オンライン講座で上手な活用法を学ぶ
AIを使いこなすための専門的なスキルを身につけたいのであれば、オンライン講座がおすすめ。
多くの専門家や教育機関が、AIやChatGPTに関するコースを提供しており、これらのコースを受講することで、AIの基本から高度なトピックまで学ぶことができます。
入門講座は、パソコンが苦手な人やAIについて全く知らない人でもわかりやすい内容になっています。また、ニッチな活用法を教える講座も増えており、活用目的が明確な方にも役立つでしょう。
初心者からChatGPTや生成AIの活用法を学んで究めたい!そんな方には、次章で紹介する「タノメルキャリアスクール」を要チェックです。
3、いろんな対話をしてAIへの理解を進め活用の可能性を探る
ChatGPTや他のAIを活用する最大のコツは、とにかくツールに接することです。使用する中で使い方がわかるだけでなく、AIツールの特徴やクセを理解でき、活用の幅を広げていくことができます。
日常的に活用し、AIがどのように応答するかを観察してみてください。トライアンドエラーを重ねることで、AIの振る舞いや強みを把握できます。
また、AIに質問を投げかけることで、その都度あたらしい知識を獲得することもできます。AIの使い方はAIに聞けというわけではありませんが、とにかく使うことが何よりも大事だなと感じます。
4、Pythonも学んでAIを使ったWebサービスを自分で作れるようになる
AIを究めたい方は、「Python」を学んでみるのもおすすめ。Pythonとは、AIツールによく用いられているプログラミング言語のことです。
AI開発においてPythonは広く使用されており、プログラミングスキルを持つことは大きな利点となります。
まずはAIの活用術を学んで、いろんなことをAIで効率化出来るユーザーになりましょう。それから、AIを使ったサービスを開発できるようになれば、あなたもAIの専門家です。
パソコンやAIに関する予備知識がないとわからないコンテンツも多く、初めてChatGPTを触る人には教材探しが最初の壁として現れます。
最後に、そんな初心者の方でもわかりやすく学べる講座を紹介します。
ChatGPTからその他の生成AI、またAIを究めるために必要なプログラミング言語Pythonまでが学び放題の講座なので、ぜひ参考にしてください。
【AI&ChatGPTスキル学び放題のスクールが非エンジニアの初心者にはおすすめ】
ChatGPTや生成AIについてスキルを身につけたいなら、オンラインスクールの受講もおすすめです。
ChatGPTが注目を集める中、非エンジニアの初心者でもわかりやすくAIを学べるスクールが登場しています。
その代表的なスクールが「タノメルキャリアスクール」です。
7つのコースで計100本以上のAIに関する動画教材が用意されており、月額3,278円でその全てが見放題。(※別途入会金437,800円)
各コース専用のLINEオープンチャットやSlack、週に一度のZOOMサポートといった質問できる環境もあり、初心者が体系的に学ぶことをサポートしてくれます。
タノメルキャリアスクールで学べる主な内容は、以下のとおりです。
- ChatGPT(大規模言語モデル)の活用法
- Stable Diffusion(画像生成AI)の活用法
- その他生成AIの活用法
- プログラミング言語「Python」の基本と開発方法
- Pythonを使った機械学習の方法
- 起業・副業・新規事業の方法とフレームワーク
1本の動画も60分ほどでガッツリ解説されており、パソコンに詳しくない人や未経験の方でもわかりやすいカリキュラムになっています。
AIの活用法を理解した上でプログラミング言語「Python」を学べるので、難しいプログラミングスキルもAIを使って効率良く習得できるのも特徴。初心者からAIを究めたい人には最適なカリキュラムです。
ChatGPTを使えているつもりでも、意外とレベルの低いプロンプトしか出せていない人は多いのが現状です。しっかりとAIを学ぶことで、そうした人たちと差をつけることが可能になります。
AIはまだまだこれから伸びる分野。AIを活用できる人は、どんどん自分の能力を上げていくことができるでしょう。
ここで紹介した勉強法で、AI人材への第一歩を踏み出してみてください。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
【関連記事】
【厳選】キャリア相談おすすめサービス5選 無料で転職相談できる有料カウンセリングのお試し体験は必見
大金持ち&成功者になる具体的な方法はプログラミング|3つの理由と前例
【文系は無理?】プログラミングに向いていない人の特徴 英語やエクセルが出来ない人はやめとけ?
・参照サイト
訳がわからなくても、とにかくChatGPTを使え!非エンジニアでもPythonを学べる時代?
「この資料をわかりやすく図表にして!」
「この長いPDF資料をわかりやすく要約して!」
「美味しいカレーを作るコツを教えて!」
「こんな特徴の子なんだけど、どんなプレゼントをあげたら喜んでくれるかな?」