仮想通貨に慣れてきたら、海外の暗号資産取引所も使ってみたくなりますよね。
海外の暗号資産取引所では日本国内では買えないコインを買えるだけでなく、ローンチプールなどの新しいコインをもらうシステムを利用することができます。
とは言え、海外のサービスとなるとリスクも大きそうですよね。
この記事ではこうした内容でお伝えします。
日本人にも人気の「Binance」と「Bybit」では国内の暗号資産取引所と同じような感覚でコインの売買が可能です。買えるコインの選択肢も大きく増えますので、ぜひ使ってみてください。
【海外の仮想通貨取引所を使うメリット&デメリット】
一般的にクリプト業界では日本は後進国です。購入できるコインの種類やサービス内容においては、海外の暗号資産取引所の方が進んでいます。
まずは海外の取引所を利用することで得られるメリットを解説します。
また、海外の取引所特有のリスクも存在します。デメリットについても紹介しますので、リスクを理解した上で利用を検討してください。
・メリット|国内の取引所で買えない仮想通貨が買える
海外の暗号資産取引所を使うメリットには以下のようなものがあります。
一番大きなメリットは、「国内の取引所では扱っていないコインを購入できる」というところでしょう。
日本国内の取引所では、GMOコインが32種類で最多のコイン取り扱い数となっています。しかし、世界中には数千の暗号資産が存在することをご存知でしょうか。そう考えると32種類なんて少なすぎますよね。
日本では仮想通貨が取引所で購入できる(上場する)までのハードルが高く、なかなか新しいコインが購入できるようになりません。
暗号資産はボラティリティ(価格変動性)が高く、大きく儲けることができるチャンスも。しかし、そうしたチャンスの多くはコイン発行直後です。
ほとんどのコインが発行直後は安価で購入できますが、認知や期待が集まったり、さまざまな取引所で購入できるようになると価格は上がっていきます。
一方で海外取引所のBinanceでは300以上のコインが購入できます。日本の10倍以上の種類のコインが上場しているのです。その分、稼げるチャンスも増えますよね。
その他にも、コインを預けておくだけで他のコインが無料もらえるローンチプールや、利息がもらえるステーキングなど、運用方法もさまざま。
国内の取引所は、スマホで例えるとお年寄りや子供向けのかんたんスマホのようなものです。電話とメールだけしかできないスマホなんて不十分ですよね。
仮想通貨やNFTゲーム、Move To EarnなどWeb3の新しいサービスを利用するには、多機能な海外の暗号資産取引所が必須なのです。
・デメリット|リスクが大きくなる
ただし、海外の暗号資産取引所を使う上では気をつけるべきデメリットも存在します。
まずは各種手数料がかかること。海外の取引所でコインを買うには、以下の方法で海外の暗号資産取引所に入金しなくてはなりません。その際に手数料がかかります。
国内の暗号資産取引所からコインを送金 | 送金手数料(BTCの場合0.0005BTC) |
銀行振り込み | 3.5%(2,000円以下なら一律で2,000円) |
クレジットカード払い | 3.5〜6.5%(1,000円以下なら一律1,000円) |
国内の暗号資産取引所であればクイック入金など手数料がかからずに購入することも可能ですが、海外の取引所を使う場合にはこのような手数料がかかってしまいます。
総合的に見て割高になってしまうことを理解しておきましょう。
海外の取引所を使う場合も国内の取引所は必須です。海外の取引所だけでもコインを買うことはできますが、日本円の出金には対応していません。つまり現金化できないのです。
そのため、国内の取引所も登録しなければなりません。海外の取引所にも様々な種類がありますので、海外に手を伸ばすと資産管理も複雑になってしまいます。
また、海外の規制は国内に比べて緩く、それゆえリスクも大きくなります。資産や個人情報の流出などが起きてもおかしくはありません。
さらに、流出だけでなく自分のミスで仮想通貨を失ってしまうことも。これをセルフゴックスとも言います。
仮想通貨を送金する際には、30桁ほどの英数字からなるアドレスとチェーンを入力する必要がありますが、送金アドレスを間違えて入力してしまって資産が消えてしまうことも頻繁に起こっています。
国内の暗号さん取引所だけ使っていれば、その中だけで取引をすれば良いので送金ミスが起こることはありません。
しかし、国内の取引所から海外の取引所へ送金したり、海外の取引所から国内の取引所へ送金することが増えると、送金ミスも起きやすくなります。
そういった面も含めてリスクが高くなりがちだということを理解しておきましょう。
【Binance(バイナンス)とBybit(バイビット)の特徴比較|どっちの方がメリットが多い?】
海外の暗号資産取引所は数百箇所以上存在します。その中で日本人から特に人気の取引所が二箇所あります。
初めて海外の暗号資産取引所を使うなら、まずはこの2つのどちらか、または両方を使ってみると良いでしょう。
BinanceとBybitでは、特徴や強み、向いている人が異なりますので、詳しく解説していきます。
・基本情報で特徴を比較
まずは基本的な情報でBinanceとBybitを比較してみます。以下の表をご覧ください。
Binance(バイナンス) | Bybit(バイビット) | |
所在地 | マルタ | ドバイ |
取扱コイン数 | 700以上 | 160以上 |
ユーザー数 | 600万人以上 | 120万人以上 |
1日の取引高 | ¥4,257,329,377,102 (2022年6月14日時点) | ¥127,715,809,718 (2022年6月14日時点) |
入出金手数料 | 入金:無料 出金:通貨による | ともに無料 |
取引手数料 | 0.1% (BNB保有量や取引量などによって最大0.015%) | 0.1% (総資産価値または直近30日の取引高によって最大0%) |
日本円の入金 | クレジットカード可 | クレジットカード&銀行振込可 |
日本語対応 | ○ | ○ |
スマホでの取引 | ○ | ○ |
最大レバレッジ | 20倍 (ゼロカットあり) | 100倍 (ゼロカットあり) |
独自発行コイン | $BNB ¥29,496.82/枚 (2022年6月14日時点) | $BIT ¥60.76/枚 (2022年6月14日時点) |
「レバレッジ」とは証拠金取引のことで、要は自分の預けている金額の何倍まで取引できるかということです。その反対の一般的な取引は「現物取引」と呼ばれます。
1万円を持っていた場合、現物取引では1万円分のコインしか買えませんが、Bybitでレバレッジ取引をすれば100万円分のコインを買うことができます。
コインの価格が2倍になれば、現物取引の場合は資産が2万円になり、1万円の利益しか出ません。レバレッジ取引の場合は資産が200万円になり、証拠金を引いた100万円が利益になるのです。
BinanceとBybitではゼロカットシステムがあるので投資した額以上を請求されることはありませんが、ゼロカットシステムがない取引所もあります。
損した分を返済しなくてはいけなくなるので、投資額以上に損をして最悪の場合は借金せざるを得ないことも。
初心者には絶対におすすめできない制度ですので、基本的には現物取引を行うようにしましょう。
暗号資産情報サイト「Coin Market Cap」のランキングでは、Binance(バイナンス)が総合1位を獲得。Bybit(バイビット)の方は20位となっています。(2022年6月14回時点)
数字上はBinance(バイナンス)の圧勝ですが、Bybitも扱っているコインの種類や日本語対応などによって、私たち日本人にとっては非常に使いやすい海外の暗号資産取引所になっています。
それでは、それぞれの取引所の良さをまとめて紹介します。
・Binanceを使うメリット
世界一の暗号資産取引所「Binance」。Binanceを使うメリットは以下の6つです。
それぞれ解説します。
1、ユーザー数世界一の取引所で安心感がある
Binanceはユーザー数・月間取引高でダントツ世界一の暗号資産取引所です。
ユーザー数が多いということはそれだけ信頼されているということであり、取引高が多いということは売買したいタイミングで出来るということです。
仮想通貨の取引は買いたい人と売りたい人がいなければ成立しません。利用者が少ない取引所の場合、売りたいけれど誰も買ってくれないということになるリスクもあります。
利用者が多いということは暗号資産取引所選びにおいて欠かせない要素なのです。
2、取り扱いコインが多くので選択肢が広い
Binanceの取り扱いコイン数は2022年6月時点で700種類以上。国内で最多の取り扱い数を誇るGMOコインが22種類なので、圧倒的に買えるコインの幅が広がります。
しかも、Binanceは世界一の取引所としての信頼を守るため、上場するコインについてもきちんと精査されています。
怪しいコインなどは販売されていませんので、ある程度信頼できるプロジェクトに投資することが可能です。
3、運用方法が多様でコインを増やしやすい
Binanceでは、一定期間預け入れることで利息がもらえるステーキングや、利息の代わりに新しいコインがもらえるローンチプールなどが頻繁に行われています。
国内の暗号資産取引所の場合、仮想通貨を買ったらあとは値上がりを待って売るだけのところが多いです。
Coincheckのように貸暗号資産サービスを行なっているところもありますが、手数料が高め。あまり増やすことができません。
しばらく売る予定のないコイン預けることで利息やコインをもらえたらいいですよね。そのような運用を目的に海外の暗号資産取引所を使う人も増えています。
4、高騰が期待できるローンチパッド取り扱い数がBybitの5倍以上
海外の暗号資産取引所では、上場前のコインを安価に買える「ローンチパッド」というイベントが頻繁に開催されます。
仮想通貨にとって上場後は値段が上がりやすいチャンス。ローンチパッドでは、値上がり間違いなしのタイミングでコインを買うことができるのです。
実際、Binanceで行われたローンチパッドの対象コインは平均で75倍上昇、中には600倍の価格になったものも出ています。
ローンチパッドに参加する方法は、指定された期間に指定されたコインを保有しておくだけ。保有量に応じて分配されます。
このような仕組みを使って資産を増やしていくことができるのもメリットですね。
5、独自通貨BNBがすごい
Binanceは暗号資産取引所でありながら、独自の暗号資産BNBトークンを発行しています。
BNBの時価総額はビットコインやイーサリアムに次いで4位。数千種類のコインがある中でこれだけ上位にいるのはすごいですよね。
BNBはローンチパッドへの参加券やDeFi・NFTゲームを利用する際の手数料としても使うことができます。
そうしたサービスを今後利用する予定であればBNBは必須。もちろん、BNBを買うためにはBinanceの口座開設が必要です。
BNBの価格は、BinanceやWeb3サービスを使う人が増えれば増えるほど上昇するようになっています。
仮想通貨市場はまだまだこれからの分野です。Web3、メタバース、NFTにDeFiなど、今後ブロックチェーン業界は大きな進化が期待されています。
インターネットのように世界中の人が使うようになれば、世界一の暗号資産取引所であるBinanceを利用する人は間違いなく増えるでしょう。そして、BNBの価値が今よりもっと高騰することも間違いないと言えます。
Binanceは仮想通貨市場のインフラになる。そう考えると、仮想通貨ユーザーにとってBinanceを使うことやBNBを保有しておくことは最低条件ではないでしょうか。
6、スプレッド(販売手数料)がかからないからお得に買える
仮想通貨の値段は日々変動しています。
以下は、国内の暗号資産取引所「bitFlyer」と海外の暗号資産取引所「Binance」でのビットコインの購入価格を比較したものです(2022年6月17日9時ごろの価格)
bitFlyer(販売所) | 278万2129円/枚 |
Binance | 269万8923円/枚 |
Binanceの方が84000円も安く買うことができるのです。その理由は、国内の暗号資産取引所の場合スプレッドという手数料がかかるから。
Binanceの場合は、売り手から直接購入することができます。一方のbitFlyerでは、bitFlyerが購入したビットコインを私たちに販売しているのです。つまり、スプレッドとは仲介手数料のようなものなのです。
Binanceはスプレッドがかかりません。その分やすく買うことができます。
入金時に手数料はかかってしまいますが、スプレッドがかからないと考えたらある意味お得かもしれません。
※ BNBを買うだけでローンチプールに参加できて仮想通貨がもらえる!
・Bybitを使うメリット
続いて「Bybit(バイビット」)のメリットを紹介します。まとめると以下の4つがあります。
それぞれ紹介します。
1、日本語対応のチャットサポートが24時間利用可能
Bybitは日本人がもっとも使いやすい海外の暗号資産取引所です。Binanceも日本語には対応していますが、Bybitの場合はさらに24時間のチャットサポート付き。
海外の取引所は基本的に英語でのサポートになります。アクシデントが起きたときにサポートに相談したいけれど英語ができないと話になりません。
Bybitなら国内の暗号資産取引所と同じように日本人のサポートが受けられるので安心です。
2、日本で話題のNFTゲームやメタバース系のコインを多数取り扱う
Bybitの取り扱いコイン数はBinanceと比べると多くはありません。しかし、Binannceでは取り扱っていないコインもあり、その違いがBybitの人気の理由になっています。
Bybitで扱っているコインは日本でも人気のプロジェクトが多く、特にNFTゲームやメタバース関連銘柄についてはかなり充実している印象です。
- 元素騎士オンラインの「$MV」
- EVERDOMEの「$DOME」
- STEPNの「$GST」など
日本で注目を集めているコインの多くがBybitで購入できます。
いくらBinanceが世界一の取引所で扱っているコインが多いとは言え、自分が買いたいコインがなければ意味がありません。
新しく誕生した話題のコインを買いたいならBybitがおすすめです。
3、クレジットカードでの購入や日本国内の銀行から入金できる
基本的に海外の取引所は日本円での入金に対応していません。しかし、Bybitならクレジットカードで購入できるだけでなく、日本の銀行口座から直接振込することができます。
クレジットカード決済に対応する海外の取引所は増えていますが、日本の銀行から送金できるのはBybitだけ。
そういった使いやすさも人気の理由です。
4、キャンペーンが多様
Bybitでは仮想通貨がもらえるキャンペーンが頻繁に開催されています。他の暗号資産取引所の場合、口座開設キャンペーンがたまに開催されているだけ。
しかし、Bybitでは以下のような多様なキャンペーンが常に開催されています。
・友人紹介キャンペーン
・新コイン上場記念キャンペーン
・トレードバトル
・ボーナスパーティー
・特典センター
・VIPプログラムなど
こうしたキャンペーンを利用すれば効率的に仮想通貨を増やしていくことができます。
※EVERDOMEやSTEPNの仮想通貨が買える!
・どんな人にどっちがおすすめ?
BinanceとBybitの特徴を比較してきました。ですが、「結局どっちを使ったらいいの?」と悩んでしまいますよね。
個人的には以下のような使い方がおすすめです。
Binanceの大きな魅力はローンチプールやBNBヴォールトというサービスを使うことで自動でコインがもらえること。
仮想通貨を長期保有(ガチホ)するなら、Binanceのこうした制度を使って利息をもらうのがおすすめです。
一方のBybitの魅力は話題のコインを買いやすいことです。話題になるコインは数日から数週間という短期間で大きな値動きが生じます。
その波を逃さずに売買できれば、短期間で資産を増やすことができるでしょう。
とは言え、仮想通貨の世界はリスクと隣り合わせ。短期間で資産を失うリスクも前提として持ち、その上でしっかりとリサーチをして自己責任で投資を行いましょう。
長期投資ならBinance、短期投資ならBybitがおすすめ。ですが、仮想通貨経験が長い人の多くはこのどちらもを目的に合わせて使っています。
資産の7割はBinanceでの長期投資に充てて、残りの3割をBybitで話題の銘柄の売買に充てるといった感じです。
口座開設はどちらも無料ですし、メールアドレスとスマホでの本人確認のみで完了します。どちらも作っておいて損はないでしょう。
【海外の暗号資産取引所の口座開設方法】
それでは、BinanceとBybitの口座開設方法をお伝えします。国内の暗号資産取引所で口座開設するよりもラクで早く終わるので、ぜひこの機会に進めてみてください。
・口座開設に必要なもの
海外の暗号資産取引所では口座開設とKYC認証(本人確認)の2つを行わなければなりません。それぞれに必要なものは以下の通りです。
【口座開設に必要なもの】
メールアドレスまたは電話番号の登録
【KYC認証(本人確認)に必要もの】
- 免許証・パスポート・国民IDカードのいずれか
- 銀行取引明細書、公共料金請求書、政府発行の住民票のいずれか
KYC認証まで行えばすべてのサービスを利用できるようになりますが、実は口座開設だけでも取引は可能です。
「KYC認証未完了の人は2BTCまでしか取引できない」などの制限はありますが、少額で始める方には十分でしょう。
口座開設自体はメールアドレスと電話番号があればできるので簡単。まずは口座開設だけやってみてください。
・Binanceでの口座開設方法
Binanceでの口座開設は以下のステップで行います。
- Binanceの公式サイトにアクセスして「登録」をクリック
- 居住地(日本)を選択し、「コインアカウントの作成」をクリック
- メールアドレスとパスワードを入力して「次へ」をクリック
- メール認証画面に移ったら「コードを取得」をクリック
- 登録したアドレスに送られてきた6桁の認証コードを確認
- 登録画面に戻ってメール認証コードの欄に入力し、「提出」をクリック
- モバイル認証画面に移るので、電話番号を入力してコードを取得をクリック
- ショートメッセージで認証コードが届くので確認して入力
以上で登録完了です。
・Bybitでの口座開設方法
Bybitでの口座開設方法は以下の流れで行います。
- Bybitの公式サイトへアクセスして「登録」をクリック
- 登録方法(メールアドレスまたは電話番号)を選んで入力
- パスワードを設定して「続ける」をクリック
- メールまたはショートメッセージに届く6桁の認証コードを確認
- Bybitの登録画面に認証コードを入力
これで完了です。
国内の暗号資産取引所の場合は、入力項目が多かったり、免許証を持った写真を撮ったりと煩わしいですよね。それに比べると、メールアドレスを入力して認証コードを入力するだけで登録が完了するので楽ちんです。
審査で待たされる時間もなく、そのまますぐに取引ができるのも嬉しいですね。
BinanceとBybitではセキュリティ向上のために2段階認証を推奨しています。登録後、マイページから2段階認証アプリを使っての設定ができますので、こちらもやっておきましょう。
【リスクがやばい? 海外の暗号資産取引所の安全性は?】
日本人でも海外の暗号資産取引所を利用することは可能です。海外の暗号資産取引所には利用するメリットがある一方で、リスクも存在します。
気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
1、法規制の変更によって利用禁止になる可能性
1つ目は海外の暗号資産取引所が使えなくなるリスクです。
日本で暗号資産取引業を営むには金融庁・財務局へ登録しなくてはなりません。しかし、海外の暗号資産取引所はこの登録を行なっておらず、金融庁からの警告が発出されています。
Binanceは過去にビットコインの出金停止措置を行ったこともあり、そのような取引所では国民の資産を守れない可能性があると見ているのでしょう。(参照:暗号通貨取引所バイナンス、BTCの出金を一時的に停止)
2022年6月時点では日本人でも海外の暗号資産取引所を問題なく利用できますが、法規制に変更があれば利用禁止になる可能性もあります。
時代の流れとは逆行する制度なので逆に利用可能になる可能性もありますが、リスクとして認識しておきましょう。
仮想通貨についての規制は今後あらゆる変更が行われると予想されますので、情報収集を怠らないことが重要です。
2、ハッキングされる可能性
海外の暗号資産取引所の中には国内の取引所と比べてセキュリティが脆弱なところも存在します。そうした取引所はハッカーから見たら格好の餌食。あなたが持っている資産を盗まれる可能性もあります。
仮想通貨ウォレットはメタマスクなどが有名。銀行預金をお財布に移すというイメージです。これなら銀行がハッキングされてもお金を守れますよね。
しかし、オンラインの仮想通貨ウォレットにもハッキングのリスクはあるので注意が必要です。
オフラインで管理できるUSBタイプのウォレットもありますので、そういったものの利用も考えてみると良いでしょう。
3、フィッシング詐欺の被害に遭う可能性
日本国内に住んでいるとそんなに詐欺に遭う可能性は高くありませんが、ネット上でしかも海外のサービスを利用するとなると詐欺に遭う可能性も高まります。
フィッシング詐欺とは、本物そっくりに作り込んだサイトに誘導して個人情報やクレジットカード情報をを入力させ、それらを盗んでしまうというもの。
検索結果の一番目に表示されるサイトが必ずしも公式サイトとは限りません。
特にGoogleのようなブラウザでは最初に表示されるのは広告です。広告はお金を出せば誰でも一番上に表示できるので、詐欺業者が頻繁に使っています。
間違いなく公式サイトを開くためのおすすめの方法は、Twitterの公式アカウントのプロフィール画面に書かれたリンクをクリックすることです。
Twitterの公式アカウントかどうかはフォロワー数や発信数・発信内容で確認できます。そこが載せているリンクであれば間違いないでしょう。
【海外取引所を使うなら送金手数料0円のGMOコインが必須です】
BinanceとBybitは、仮想通貨投資をする人なら必須の海外取引所です。
値上がりが期待できる国内で買えないコインが買えたり、コインを持っておくだけで利息としてコインをもらえるなんて利用しないてはないですよね。
海外の暗号資産取引所でコインを買うには、国内の暗号資産取引所で買ったコインを送金して使うのが一般的です。その際にかかる送金手数料は、暗号資産取引所によって異なります。
そうした手数料で損をしないためには、GMOコインという取引所を使うのが非常におすすめです。
海外の暗号資産取引所を使うときには、GMOコインと併せて使うようにしましょう。
メタバースやDeFiへの移行は今後ますます進んでいくでしょう。そうしたWeb3系のプロジェクトには仮想通貨がセットになっています。
期待のプロジェクトが増えるということは期待の投資先も増えるということ。そして、そうしたプロジェクトのコインを買うには海外の暗号資産取引所が必須です。
ぜひこの機会にBinanceやBybitで口座を作っておいてください。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
※送金手数料0円なので海外の取引所を使う際には不可欠です
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