この記事では、Webマーケターという仕事の面白さや魅力、具体的な仕事内容を紹介します。
私自身、Webマーケターを5年以上務めてきた経験から、この仕事には多くの魅力とやりがいがあると実感しています。
単に集客につなげるための作業ではなく、データ分析に基づいた戦略を立てて商品やサービスの価値向上に寄与したり、ビジネスの成長を実現できるところに醍醐味があります。
もちろん、成果を上げるまでの道のりは決して平たんではありませんし継続した勉強が必要です。しかし、乗り越えた時のお酒の美味しさは格別です。
Webマーケターを目指そうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
【Webマーケティングが好きなことや欲しいものと出会わせてくれている】
現代人の私たち生活は、ネットなしでは考えられません。
- ニュースを知る
- 欲しい商品を探す
- 趣味の情報を収集する
こうした日常のあらゆる場面で、ネットは欠かせない存在となっています。
そして、そのネットの恩恵を最大限に活かしてくれているのが、Webマーケターの仕事なのです。
消費者ひとりひとりの嗜好や行動パターンからデータを収集・分析し、ターゲットに合わせた最適な情報やサービスを届けてくれる。
Webマーケティングの仕事がなければ、私たちは求める情報や商品に出会えなかった可能性が高かったのではないでしょうか。
Webマーケターの仕事は、ユーザー視点に立ったWebサイトや記事の設計から、ネット上の広告配信、SNS運用など、多岐にわたります。
プロのWebマーケターは、このあらゆる手法を組み合わせることで、商品とユーザーをマッチングさせています。まさに架け橋のような存在です。
自分の関わったWebマーケティングが、誰かの大切な出会いの糸口になったと思えば、それは何ものにも代え難い喜びとなるはずです。
Webマーケティングの醍醐味は、企業とユーザーをつなげ、お互いに有益な出会いを生み出せること。
この仕事の面白さと魅力は、ビジネス的な側面だけでなく、人々の人生に寄り添えるという点にもあると言えるのです。
【Webマーケティングが面白い理由と魅力!Webで出来る仕事しか勝たん】
Webマーケティングは、単なるWebサイト制作やSNS運用といった作業を超えた、高度な戦略性と創造性が求められる仕事です。
ネットビジネスが当たり前の時代において、Webマーケターはますます重要な役割を担うようになっています。
では、この仕事にはどんな魅力と面白さがあるのでしょうか? 私自身の実体験をもとに理由を紹介します。
それぞれ解説します。
1、仮説が当たったときに手応えを感じられる
Webマーケティングの仕事は、企画立案からデータ分析、改善に至るまで、多岐に渡ります。その中で最も重要なのが、「仮説を立てること」です。
Webマーケターは常に「もしこうすればこんな結果になるのではないか」といった仮説を立て、それに基づいて様々な手法を駆使してテストを実施。
その仮説が的中し、思いがけない成果を上げられた時の高揚感は何物にも代えがたいものなんです。
仮説が当たったときは、数値のグラフがどんどん上昇するのをリアルタイムで見ることができます。
「やった!私の読みが当たったんだ!」とアドレナリンがドバドバ出るのを感じられるのは、Webマーケターの大きなやりがいと言えるでしょう。
「またあの瞬間を味わいたい」という高いモチベーションで仕事に取り組み続けられます。
この仮説検証のプロセスは、まさにゲームのようなイメージ。
毎回仮説が当たるわけではありませんが、自分で考えたことが成功に繋がったときの手応えは何物にも変え難いです。
2、仕事が売上貢献に直結する
Webマーケティングの最終目的は、ビジネスの売上拡大につなげることです。マーケターの施策が成功すれば、企業の収益向上に直結します。
Webマーケティングはすべての企業において活用できるチャンスが転がっているにも関わらず、有効な施策が打てていない企業もたくさんあります。
そうした企業にWebマーケティング施策を提案し、実際に結果が出るとすごく喜んでもらえるんです。
しかもWebマーケティングでは少ない予算で実行が可能。そのため、Webマーケティングは小さなお店やベンチャー企業、個人で活動するスモールビジネスに対しても、大きな効果をもたらせ得るのです。
旧来のマスマーケティングはテレビや雑誌など影響力を持っていた代わりに予算規模が膨大で、大企業しか活用できませんでした。
Webマーケターの力で小規模事業でも効率的かつ低コストで業績を伸ばすことができ、地域経済や新規ビジネスの支援にも貢献できる。
このような仕事には社会的な意義があるとも感じています。
3、ゼロから1を生み出せる面白さ
Webマーケティングの面白い点は、顧客の欲求をゼロから作れるところにもあります。
マーケティングのフレームワークには「AIDMA(興味・関心・欲求・記憶・購入)」と呼ばれるものがありますが、まずは最初のステップの興味・関心を持ってもらえるものを作っていきます。
例として、外壁塗装の会社であれば、
- 「古めかしくなった自宅が新築のような見た目になって周りから注目される」
- 「家を離れた子供たちが帰ってきたくなる家にできる」
といった訴求をすると、今まで興味がなかった人でも外壁塗装を考えるのではないでしょうか?
商品やサービスのお客さんとなり得る人の潜在的な欲求を考えて施策に落とし込む作業はとても楽しいもの。クリエイティブな面白さにあふれています。
この面白さは企画立案時だけでなく、データ分析に基づいた改善を繰り返しながら、よりよいマーケティングプロセスを磨き上げられる際にも味わえます。
常に0から1を生み出す作業に関われるのは、Webマーケティングの大きな魅力です。
4、Web上でのより良いユーザー体験を作れる
Webマーケティングの仕事は、クライアントとなる企業のコンバージョン(集客や売り上げアップ)達成を支援することですが、ユーザーにとって最高のWeb体験を提供することでもあります。
- ユーザーが知りたい情報を先回りして提供する
- ユーザーが最もわかりやすい形での情報提供をする(画像や図解、動画など)
- 目的のものが迷わずに検索・購入できるようサイトを設計する
- ユーザーの性別や居住地、検討段階別に最適なコンテンツを用意する
こうしたユーザー体験の最適化もマーケターの仕事です。
より良いコンテンツができれば、ユーザーのWeb上での行動が快適なものとなり、結果的にクライアントのコンバージョン達成にもつながります。
マーケターは、自らの仕事を通じて多くのユーザーに喜びを提供できる仕事とも言えます。
自分が関わったWebサイトやコンテンツが、人々の生活を豊かにしていると実感できることは大きな魅力となるはずです。
5、PC1台でどこでも自由に働ける
Webマーケティングの仕事は、いつでもどこでも自由に仕事ができます。
PC1台があれば、それがオフィスになります。コロナ禍をきっかけにオンライン会議やクラウドツールが整ったため、場所に拘束されることはほとんどなくなりました。
自宅にいながら業務に専念できることはもちろん、カフェや旅行先のホテルでも仕事ができるんです。
通勤時間が要らないので可処分時間が多く、プライベートも十分に楽しめます。
時間に縛られない自由な働き方は、Webマーケティングならではの大きな魅力と言えるでしょう。
6、優れた商品やサービスの魅力を多くの人に知ってもらえる
冒頭で、Webマーケティングによってたくさんのモノや場所、サービスと出会えるようになったとお伝えしました。
自分が良いと思ったけれどまだあまり知られていないものを、多くの人に知ってもらえる。そんな施策を自分自身で考えられることは、仕事のやりがいにつながっています。
多くのユーザーに知ってもらって喜んでもらえることの喜びは、自分がその製品やサービスを作ったわけではなくても格別です。
社会に有益なものを届ける使命感は、Webマーケターの大きなやりがいにもなっています。
7、一つの仕事が大勢のユーザーに影響する
Webマーケティングの面白い点は、一つの施策で多数のユーザーに影響を与えられることにあります。
例えば飲食店の場合、ハンバーグ定食を一つ作ったとしても一人のお客さんにしか食べてもらえませんよね。
一方、Webマーケティングでは、一つのコンテンツが日本中や世界中のユーザーにリーチでき、多くの人の役に立てます。
一つ一つの取り組みが大きな影響力を持つため、常に緊張感があり、プレッシャーを感じつつもやりがいを感じられる。
そこもWebマーケティングならではの面白さと言えます。
8、副業フリーランスも含めた年収の高さ
Webマーケターの魅力として外せない要素が、年収アップの可能性です。
Webマーケティングは汎用性が高いスキルなので、本業以外にも副業が可能。本業と同等の収入を稼ぐマーケターも大勢いるので、トータルでの年収アップは十分に実現可能です。
こうした働き方ができると、休暇期間中の収入源の確保や、独立・フリーランスも視野にキャリアを考えることができます。
ネット集客はビジネスに必須の要素になっているので、Webマーケティングの需要は今後も高まっていくでしょう。
キャリアアップを目指す人や、資産形成を意識する人にも適した職種と言えるのではないでしょうか。
9、普遍的なスキルだから市場価値が高い
Webマーケティングのスキルは、販売促進やブランディング、データ分析など多岐にわたり、あらゆる業界で求められます。
ネット上での集客力が企業のビジネス成功を大きく左右するようになった現代。Webマーケティングのニーズは確実に拡大しており、この分野に精通した人材の市場価値は高まる一方です。
今いる会社でしか通用しない仕事をしている人も多いのではないでしょうか?
どんな業界でも通用するスキルが身につくと転職市場でも評価されるので、キャリアの幅が広がりますし、失業のリスクもなくなります。
この業界に身を置いておけば大丈夫。そう思える心のゆとりは、生活を楽にしてくれますよ。
10、自己効力感がある
Webマーケティングの成果は、データですぐに可視化されます。
ウェブ解析ツールなどを使えば、自分の取り組みがどのような成果を上げたのかをリアルタイムで確認できるのです。
例えば、ある特集ページの公開前後でアクセス解析数値を比較すれば、効果の有無がすぐに分かりますし、広告出稿の費用対効果もコンバージョン率やCPAコストといった指標で即座に把握できます。
このようにWebマーケティングの仕事は、結果が数値で具体的に表れるので、自分の力を実感しやすいのがメリットです。
また、失敗した場合もすぐに数字として現れるので、即座に原因を分析して改善できるのも特徴。
このようにWebマーケティングでは常に目に見える数字から自己効力感を感じられるため、仕事へのモチベーションを高く維持できます。
11、専門性が上がる
Webマーケティングは専門性の高い仕事です。そのため、経験を重ねれば必然的に専門的なスキルが身につきます。
具体的には、企画立案力、Webサイト構築、コンテンツ作成、データ収集と分析力などの幅広い能力を養うことができます。
例えば、ある施策ではアクセス解析データからSEO対策の必要性を見つけ出しますし、オウンドメディアの立ち上げの際にはキーワード分析からページコンテンツの修正を提案します。
また別の企画では、ターゲットのペルソナを洞察して最適な広告運用の提案と見直しを行う。このようにさまざまな場面で専門家としての力を発揮できます。
この専門性が高まれば、周囲から「この人は仕事ができる人なんだ」と認められる機会が増えます。
それがまた自信につながり、さらなるスキルアップを後押しするでしょう。こうした好循環が生まれるからこそ、仕事に熱中できますし、やりがいを感じられるのです。
12、騙されにくくなる
Webマーケティングを学ぶと、さまざまな手口の広告・販促の知識や判断力が身につきます。
そのため、悪質な詐欺や不当表示などの罠にはまりにくくなるというメリットも。自分自身のリテラシーが上がることはもちろん、家族や友人を守ることにも役立ちそうです。
例えば、SNSなどで流行る怪しいワンパターンの広告には注意が必要です。限定や無料を強調しながら、クリックさせてリードを取る方法は危険なケースが多くあります。
また、ネット上のインフルエンサーマーケティングにも倫理観が欠けたグレーなやり方があり注意が必要です。
このようなさまざまな手口を学んでいるWebマーケターなら、違和感をすぐに感じ取れるでしょう。
最近のフィッシング詐欺やリモート詐欺なども、手口を理解していれば簡単に見抜けるはずです。
Webマーケティングにはグレーな手法も実際に存在するため、自然と見抜く目が自然と養われていきます。
それが自分自身の資産や大切な人を詐欺から守ることにもつながります。この点も、Webマーケティングを学ぶことの価値だと私は感じています。
【関連記事】
・ Webマーケターへのキャリアチェンジがおすすめな理由
・マーケティングが儲かる8つの理由 儲かるマーケターに未経験からなる方法
【逆にWebマーケターの辛さや大変なことは?】
Webマーケティングは、非常に面白く魅力的な仕事である一方で、さまざまな辛さや大変なことも存在します。
Webマーケターの裏側にある辛酷な環境についても包み隠さずお伝えします。
・常に競争:結果が求められる
Webマーケティングの世界は、常に熾烈な競争が存在します。同業他社はもちろん、クライアントの期待値との戦いも絶えません。
常に結果が求められる環境にあるのがWebマーケターなのです。
例えば、検索連動広告の運用では、ライバル企業との入札競争に加え、広告の掲載順位を上げるため、より高い単価での入札が要求されます。
期待どおりの成果が出ないと広告予算の無駄遣いになってしまうリスクもあります。
SNSマーケティングにおいても同様です。フォロワー数やエンゲージメント率など、施策が思ったほど結果に繋がらないと非難を受けかねません。データを見にいくときはヒヤヒヤものです。
成果の検証が数値で明確に現れるからこそ、そのプレッシャーも大きい。そこはWebマーケターのシビアなところです。
・成果の不確実性
Webマーケティングでは、一つの施策が本当に成果に結びつくかどうかを事前に断言できません。
一度成功した施策が別のパターンでも通用する保証はなく、過去に成功した事例も今では時代遅れになってしまうことも。
もちろん、良い方向に行くこともありますが、確実ではないので安心できるタイミングがあまり多くありません。
不確実な中でも、仮説を立てて進んでいく勇気が必要になってきます。
・変化が激しくて情報をキャッチアップするのが大変
Webマーケティングでは、新しい技術や環境の変化に常に対応していく必要があります。
例えば、GoogleやSNSプラットフォームの検索アルゴリズムは年に数回アップデートされ、検索結果や表示順に大変動が発生します。
今までは1位やおすすめタブに表示されていたコンテンツが10位以下になることも珍しくなく、集客や収益が何分の1に下がることも。
そのたびに最新のアルゴリズムの状況を分析したり情報収集をしたりして、施策を練り直さなくてはなりません。
1年でも情報収集や勉強を怠れば、ついていけなくなる可能性もあるのです。
Webマーケティングには常に新しいスキルやノウハウが求められるため、休日でも積極的に研修やセミナー、書籍や動画の学習をしています。
GoogleやSNSのアルゴリズムを追うだけでも大変なのに、クラウドファンディングやライブコマース、MEO対策など次から次に新しいWebマーケティングの手法が出てくるので、大変です。
また、今後は人工知能(AI)の技術進歩によって、マーケティング業界に新しい革新が起こることも予測されています。
さらに、ユーザーの嗜好や行動傾向も変化。それに合わせてコンテンツを調整していかなくてなはりません。
このような変化への対応はができないと生き残っていくことはできないのです。
・初心者にはハードルが高い
Webマーケターになりたい人は増えていますが、初心者にとってはハードルが高いのも事実です。
まず、マーケティングや広告運用、SEO対策、Web集客といった幅広い知識が必要になります。さらにWebデザインやプログラミングの知識も身につける必要があります。
加えてデータ分析の力も欠かせません。広告運用効果の測定、ウェブ解析での行動分析、マーケティング施策の効果検証など、数値に強いことも必須と言えます。
学ぶべきことや越えるべきハードルが多いですよね。
こうしたスキルは独学だけで習得することが難しく、多くの初心者は中途半端な勉強で挫折してしまうんです。
では、初心者がWebマーケターになるのは難しいのでしょうか?
最後におすすめの勉強法をお伝えしますので、ぜひ次章を参考にしてみてください。
【Webマーケターになろう|初心者からの勉強法と転職のコツ】
本やYouTube動画で独学することも可能です。Webマーケティングの独学方法については別の記事で解説していますので、そちらも併せてご覧ください。
しかし、Webマーケターとして就職や転職を考えているのであれば、知識だけでなく経験や実績が必要になります。
転職を考える場合、一般的には転職サイトに登録して求人を探しますよね。ですが、Webマーケターへの転職に限って言えば、その方法は悪手です。
そもそも経験者向けの求人ばかりですし、未経験可の求人があったとしても実際の仕事内容は営業や事務になることも。
Webマーケティング会社というだけで、Webマーケティングの業務ができない場合が多いんです。
では、未経験からWebマーケターに転職することは不可能かというと、そうでもありません。
実は未経験向けの転職支援がついたWebマーケティングスクールというものが存在し、受講生の90%以上が卒業後にWebマーケターの内定をもらっています。
Webマーケティング会社の求人もスクールに集まる傾向が強まっており、転職への一番の近道になっているとも言えます。
転職を考えている方は、スクールで基礎スキルと実務経験を積み上げ、サポートを受けながら内定獲得を実現しましょう。
おすすめのWebマーケティングスクールも紹介していますので、興味がある方は参考にしてみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです
【FAQ:Webマーケターについてのよくある質問】
デジタル化が加速する中、Webマーケターの存在は欠かせません。しかし、この職種の実態は意外と知られていないのが現状です。
最後にWebマーケターについて、よくある質問に答える形で詳しくご紹介していきます。
・Webマーケターって具体的に何をする仕事?
Webマーケターの仕事内容には以下の7つのようなものがあります。
1、Webマーケティング戦略の策定
2、ウェブサイトの管理と更新
3、コンテンツ作成と外部リソースの活用
4、コンテンツSEO対策(検索エンジン最適化)
5、Web広告運用
6、Web集客の分析と改善施策立案
7、SNS(ソーシャルメディア)運用
これらすべてを行うこともあれば、一部だけを担当することもあります。
(参照|Web担当者の仕事内容)
・Webマーケターの1日の仕事の流れ
1日の中では以下のような仕事を行います。
1、分析ツールを使用して効果を測定
2、コンテンツ更新
3、ソーシャルメディア管理
4、プロジェクト戦略の立案&管理
5、クライアントとの打ち合わせや問題発生時の対応
6、Web担当者としてのスキルアップのための情報収集やセミナー参加
Webマーケターと一言でいっても、SNSマーケターやSEOマーケター、アナリストなど様々な分野に分かれるので、それぞれの仕事で比重は異なります。
(参照|Webマーケターの仕事内容と日課)
・Webマーケターに必要なスキル
Webマーケターには以下のようなスキルが求められます。
1、マーケティングの基礎知識
2、Webサイトのデザイン&編集の基礎スキル(HTML, CSS, WordPressなど)
3、広告運用ツールの活用スキル(Google広告、Yahoo広告、SNS広告など)
4、分析ツールの活用スキル(Google Analytics、Search Console、Clarityなど)
5、SNSアカウント作成&運用スキル
6、仮説検証スキル
7、競合分析スキル
8、施策立案&プロジェクト実施管理スキル
9、クリエイティブ作成スキル(Photoshop, Illustrator)
10、行動心理学&コピーライティングのノウハウ
11、レポート作成のためのExcelやPowerPointスキル
全て独学しようとすると勉強に終わりがないため、仕事をしながらスキルを磨くか、必要なことをWebマーケティングスクールで集中して学ぶことをおすすめします。
(参照|Webマーケターに必要なスキルセット)
・WebマーケターとWebデザイナーの違い
WebマーケターとWebデザイナーは、ともにWebに関わる職種ですが、その役割と専門性は大きく異なります。
Webマーケターは企業のマーケティング戦略の立案や実行を担い、集客やブランディングなどの面で重要な役割を果たします。
一方のWebデザイナーは、企画に基づきWebサイトの画面設計やUI/UXの構築を行います。
Webデザイナーは制作会社などに所属し、クライアントの要望を汲み取った上で、コーディングを含めたサイトの設計・構築を任されます。
機能性だけでなく、ブランディングにも注力し、インパクトのあるデザインすることや、交渉力に技術力も求められます。
このように、Webマーケターは企画立案からデータ分析、施策実行までを手がける役割ですが、Webデザイナーはサイト制作を通して、より使いやすく、企業のイメージアップにつなげていく立場といった違いがあります。
お互いに密接に関わりながらも、異なるアプローチで企業のWeb施策に携わっていると言えるでしょう。
・Webマーケティングって怪しい仕事じゃない?
「Webマーケティング」と聞くと、何となく怪しい印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
中には法的な規制や倫理的な側面でグレーな手法も存在します。違法な行為や誇大広告、ユーザーを欺くような不当表示も問題になっていますよね。
しかし、Webマーケティングは、あくまでも企業が適切な方法でサービスやブランドを広く知ってもらうためのまともな営業活動の一環です。
ビジネスにおいて重要度の高まるWebプロモーションを担うWebマーケターの仕事は、決して怪しいものではなく、むしろ企業にとって必要不可欠な存在なのです。
・Webマーケターに向いてる人は?
Webマーケターに求められる資質は多岐にわたります。
こうした部分に強みを持っている人はWebマーケターに向いているでしょう。一方、以下のような人には難しいかもしれません。
高い専門性とビジネスマインド、分析力、発想力など、様々な資質が求められます。
向き不向きはあると思いますが、ぜひ挑戦してみる価値のある仕事だと言えるでしょう。
(参照|Webマーケターの適性はある?)
・Webマーケティングは学んだ方がいい?
今後さらにデジタル社会が進展していくことは間違いありません。企業活動においても、Webプロモーションの重要性は高まる一方です。
そうした中で、Webマーケティングの知識は非常に重宝されるようになってくるはずです。それはWebマーケターに限った話ではありません。
営業職やマーケティング職はもちろん、事務職でさえWebマーケティングに関する基本知識は問われる時代になりつつあります。
Webマーケティングに関する知見は、大企業から中小企業に至るまで、今や企業運営に欠かせない存在だと言えるのです。
このようにWebマーケティングは、今後ますますスキルが求められていく分野です。
時代の潮流を読み、早めにWeb広告やSEO対策、ウェブ解析などの知識を身につけておくことをおすすめします。