この記事では、いまビジネスパーソンから注目を集めているe-bikeについて、選び方とおすすめの車種をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、仕事や生活のスタイルは大きく変わりました。
感染リスクを下げるためには、蜜を避けることが重要。「満員電車での通勤はしたくない」と考える方も多いのではないでしょうか?
そんな中、通勤手段としてにわかに注目を集めているのが「e-bike」です。
e-bikeとは普通の自転車よりもラクに速く漕ぐことができる高性能な自転車のことで、電動アシスト付き自転車とも呼ばれます。
街でおしゃれな自転車に乗っている人を見かけたことがきっかけで、e-bikeを知った方も多いのではないでしょうか?
e-bikeも扱っている自転車販売の大手「アサヒサイクル」は2020年8月の中間決算にて売上高が前年同期比15%増、純利益が60.8%増を記録。
全体的な自転車人気の中でも「電動アシスト付き自転車」の人気は特に急騰しています。(参考:あさひ、上場来高値 コロナ下で自転車販売が大幅増)
また、e-bikeの「Van Moof」では2020年の1月〜4月までの4ヶ月間だけで、2018〜2019年の2年間のトータル売上を上回りました。世界的なトレンド受け、日本でも販売を拡大しています。(参考:新型コロナ需要で絶好調の電動自転車VanMoofが42億円を調達、日本でのシェア拡大も狙う)

電動アシスト付き自転車は、日本だけでなく世界的に注目されているトレンド。
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e-bikeに注目されているあなたは、まさに今、世界的なトレンドの波に乗っていると言えます。
e-bikeで颯爽と街中を走って通勤している自分の姿や気持ちをイメージしてみてください。そんなカッコいい日常を得られたらハッピーですよね。
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電動アシストが付いていると言っても、通勤だけで毎日疲れてしまわないかどうかも気になるところです。
そうした疑問についても私の体験や購入者の声を用いてお答えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
【e-bikeとは? 電動アシスト付き自転車との違い】
・e-bikeと電動アシスト付き自転車は何が違う?
まず初めに、「e-bike」と「電動アシスト付き自転車」の違いについて簡単に説明します。電動アシスト付き自転車のことは知っていても、e-bikeという言葉は最近になって聞いたという方も多いのではないでしょうか?
もともと、電動アシスト付き自転車もe-bikeも同じ意味の言葉です。
自転車文化の発展している欧州では電動アシスト付き自転車のことをe-bikeと呼んでおり、欧州製のe-bikeが日本に多く入ってくるようになったので、e-bikeという言葉も使われるようになりました。

日本では、「電動アシスト付き自転車」というカテゴリの中に「e-bike」があるというイメージです。電動アシスト付き自転車にはいくつかの種類があり、e-bikeはその中の1ジャンルです。
電動アシスト付き自転車には以下の種類に分けられます。
・シニアタイプ
・子供乗せタイプ
・スポーツタイプ
・ミニベロタイプ
・折りたたみタイプ
この内の、「スポーツタイプ」や「ミニベロタイプ」などがe-bikeと呼ばれるものになります。
欧州発の電動アシスト自転車はスポーツタイプのものがメインなため、「スポーツタイプの電動アシスト自転車 = e-bike」という認識が広がっています。
一方で、ママチャリタイプなどその他のタイプの電動アシスト自転車はこれまで通り「電動アシスト自転車」と呼ばれます。
・機能の違いは?
電動アシスト付き自転車は、自転車に装着されたモーターが漕ぐ力をサポートします。このモーターの働きはタイプによって異なります。
例えば、子供乗せタイプやシニアタイプにもっとも求められるのは「漕ぎ始めの安定性」です。
子供や荷物を乗せた状態って不安定ですよね。最初の漕ぎ出しの安定性を高めるために、子供乗せタイプやシニアタイプではスピードが出ていない段階でモーターがしっかり働くような設計になっています。
これらはアシスト比率とも呼ばれ、車種ごとにアシスト比率は異なります。つまり、どういった用途で乗るかによって向き不向きが変わってきます。
ちなみに、「電動自転車」というジャンルの自転車もあります。これは一般的な自転車や電動アシスト付き自転車と違って、ペダルを漕ぐ必要がありません。
ペダルはついているのでペダルを漕いで進むこともできますが、バイクのように手元のスロットルで走ることも出来るのです。
間違って電動自転車を買ってしまうと、自転車のように気軽には乗れないということになります。
車種を選ぶ際には、ちゃんと「電動アシスト」という文字があるかどうか注意しましょう。(参考:「ペダル付電動自転車」の走行(使用)に注意してください!)
【通勤にはe-bikeがおすすめ!メリットと人気の理由】
e-bikeが欲しい方の中には、電動アシスト自転車にするか普通の自転車にするか迷われている方もいると思います。
実際、普通のロードバイクやミニベロを通勤に使っている人も大勢います。値段を考えると電動アシストの付いていない自転車の方が購入しやすいのは間違いありません。
しかし、通勤に使うなら自転車よりもe-bikeの方がおすすめです。その理由やe-bikeのメリット、ここまで注目されている理由を解説します。
・自転車での出勤はおすすめしない理由
実は私も、e-bikeに乗る前は自転車で出勤したことがありました。自転車で通勤すれば毎日良い運動になるし、電車代もかからないし、イケてるビジネスマンみたいでカッコいいかもと思ったのです。
しかし、自転車通勤にはデメリットがあることに気付きました。
さらに今だとマスクを着用しなければなりません。通勤中は良いとしても、会社に着いたらマスク着用が義務付けられています。
しかし、自転車通勤のせいでまだ息が上がっている状態。マスクをつけているのがしんどいと思うはずです。
一般的な自転車での通勤にはこのようなデメリットがあります。見た目ほどスマートではないことを理解しておいた方が良いでしょう。
・e-bike通勤のメリット
一方、通勤にe-bikeを使うメリットは3つあります。
e-bikeであれば、モーターのアシストが働くので走っていてペダルを漕ぐのがしんどいと思うことが全くありません。つまり、疲れないということです。
軽い力でビュンビュンと自転車が進むので、快適さだけを感じてペダルを漕ぐことが出来ます。
適度な運動で気持ちの良い状態のまま出社できるので、毎朝フレッシュな気持ちで仕事に取り組むことが出来ます。
実は、軽い運動には集中力や発想力などを高める効果があると言われています。一流のビジネスパーソンが筋トレやランニングを欠かさない理由には、仕事のパフォーマンスを上げるという目的もあるのです。
自転車通勤のように疲れすぎてはダメです。肉体の回復のために多くの酸素を使うので、脳へ供給される酸素量が減ります。結果的に頭が働かないという状態に陥ってしまいます。

e-bikeでの通勤は、蜜を避けることも出来ますし、リフレッシュ効果や仕事のパフォーマンスを高める効果もあります。
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そう考えると、「コロナ渦の一時的な通勤手段」以上の価値があるのではないでしょうか。
・e-bike人気の理由
もともと環境志向の高い欧州だけでなく日本でもe-bikeの人気が出ています。
もちろん、コロナ渦で蜜を避けるための手段であることは間違いないですが、その他にも3つの理由があります。
日本において電動アシスト付き自転車と呼ばれるものは、いわゆるママチャリタイプや子供乗せタイプのものが多く、あまりお洒落なデザインではありませんでした。
しかし、最近はヨーロッパ系のスマートなe-bikeを筆頭に、お洒落なミニベロタイプや折りたたみタイプといったデザイン性の高いものも増えています。
特にヨーロッパ製のe-bikeは他の自転車と一線を画するデザインを持っているものも多く、「これに乗りたい」という指名買いも増えています。
通勤手段としても最適なアイテムになっています。
こうした商品性能に加え、SDGsによる環境問題や社会貢献への意識の高まりもe-bikeの特性にマッチ。
コロナ渦の新しい生活様式が影響したことは間違いありませんが、それ以外にもe-bikeが人気を集める理由はあるのです。
【通勤で使いたい人向け|e-bikeの選び方 5つのポイント】
e-bikeが注目されている理由がなんとなくわかったところで、実際にどのようなe-bikeが人気なのか気になりますよね?
ですが、1つ1つの車種を紹介する前に、「e-bikeの比較基準」をお伝えします。e-bikeにはどのような機能があって、どのような選び方をしたら良いのかを知っておきましょう。
・e-bikeの選び方 5つのポイント
e-bikeを選ぶ際には、以下の5つのポイントを比較します。
それぞれ解説します。
・タイプ
e-bikeにはロードバイクタイプやミニベロタイプなどいくつかのタイプがあります。どのような形のe-bikeが好みかでタイプを選びましょう。
ロードバイクタイプは疲れにくく長距離の移動に向いています。職場までの距離が10キロ以上ある方におすすめです。
ミニベロタイプはとにかくお洒落さ重視。バッテリーも大きくないので長い距離の移動には向きませんが、職場までそこまで距離がない方にはおすすめです。
MTBタイプはオフロード性能が高いので、通勤でもプライベートでもe-bikeを楽しみたい方はオフロード性能の高いMTBタイプや折りたたみタイプを選んでも良いでしょう。
・ユニット
ユニットによって電動アシストのアシスト比率が変わってきます。それぞれの車種を見比べると、どのようなシーンでパワーが最大化されるようになるかを比較できます。
・バッテリー容量とタイプ
バッテリーが切れると電動アシストは働かず、ただの重い荷物を乗せて走っている状態になってしまいます。
バッテリーの容量は航続可能時間に大きく影響しますので、通勤に最適な容量を持っているものを選びましょう。
また、バッテリーは取り外しタイプと車体内蔵タイプがあります。取り外しタイプのものは、バッテリーを部屋に持って行って充電をします。
小さいバッテリーだと頻繁な充電が必要になり、大きいバッテリーだと数日に一度で済むなど、サイズによって利便性も変わってきます。
車体内蔵タイプの場合は充電アダプタの位置までe-bike本体を運ばなくてはなりません。マンションに住んでいる方などは物理的に不可能な場合もあるので注意が必要です。
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・デザイン
e-bikeはデザイン性が高いものも多いです。一般的な自転車で見ないようなデザインを見るとワクワクしますよね。
アシスト性能やバッテリー容量にも違いはありますが、やはり一番変わるのは見た目のデザインです。
e-bikeに乗っている方の中には、e-bikeをただの足ではなく自分のファッションの一部のように取り入れている方も見えます。e-bike選びではデザインも重要な要素の1つです。
・タイヤサイズ
e-bikeには様々なタイプのものがあります。タイプやバッテリーと同様に乗り心地に大きく影響するのがタイヤのサイズです。
26インチのマウンテンバイクタイプとミニベロではタイヤのサイズが大きく異なりますよね。タイヤのサイズは小回りのしやすさや駐車場所の確保のしやすさに影響します。
通勤で細い道を通ることが多い方などは、タイヤの大きな自転車では運転しにくいと感じることが増える可能性があります。
【通勤向けおすすめ e-bike 7選|人気のお洒落でカッコいい車種を紹介】
それでは、通勤におすすめのe-bikeを7点紹介していきます。
・benelli miniFold16
イタリアのオートバイメーカーが作ったe-bike。わずか3秒で折りたたみ可能なキャスター付きモデルなので、女性でも持ち運びがカンタンです。
欧州テイストのスタイリッシュなデザインが特徴的。
バッテリーは本体に内蔵されているので、デザインの邪魔をしません。しかも、バッテリーは取り外して充電可能。デザインと利便性の両方を追求したモデルです。
モーターユニットは36V/250W。アシストレベルは4段階あり、どんなシーンでも快適に乗ることができます。
バッテリーは1回の充電で80kmの走行が可能。
>>【 E-BIKE 電動アシスト自転車 】ベネリ / BENELLI ZERO N2.0 ZERO N2.0FAT mini Fold 16 特徴と購入の注意点! 〜自転車屋店長レポート〜 ミニベロ
・Harry Quinn PORTABLE E-BIKE
本体フレームにバッテリーを内蔵した、一見e-bikeとは思えないデザイン。街乗りで絵になるおしゃれなe-bikeです。
バッテリーは取り外せるタイプなので充電はラクです。また、車体は3つ折り式となっており、持ち運びや車への積み込みもしやすい形状です。
アシストは3段階から調整可能ですが、変速機は付いていません。そのため、勾配のある道や長距離の通勤には向きません。会社と家が近い方やちょっとした移動で使いたい方向けです。
>> Harry Quinn PORTABLE E-BIKE
・BESV PS
e-bikeの盛んなヨーロッパでデザイン・性能ともに高い評価を受けるBESV。2019年にはGOOD DESIGN賞を受賞。その特徴的なデザインは目立つこと間違いなしです。
独自開発のスマートモードでシーンに合わせて適切なアシストを実現。
クロスバイクタイプと比べると小さいボディながら、1回の充電で95kmの走行が可能。折りたたみも可能です。
盗難防止アラートや独自の盗難保険を用紙するなど、防犯への意識も高いところが信頼できます。
・makami
電動アシスタント自転車の常識を大きく覆すデザインが特徴的な、東京生まれの未来型電動アシスタント自転車。
特徴は見た目の奇抜さだけではありません。ヨーロッパで人気のBAFANG製ユニットを搭載した本格モデル。
5段階のアシストと7段変速でどんなシーンでも快適な運転が可能です。1回の充電での最長走行距離は65kmと十分な性能を持っています。
自転車というよりもバイクに近い奇抜なデザインは、周囲の目を引くこと間違いなしでしょう。
・evol C700
ヨーロッパのe-bike市場において絶大なシェアを誇るBAFANG製のパワーユニットを搭載。スーツでの通勤にもマッチするデザインの都会派クロスe-bikeです。
電動アシストは6段階、ギアは9段速の調整が可能。通勤のみならず、本格的なサイクリングにも適した一台です。
バッテリーはUSB端子が付いており、スマホやPCのモバイルバッテリーとしても使用することが可能なのも嬉しいところ。
・YPJ-C
軽快感とアシストの心地よさをバランスよく融合したヤマハ製e-bike。シンプルな見た目ながら、マットな黒のデザインがかっこいい。
アシストは、座ったままの発進でもロードレーサーに匹敵するスタート。その後はアシスト性能を活かして爽快な加速を実現。
さらに、坂道でも座ったままのライディングが可能といった具合に、シーンに合わせて調整されるアシスト性能が魅力です。
変速は驚異の18段速。また、高性能な影響ディスプレイであらゆる情報を表示してくれます。一回の充電で最長48kmの走行が可能。
・Van Moof
e-bike自体が先進的な電動アシスト付き自転車として注目される中、e-bikeの中でもさらに未来を体現したe-bikeが登場しています。
e-bike業界の中でも異彩を放っている存在、それがオランダ生まれのブランド「Van Moof」です。「自転車界のテスラ」とも言われています。
最近は多くの雑誌でも紹介され、このデザインを見て一瞬で欲しくなる人が続出中。
シンプルながら他に類を見ないマットなデザインは、懐かしいようで全く新しい印象を与えてくれます。最先端技術を搭載しながら、電子機器らしさがどこにもありません。
航続可能距離は最長150km。アシストモードは4段階から切り替え可能です。変速機も4段速となっていますが、こちらはなんと自動変速です。自分でギアを回す必要がないのは新しい体験です。
盗難防止アラーム、盗難防止追跡システムも搭載で、万一の事態への対策もバッチリです。
唯一の欠点は、バッテリーの充電が本体に接続しないとできないこと。取り外しタイプではないので、自転車を家まで運んで充電しなければなりません。
>> デザインも走りも抜群!これに乗ったら他に乗れない最強の電動自転車が来た!【VanMoof Electrified X2】
>> Van Moof 公式サイトで詳細を見る
【e-bikeのデメリットも正直に話します】
通勤向けのおすすめe-bikeを紹介してきました。気になる一台はありましたでしょうか?
ここまでe-bikeのメリットや選び方をお伝えしてきましたが、e-bikeにはいくつかの懸念点もあります。
もし購入するとなれば高い買い物になります。買ってから後悔しないように、デメリットについても知った上で購入を検討してみてください。
・盗まれる可能性がある
盗まれるリスクは自転車全般に言えることですが、e-bikeは自転車の中でも高額で目立つ存在です。その分、狙われる可能性も高まるでしょう。
高額なものなので、防犯対策は十分にしておきたいところです。チェーンによる施錠はもちろんのこと、盗難保険に入ることで万一の際にも損害を減らすことができます。
自転車用の保険としては、「すぽくる」「みんなのスポーツサイクル保険」などがあります。
自宅や会社の駐輪スペースのセキュリティが高ければリスクは下がりますが、そうでない場合にはしっかりと対策を取っておく必要があります。
・荷物が多いときに困る
これも自転車全般に言えることですが、カバンやリュック以上の荷物を運ぶことは基本的にできません。
最近は自転車用の大きめのパックパックなども出ていますが、それ以外の手提げバッグなどは持ちにくくなってしまいます。
・バッテリーの充電が煩わしい
e-bikeはバッテリーを充電して使わなくてはなりません。小さいバッテリーだと、毎日のように駐輪場から部屋までバッテリーを持って行く必要があります。
その作業を「ちょっと煩わしいな」と感じる時も正直あります。バッテリー内蔵型e-bikeの場合は、車体を家の中まで運んで直接充電コードに接続しなければいけません。
バッテリーを積んでいるので一般的な自転車よりも重くなっているe-bike。それを部屋まで運ぶのは結構しんどいです。
・強い雨の日には乗れない
一般的な自転車であれば雨の日でも乗れないことはありませんが、e-bikeは電子パーツも多く使っています。一応「生活防水」や「防滴加工」は施されていますが、豪雨の時には故障リスクが高くなります。
また、生活防水については基本的に「自転車が直立状態」での基準です。強風などで自転車が倒れた場合、防水性能が落ちる可能性があります。
悪天候の時には通常よりも故障リスクが上がってしまうので、乗れないと思っておいた方が良いでしょう。
・郵送で届く時の箱がデカすぎる
一般的に自転車屋さんで自転車を買えば、組み立てられた状態のものをトラックで運んでくれます。しかし、自転車をインターネットで購入すると、半分完成した状態の自転車がダンボールに入れられて届きます。
その箱がとにかくデカいのです。26インチなどのサイズの大きい自転車の場合は「ドアから入らないのではないか?」と思うほどです。
また、基本的には半分組み立てられた状態で届くので、後の半分は自分で組み立てなくてはなりません。
タイヤをつけたり、ハンドルを組み立てたりといった作業しなくてはならないということは覚えておいた方が良いでしょう。
・目立ちすぎる場合がある
e-bikeが注目されているとは言え、まだまだ多く見かけるものではありません。しかも、中には自転車よりもバイクに近いものや先進的過ぎるデザインのものもあります。
こうしたe-bikeに乗っていると、正直目立ちすぎます。
周りの人に見られることに喜びを感じるか恥ずかしいと思うかは人それぞれですが、デザイン性が高いものを選ぶと「恥ずかしくて乗りにくいな」と思ってしまうかもしれません。
・電子パーツが多く含まれるので故障のリスクが高い
雨の日には電子パーツが壊れるリスクがあるとお伝えしましたが、転倒や保管状態によっても故障のリスクが上がることもあります。
普通の自転車であれば、転んでもよほど乗れなくなることはありません。ですが、e-bikeの場合、転倒によって精密な電子パーツが壊れてしまうリスクは高いです。
電子パーツは熱にも弱く、30度以上の環境ではバッテリーにも悪影響を及ぼします。
また、バッテリー自体にも寿命があります。一般的にはバッテリーの寿命は5〜6年と言われています。5年経たずとも、スマホやパソコンと同じようにバッテリーの持ちが悪くなることもあるでしょう。
【実際にe-bikeで通勤している人の感想|e-bikeで通勤ってどう?不便じゃない?】
e-bikeを買って通勤に使っている人はどういった感想を持っているのでしょうか? e-bikeで通勤している人の声を集めました。
まだまだe-bikeで出勤している方は多くない印象です。
・雨の日に乗れない
・駐輪場所がないと困る
・盗難の心配が尽きない
・充電を習慣化する必要がある
こうした懸念点があるのは正直なところでしょう。
電動アシスト機能が付いているとはいえ、自分の力で漕ぐ必要があります。いざ乗ってみると思ったよりも疲れるなと感じる方もいます。
・e-bike以外の通勤手段もある
・自宅と職場ともに駐輪場で困らない
e-bikeで毎日快適に通勤できる人というのは、このような条件が揃っている人に限られるかもしれません。
【e-bikeは通勤手段だけでなく自分を表現するファッションにもなる】
e-bikeが誰にでもおすすめかと言われれば、決してそうではないでしょう。正直、不便だなと感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、e-bikeは蜜を避け、健康に良く、おしゃれでスマートな通勤を可能にしてくれます。
電動アシストの付いた自転車で街中をスイスイと進む。そんなサイクリングの気持ち良さを日常に取り入れられるのは魅力ですよね。
また、何と言っても先進的なデザインに惹かれている方も多いのではないでしょうか? e-bikeには、一般的なロードバイクやミニベロにない独特なデザインの魅力があります。
「e-bikeに乗って通勤する自分」をイメージしたら、機能性や利便性以上を多少犠牲にしてでもそのスタイルを手に入れたいと思うはずです。
例えば、車を選ぶ際にトヨタや日産ではなく、MINIやフォルクスワーゲンに乗るように。
コーヒーを買うなら近くのコンビニではなくブルーボトルコーヒーまで行くように。
パソコンはWindowsではなくMacを好んで使うように。
e-bikeを選ぶ人も、こうした「自分なりのこだわり」を大事にしているイメージがあります。

多少の不便はあっても自分の好きなものを愛し、工夫をしながら上手に付き合っていく。
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そのような方でしたらe-bikeは最高の相棒になるはずです。
e-bikeの快適な走り、惚れ惚れするデザイン、それが自分のものになっているという喜びは、他の何物にも代え難い体験になります。この魅力をぜひあなた自身で体験してみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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