
その辺の「うだつの上がらないサラリーマン」のようになりたくない。一流のビジネスマンになるためには何が足りないのだろう?
この記事では、こうした悩みを持つ人に「優秀なビジネスマンになるための習慣」をお伝えします。優秀かどうかは仕事の質以前に「習慣」によって決まる要素が多いのです。
ポイントは以下の5つです。
・朝シャワー
・朝ストレッチ、朝ジョグ
・ランチ後と夕方に軽い運動
・集中仕事と非集中仕事で取り組む時間を変える
これらがもたらす効果と方法について解説します。
一流のビジネスマンは1日の使い方に対して多くの注意を払って生活しています。それは、時間の使い方によってパフォーマンスが変わってくることを知っているからです。
有意義な時間の使い方をすることが、パフォーマンスを向上し、仕事の質を上げます。優秀なビジネスマンの日々の時間の使い方を取り入れることから始めてみましょう。
【一流のビジネスマンの定義】
優秀なビジネスマンになりたいと思ったら、まずは「優秀なビジネスマンとはどのような人間か」を定義することから始めましょう。
一流のビジネスマンに共通する資質としては、以下のようなことが挙げられれます。
・健康で機嫌がいい
・効率の良い時間の使い方を知っている
優秀なビジネスマンでなんとなくダラダラと仕事をしている人はいません。
「自分のやるべきことや目指す目標に向けての道筋を立て、最短距離でそこに到達するように動く。」それを仕事だと認識しているので、結果を出しやすいのです。
高いパフォーマンスを発揮するには、思考力や集中力が高くなくてはいけません。
そのためには、体調管理も重要になります。疲れやストレスを忘れるためだけの飲酒や、意味もなく夜更かししてテレビを見たりはしません。それによって次の日がしんどくなり、仕事の効率を下げることを理解しているからです。
このことから、一流のビジネスマンに共通するのは「目標と時間管理ができていること」だと言えるでしょう。
ですが、それは表面的な見方でしかありません。目標と時間の管理を可能にするために重要な要素が1つあります。
疲れて頭がボーッとしていたり、集中力が続かないと、考えごとをしていても良いアイディアは浮かんできません。機敏にサクサク取り組めず、ダラダラと時間を過ごしてしまうこともありますよね。
・健康でご機嫌、フレッシュな気持ちで日々過ごす
・時間管理して時間当たりの成果を最大化する
こうした一流のビジネスマンの資質を身につけるためには、脳を活発にする必要があるのです。つまり、一流のビジネスマンは脳を最大限活発に出来る習慣を身につけているとも言えます。
優秀な人材になるために漠然と仕事の質を上げようと思っても上がりません。脳を活発に働かせる習慣を身につけることで、仕事の質も上がってきます。
では、実際にどのようなことを習慣化すれば脳が活発になる時間を多く持てるのでしょうか。次章でその方法について解します。
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【一流のビジネスマンがやっている5つの習慣|時間管理術】
一流のビジネスマンを作る習慣は、「脳の働き」に注目することです。脳が活発な時間を1日の中で長く持つことが重要です。
脳は起きてすぐが一番リフレッシュされており、そこから大小様々な判断をしていくことで疲れが溜まって働かなくなっていきます。
ですが、ある行動をすることで脳内に分泌物を出し、それによって活発度を上げたり、疲れた脳を再度活性化させることができます。
それが以下の5つです。
・朝シャワー
・朝ストレッチ、朝ジョグ
・ランチ後と夕方に軽い運動
・集中仕事と非集中仕事で取り組む時間を変える
それぞれ詳しく解説します。
・朝は脱スマホ&TV
朝起きてすぐは脳がもっともリフレッシュしている時間です。
一流のビジネスマンの多くが早起きを習慣化しているのは、出社前に知的生産性の高い仕事に取り組むためです。
これらはリフレッシュしてきれいに整理された脳を、ぐちゃぐちゃに散らかす行為です。
テレビやスマホでSNSを見ると様々な情報が流れ込みます。そのほとんどは自分のビジネスに直接関係のないノイズでしょう。
1日の中でもっとも生産的な行動に向いている時間を、ノイズの収集に当ててしまうと、すぐに脳は情報の処理で多忙になりパフォーマンスが下がってきます。
朝起きたら、音楽を流す程度にして、不要な情報は入れないようにしましょう。
・朝シャワー
起きたばかりでは目が覚めきっていないこともありますよね。体が起きていないという言葉がマッチするような気がします。
ヒトの体の機能を管理する自律神経には、交感神経と副交感神経があり、交互にバランスをとって働きあっています。
寝起きの体は睡眠時と同じ副交感神経が働いていて、いわゆるリラックス状態にあります。それが朝一番はシャキッとできない理由です。
副交感神経から交感神経の働きに変えるために効果的なのが、シャワーを浴びることです。シャワーを3~5分浴びることで体が活動的になります。
寝起きのぼんやり時間を終わらせて脳と体を働かせるためには、朝シャワーが非常に効果的です。
・朝ストレッチと軽いジョギング
シャワー同様に体を活動的にするのが、朝のストレッチとジョギングです。
寝ている時間は体を何時間も休ませている状態です。活動をスムーズにするためには慣らし運転が必要と言ったイメージです。
日常の動きを滑らかにするために、
・腰
・肩関節
・足首
の4箇所のストレッチをすると良いでしょう。
ジョギングは歩くスピードと同じくらい遅くて構いません。時間も5〜10分ほどでOKです。体を鍛えることが目的ではなく、1日の活動をスムーズに始めるために行うことが目的です。疲れては意味がありません。
朝からジョギングをする効果はかなり大きいです。太陽の光を浴びたり、一定のリズム運動をすると脳内でセロトニンというホルモンが分泌されます。セロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれ、朝から気分を良くしてくれます。
また、軽いジョギングでも心拍数が上がって血流が良くなると、脳の中でも海馬と前頭葉へ多くの酸素が運ばれます。海馬は記憶を司る分野で、前頭葉は理性的な判断や感情を司る分野です。それらが活発に働くのを助けます。
さらに、少しの運動でも日中に疲れにくい身体ができます。
1日15分の運動を継続すると死亡率は14%低下し、寿命は1000日近くのビルという研究成果も出ています。ぜひ習慣化して生涯時間を長くしたいですよね。
朝スマホを断ち、シャワーとストレッチ、軽いジョギングを取り入れることで、良い1日をスタート出来るようになります。
・ランチ後と夕方に軽い運動
脳は時間とともに疲れが出てきます。起床後5時間が経つと、働きが鈍り始めると言われます。
そうした時間に再び脳を活性化する方法が「運動」です。昼休みなどに朝と同じ軽いジョギングをするのがおすすめです。
ちょっと疲れてきたなと思ったらコーヒーを飲んだり休息を取ろうと思う人が多いと思います。ですが、あえて体を動かして脳に酸素を送る方が逆にリフレッシュ効果があるのです。
ジョギングのように一定のリズムで体を動かすことで、脳内ではセロトニンというホルモンが分泌されます。やる気アップやストレス軽減の効果があるので、「ちょっと疲れたな」と思った時ほど体を動かす習慣を身につけましょう。
一見すると逆のように思えますが、知的労働にこそ運動が不可欠です。ランチ後や夕方に行うことで1日を通してパフォーマンスを高く保つことができます。
・集中仕事と非集中仕事で取り組む時間を変える
パフォーマンスの高い仕事をする習慣は以上の方法で身につきます。
次に、脳のパフォーマンスが上がった状態で何をするかが重要になります。生産性のある仕事に最適な時間にスマホのゲームをやっていても一流のビジネスマンにはなれません。
仕事の中には、集中が必要な「集中仕事」とそうでもない「非集中仕事」があります。
集中仕事は、
・文章を書く
・プレゼン資料作り
・重要な資料作り
などがあります。これらはアイディア発想力や集中力が必要で、脳の状態が良い時でないと効率や生産性が下がります。
一方で、非集中仕事は、
・メールへの返信
・電話
・会議や打ち合わせ
・来客対応
などです。頭を使わなくても出来る作業は非集中仕事です。
重要な資料を作る仕事などないという人もいると思いますが、
・より効率よく働くために改善できるところはないか
・優秀な人材になるためにどんなスキルを磨くべきか
といったことを考えて実行してみると良いでしょう。
与えられた仕事以上のことをやって初めて認められます。先にギブすることが重要です。そういった意識で取り組んでみたら、周りの評価も変わってくでしょう。
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【脳の働きを活発にし、重要な仕事に取り組むことが一流のビジネスマンの習慣】
以上が、一流のビジネスマンがやっている仕事のパフォーマンスを高めるための5つの習慣でした。
一流のビジネスマンになるためには、
・健康でご機嫌、フレッシュな気持ちで日々過ごす
・時間管理して時間当たりの成果を最大化する
といったことが必要です。そして、ここで紹介した良い習慣はそのために不可欠な要素なのです。
・朝シャワー
・朝ストレッチ、朝ジョグ
・ランチ後と夕方に軽い運動
・集中仕事と非集中仕事で取り組む時間を変える
これらを日々の予定にスケジューリングして、継続して取り組んでみてください。
脳と生産的な時間を制するものが、優秀なビジネスマンになれます。こうした時間術については、樺沢紫苑さんの著書「神 時間術」が非常にオススメです。
よかったらこちらも参考にして自分の習慣を時間管理術を改善してみてください。