この記事では動画編集者になって副業で稼ぐための方法をお伝えします。
・必要なパソコンやソフトについて
・短い時間でスキルを習得するための勉強方法
など、動画編集で稼ぐための知識をかなり網羅した内容になっています。
動画編集には大きく分けて「番組系」と「VLOG系」の2つのタイプがあります。
・番組系:テレビ番組やYoutubeチャンネルのような一般的な動画コンテンツ
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・VLOG系:おしゃれな映像やエフェクトを使用し、音に合わせて巧みなトランジション(場面転換)を行う芸術作品
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この記事では、「番組系の動画編集者として稼げるようになるためのステップ」を解説していきますので、その点はご了承ください。
Youtubeが好きな方や動画編集が出来るようになりたい方、さらに動画編集スキルを磨いて実際に動画編集を仕事にしたい方にとって参考になればと思います。
- 【動画編集の副業の始め方】
- 【動画編集を副業にするメリット|未経験の初心者でも1ヶ月でスキル習得可能】
- 【動画編集に必要なソフトやアプリは?無料で使えるソフトと素材サイトを紹介】
- 【iPhoneでも副業で動画編集って出来る?】
- 【動画編集に必要なパソコンのスペックや周辺機器は?】
- 【動画編集の副業をする上での4つの注意点|もう稼げない?】
- 【独学で動画編集スキルを磨く勉強法|テロップ、カット、エフェクトの入れ方】
- 【Youtuberの動画編集をする仕事ってどんな感じ?実際の副業内容を解説】
- 【動画編集の副業ってどうやって見つけるの?求人や案件の探し方】
- 【稼げる動画編集者になるには?副業収入を最大化する戦略を解説】
【動画編集の副業の始め方】
この記事でご紹介する内容を簡潔に紹介します。初心者から動画編集を副業にするためには以下のステップが必要です。
- 動画編集に必要なモノを揃える
- 動画編集に使える素材サイトやツールを知る
- 動画編集を勉強して基礎スキルを身に付ける
- 動画編集の仕事内容を知り、必要なスキルを磨く
- 仕事の案件や求人を探して仕事に取り組む
- 様々な方法で動画編集での収入を最大化する
それぞれの方法についてこれからご紹介していきます。
【動画編集を副業にするメリット|未経験の初心者でも1ヶ月でスキル習得可能】
動画編集を副業にするメリットは5つあります。
- スキルとして身につきやすい
- 撮影スキルや機材は不要
- 在宅で出来る
- 結構楽しい
- 手に職がついて稼げる
それぞれ解説します。
・スキルとして身につきやすい
動画編集を身につけるのは比較的簡単です。
1日1時間の勉強でも1ヶ月あれば十分思ったように編集出来るようになります。1日5時間勉強出来るなら1週間でも可能です。
1つのスキルでこれほど早く身に付くものは他にありませんよね。
例えば、副業で人気のプログラミングであれば独学で半年以上、高額なスクールに通っても3ヶ月は学ばないといけません。それだけ学んでも素人レベルです。
そう考えると動画編集スキルの習得のしやすさはかなり異常です。
・撮影スキルや機材は不要
番組系の動画編集を副業にするのであれば、撮影機材や撮影スキルはいりません。
あるに越したことはないのですが、そこまで揃えて学ばなければいけないとなると、さらにお金も時間もかかってしまいますよね。
VLOG系の動画編集であれば撮影も自分で行わなければいけませんが、番組系であれば不要です。
・在宅で出来る
番組系の動画編集であれば、完全に在宅で仕事をすることができます。
パソコンと編集ソフト、それにインターネット環境さえあれば、依頼主から動画ファイルを受け取って編集作業をすることができます。もちろん納品も自宅のパソコンから行うだけです。
編集だけならネットはいらないので、カフェなどの好きな場所でも仕事ができますよ。
・編集作業が結構楽しい
これは完全に主観ですが、動画にカットを入れたり、適当なところに効果音を入れるのは非常に楽しい作業です。
自分の仕事が好きという人はなかなかいないと思いますが、動画編集を通して「楽しく仕事が出来る」という経験をすると人生が変わると思います。
きつくて嫌なことをしてお金をもらうのが仕事だと思っている人もまだまだ多いと思いますが、「こんなお金の稼ぎ方があるんだ」と気付けると、未来の選択肢は広がるはずです。
・手に職がついて自信になる
動画の編集が出来るというのは立派なスキルです。しかも、出来る人がそこまで多くない。
そんな貴重なスキルを身に付けることは、手に職が付くということです。
普通に会社で仕事をしているだけでは、明確なスキルってなかなか身につかないですよね。
私も5年間小売業でサラリーマンをしていましたが、「これが強みです」と堂々と言えるものは何も身に付けられませんでした。
【動画編集に必要なソフトやアプリは?無料で使えるソフトと素材サイトを紹介】
動画編集をするためには、編集するためのソフトが必要です。また、様々な動画に使える素材を持っていた方がスキルの幅が広がります。具体的には、以下のようなソフトや素材が不可欠です。
- 動画編集ソフト
- 画像編集ソフト
- アニメーション作成ソフト
- 映像、音楽、効果音などの素材
- ファイル転送ソフト
有料のものも多いですが、無料でも高機能のものがありますのでご紹介します。まずは無料のソフトを使って作業をしてみると良いでしょう。
・動画編集ソフト
まずは動画編集ソフトです。
- Adobe Premier Pro
- Final Cut Pro X
有名なソフトとしてはこの2つが挙げられます。ほとんどの動画編集者はこのどちらかを使っています。私も両方を使ったことがありますが、特徴には以下のような違いがあります。
【Adobe Premier Pro】
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・より細かい編集が可能
・プロでも使うようなソフト
・それゆえに使うのが難しいことも
・月額2,480円
・Windows、Macの両方で使用可能
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>>【公式サイト】Adobe premier pro.
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【Final Cut Pro X】
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・Premier Proよりもわかりやすく使い勝手がいい
・初心者でも学びやすい
・買い切り34,800円
・Mac専用ソフトのためWindowsでは使えない
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>>【公式サイト】Final Cut Pro X
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Adobe Premier Proの方が高性能なソフトではありますが、副業として番組系の動画を作るのであればそこまでの高性能は必要ありません。
とは言え、どちらにしても高額なソフトであることに変わりません。「もっと安くて、できれば無料のソフトってないかな?」と思いますよね。
そんな方におすすめの無料ソフトが「AviUtl」です。
AviUtlは完全に無料のソフトにも関わらず、基本的な編集機能は全て網羅したソフトです。無料のソフトを探しているなら、現時点では「AviUtl」一択でしょう。
・デザインソフト
動画編集をする上では、画像やイラストを作れるデザインソフトも欠かせません。
動画編集ソフトでも文字入れをすることはできますが、画像編集ソフトで作成した画像を動画に挿入した方がデザイン性の高いコンテンツにできます。
「画像やイラストでわかりやすくしたい。」
副業で仕事をする上では、このような要望にも応えられた方が評価や報酬は上がります。動画だけでなく画像の編集も出来るようになりましょう。
デザインソフトには、
- Adobe photoshop(写真加工ソフト)
- Adobe illustrator(イラストデザインソフト)
- Affinity Photo(写真加工ソフト)
- Affinity Designer(イラストデザインソフト)
などがあります。
Adobe系とAffinity系で機能に大きな差はありません。
Adobe製品は動画編集ソフトのAdobe Premier Pro同様に月額課金制です。一方のAffinity製品買い切り制です。
また、デザインソフトにも無料系のソフトがあります。写真の加工系では「Canva」というウェブアプリが非常に便利です。
直感的に編集することができ、番組系の動画編集で使うようなデザインは大抵この一本で作れますのでおすすめです。
・アニメーション作成ソフト
副業案件をやっていく中では、「動画のオープニングや場面切明で使うようなアニメーションを入れたい。」という要望もあるでしょう。
アニメーションは動画編集ソフトを駆使して作ることも出来ますが、アニメーション作成に特化したソフトがあれば便利です。
- Adobe After Effect
- Motion5
これらが有名なアニメーション用のソフトです。Motion5はFinal cut pro Xと同じMac専用アプリです。
ただ、アニメーションは絶対に必要というわけではありませんので、追々学んでいく感じでもOKです。
・映像、音楽、効果音などの素材
ソフト以外にも、動画で使う映像や音楽、効果音についても素材を集められるサイトを知っておくと便利です。
動画用の素材サイトは数多くありますが、まずは以下の無料素材のサイトを使いこなすと良いでしょう。これだけでもかなりの数の素材を集められます。
まずはこれらを使って素材を集め、他にも素材が欲しくなったら新しくサイトを探すという感じで進めていきましょう。
また、Final Cut Pro XやAdobe Premier Proで使えるプラグインを配布しているサイトも世界中に存在します。自分で1から設定すると大変なトランジションなどを、簡単に導入できます。
・映像素材
・「Free Videos , Clips and Loops」
・「Free Stock Video Footage」
・エフェクト素材
・「動画素材.com」
・「After effects style」
・音楽素材
・効果音素材
・「効果音ラボ」
・プラグイン
・「Flash back」
・「Ryan Nangle」
↑こういう感じです↑
・字幕テロップ自動挿入ソフト
番組系の動画編集で欠かせないのが「字幕テロップ入れ」です。動画の音声に合わせて字幕を入れていく作業は、動画編集の中でも退屈で骨が折れる作業です。
そんな字幕をAIが自動で入れてくれるソフトが出ました。それが「Vrew」。Vrewに動画を読み込ませれば、ほんの数分でAIが自動で音声を認識して字幕を入れてくれます。
こうしたソフトを活用すれば、時間のかかる動画編集をより効率的に進めることができます。
・ファイル転送ソフト
スマホやパソコンで友達に動画を送ろうとした時に、容量が大きすぎて送れなかったという経験はありませんか?
動画ファイルは非常に容量が大きく、基本的には添付ファイルでは送れないと思っておいたほうが良いでしょう。
「Gigafile」は200GBまでのファイルを無料で送れるウェブサービスです。会員登録などの煩わしい手続きも不要なので手軽に使えます。
動画編集の仕事をする上では必須のツールですので、基本的な使い方はマスターしておきましょう。
【iPhoneでも副業で動画編集って出来る?】
動画の編集をしたい人の中には「iPhoneでも動画の編集ができるって聞いたけど本当?」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
確かに、スマホ用のいろんな動画編集アプリが出ており、文字入れなどの簡単な動画編集であればできるようになっています。
Youtuberの中には、iPhoneで撮った動画をそのままiPhoneで編集してアップロードしている人もいます。
しかし、副業を含む「仕事レベルの動画編集」をしようと思ったら無理です。
iPhoneのアプリではできることが限られますし、アプリによっては広告も入ってしまいます。スマホだけではとても納品できるレベルにはなりません。
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【動画編集に必要なパソコンのスペックや周辺機器は?】
動画編集にはスペックの高いパソコンが求められます。動画ファイルのサイズはテキストや画像と比にならないほど巨大です。
動画編集においてはそのような巨大なファイルをいくつも扱うわけですから、その処理に耐えられるスペックが求められるのです。
スペックが低いパソコンで動画編集をすると、以下のようなデメリットがあります。
こんな状態ではとても動画編集を仕事になど出来ませんよね。では、どのようなパソコンならば動画編集ができるのでしょうか?
・WindowsでもMacでも可能
まず多くの人が悩むところで、「WindowsとMacだったらどっちがいいの?」という点ですが、動画編集はWindowsでもMacでも出来ます。
Final cut pro XやMotion5などのソフトを使いたいと言うことであればMacが良いでしょう。実際、Youtuberの中でもMacを使って編集している人は多い印象です。
とは言え、Windowsしか持っていないという方はWindowsでも問題なく出来ますので安心してください。
・動画編集に必要なパソコンのスペック
スペックは以下の数値が最低限の目安です。
- CPU:Intel core i5以上
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:256GB以上(外付けSSD必須)
これくらいのスペックがあれば「出来なくはない」という感じです。しかし、サクサク動くスペックを求めるなら、このさらに上のスペックが必要です。
・バックアップのために外付けストレージは必須
パソコンは上記のスペックを目安にしてください。
また、副業でやる上で必要なのはファイルの保存です。納品したファイルをトラブルに備えて一定期間保存しておく必要があります。
動画ファイルは非常に重いので、パソコン内に貯めるとすぐにいっぱいになってしまいます。そうならないように、外付けのストレージ(SSDやHDD)は仕事をする上で必須でしょう。
・ネット回線は光回線一択
動画ファイルの転送やYoutubeへのアップロード、素材のダウンロード速度はインターネット回線の速度が影響します。
動画編集は編集する時間以外にもアップロードとダウンロードにも時間がかかります。その辺りを快適にするためには光回線一択です。
快適な動画編集環境はパソコンだけでありません。実際に副業を始める前にインターネット回線も整えましょう。
【動画編集の副業をする上での4つの注意点|もう稼げない?】
動画編集の勉強方法をお伝えする前に、動画編集を副業にする上での注意点をお伝えしておきます。注意点は以下の4つです。
この4つを知っておかないと、動画編集を始めたことを後悔しかねません。しっかりと理解しておいてください。
・動画編集を始めるのにお金がかかる
ここまで見ていただいてお分かりかもしれませんが、とにかく動画編集にはお金がかかります。
- スペックの高いパソコン
- 高額な編集ソフトをいくつも
- 映像や音楽、効果音の素材購入代金
- 高速インターネット回線
もし何もない状態から始めるのであれば、初期投資として安くても20万円はかかります。動画編集のスキル自体は難しくないのですが、金銭面で非常にハードルが高いのです。
逆に言うと、初期費用の高さが参入障壁を高くしており、動画編集者の需要に繋がっています。
20万円かかっても、1〜2ヶ月でその分を取り戻すほど稼ぐ人もいます。将来的に月に何十万円も稼げるスキルを磨くと捉えれば高くはありません。
また、プログラミングスクールで稼ごうと思ってもスクールに通うと数十万円かかります。動画編集だけが特別お金がかかるというわけではありません。
・動画の編集作業には時間がかかる
動画編集はかなり地味な作業でもあります。そして、非常に時間がかかります。
没頭するとあっという間に時間が経つので、しんどいということではありません。
しかし、5分の動画なら20分ぐらいで作れると思っている人がいるなら要注意です。動画編集は本当に時間がかかります。
・需要が減る可能性は高い
2019年から2020年にかけては、動画編集の需要はかなり大きいです。しかし、それがいつまで続くかはわかりません。
確かにYoutube自体は今後5G回線が始まることでさらにユーザーは増えるでしょう。それに伴いYoutuberになりたい人も増え、動画編集の需要も上がりそうです。
ただ、2020年の時点ですでに「自動の動画編集ソフト」が出始めています。
数年後には、AIが自動で良い感じに仕上げてくれるソフトが一般化するかもしれません。そうなると、動画編集の仕事は全てAIに取って代わられます。
動画編集者のライバルは同じ動画編集者ではなく、AIやアプリケーションソフトです。そう考えると、将来的にニーズがなくなる可能性は高いのではないかとも考えられます。
・単価の暴落が始まっている
副業がトレンドになっていることや動画編集スキルの無料教材が増えたことで、動画編集者は非常に増えています。
そうなった時に起こるのが「価格破壊」です。
これまで動画編集の相場が1本5000円だったところが1本3000円、1本2000円といった感じで単価が落ち始めています。
これは動画編集者からしたら望ましいことではありません。
先ほども伝えたように動画編集は時間もお金もかかります。これ以上1本あたりの単価が落ちれば、かけた時間とお金に対して報酬が少なすぎるという自体に陥ります。
動画編集スキルを身につけることでまだまだ稼ぐことは可能ですが、こうしたリスクがあることも理解しておくべきしょう。
【独学で動画編集スキルを磨く勉強法|テロップ、カット、エフェクトの入れ方】
動画編集の勉強をしようと思ったら「動画で勉強する」のが正解です。
本での学習は挫折する人が多いです。理由は、編集ソフトのどこを触っているのかわかりにくいからです。
動画なら映像と同じように動かせばいいだけなので、「ここってどうやるの?」と悩むことがありません。
考え方を学ぶ上では書籍は役に立ちますが、実際のスキルやテクニックは動画の方が圧倒的に学びやすいです。
また、スクールや有料教材の購入も必要ありません。何十万円も払わなくても、YoutubeやAdobeの公式サイトにあるチュートリアルで十分スキルは身に付きます。
細かいテクニックについても検索すれば出てくることばかりなので、わざわざお金を払って学ぶ必要はありません。
特に、番組系の動画編集であれば高いスキルは不要です。基本的なスキルとその応用だけで十分ですので、学習にお金を払う必要はありませんよ。
ネットを活用した無料の学び方は以下の通りです。
① 公式ホームページのチュートリアルを見ながら実際にやってみる
② Youtubeで「ソフト名 チュートリアル」で検索して網羅されているチャンネルを見る
③ 基礎を学んだら、好きなYoutubeチャンネルを真似して編集してみる
④ わからないやり方が出てきたら、ネットやYoutubeで検索して調べる
動画編集の基本は以下のチュートリアルで十分学べます。
そして、基礎を学んだら練習をしてスキルを磨きましょう。
最高の勉強法は「見取り稽古」です。見取り稽古とは剣道で使われる言葉で、師範代のやっていることを細かく見ながら実際に自分でもやってみることを言います。
動画編集においても同様に、Youtubeからお手本となる動画を開き、どのような編集をしているかチェックします。
そして、実際に自分で同じような動画を作ってみる。それを繰り返すだけで動画編集スキルはどんどん高まります。
「水溜りボンドさん風の動画」
「中田敦彦さんのYoutube大学風の動画」
このようにテーマを決めてその人の動画の作り方を自分でも真似してみてください。
その中で自分にできないこともわかりますし、そこからやり方を調べることでできるようにもなります。
このような引き出しが増えれば、実際に副業で動画編集の仕事に申し込むときにも役立ちます。
B「あなたの動画をヒカキンさんの動画のように編集できます」
2つの提案があったら圧倒的にBの方に仕事を依頼したいと思いますよね。まとめると、動画編集を磨く勉強法として、
②実際に真似して作ってみる中でスキルを磨く
この2フェーズで学べば、無料でスキルを磨いていくことができます。
とは言え、実際に副業案件で動画編集をする場合には、編集ができるだけではなく、構成から考える必要も出てきます。
いくつもの動画を真似して作ってみる中で引き出しの数は増えていますが、実際に0から作るときにどのように使ったら良いかわからなくなる場合もあります。
企画、構成、スマホで撮影、素材集め、編集まで全て1からやってみるのです。
ただの見取り稽古以上に頭を使って作っていく作業になるので、かなり効果のある勉強になりますよ。
【Youtuberの動画編集をする仕事ってどんな感じ?実際の副業内容を解説】
ある程度自分の思いのままに動画編集できるようになったら、副業で動画編集の仕事をしてみたいですよね。
実際、動画編集の副業をするとなったら以下のような仕事の進め方になります。
② 素材を受け取って要望を聞く(メッセージアプリやZOOMなどで)
③ 不要な部分をカットして使うシーンを整理する
④ カラー調整やエフェクトの挿入を行う
⑤ テロップや効果音を入れて完成させる
⑥ 一度ファイル転送ソフトで納品して、修正の支持を仰ぐ
⑦ OKが出れば納品完了
ここまでが仕事の流れです。継続的な契約になれば毎回この流れで仕事をしていくことになります。
また、この他にも、オリジナルアニメーションの作成やサムネイル画像など作品全体の編集ができれば単価もさらに上がります。
【動画編集の副業ってどうやって見つけるの?求人や案件の探し方】
仕事のイメージもできたら、実際に副業でできる仕事を探してみましょう。動画編集の仕事の取り方には大きく分けて以下の3つがあります。
・Youtuberにメッセージを送って動画編集契約を結ぶ
・オンラインサロンなどに入ってコミュニティ内で仕事の斡旋を受ける
それぞれ解説します。
・クラウドワークスやココナラで仕事を探す
副業をしている人の多くが使っているプラットフォームが「クラウドワークス」と「ココナラ」の2つです。
クラウドソーシングは募集されている案件に対して応募する形式。採用されたら仕事を行います。
ココナラは自分の動画編集スキルに値段をつけて販売する形式。依頼者が現れたら仕事を行います。待ちの仕事か攻めの仕事かという違いがあります。
クラウドソーシングでは、とにかく案件に対して手を上げることが重要です。
動画編集の好みは千差万別です。練習で作った動画をポートフォリオにして、自分の得意な編集スタイルでアピールしましょう。
ココナラは、自分のスキルを販売するページを作ってしまえば、あとは申込者が現れるのを待ちます。
Youtuberの中にはココナラを見て動画編集者を探す人もいるので、仕事につながるチャンスは大いにあります。
しかし、動画編集者も増えていますので、いかに自分の特徴を出しつつ依頼したいと思ってもらえるPRができるかがポイントになります。
仕事を獲得するためには、まずはサイトへの登録からです。
これから勉強を始めるから仕事をするのはまだ先だという人も、どんな動画編集の仕事があるのかを把握するために今のうちから登録だけはしておくと良いでしょう。
・Youtuberにメッセージを送って動画編集契約を結ぶ
直接Youtuberに営業をかけるスタイルも増えています。
- 自己紹介
- 動画編集をやらせてもらいたいということ
- こんな動画編集ができるということ
- 動画がどのように良くなるかということ(依頼するメリット)
- 役に立ちたいということ(相手本位)
- 基本的な納期や値段、仕事の進め方について
このような内容でメッセージを送ってみましょう。クラウドワークス同様、無視されるのが当たり前だと思い、どんどんいろんなYoutuberに提案することが重要です。
Youtuberへの提案の時に心掛けたいことが、実際にそのYoutuberの動画を編集してみて渡すことです。
どのような動画にしてくれるのかがわかった方が相手も決めやすいですし、「契約もしていないのにここまでしてくれたんだ」と思ってもらえたら、実際に契約してもらえる可能性も高まります。
このように先に恩を売るというのも立派な戦略です。
・オンラインサロンなどに入ってコミュニティ内で仕事の斡旋を受ける
オンラインサロンなどで動画編集のコミュニティが増えています。
オンラインサロンでは、同じ動画編集者同士でテクニックを教え合うこともありますが、運営者から仕事の依頼が来ることもあります。オンラインサロンも仕事獲得の場として使える可能性があるのです。
基本的には月額制のコミュニティになりますが、そうした場を活用するのも手です。
人気のYoutuberや海外のチャンネルがどのような編集をしているかにアンテナを貼り、積極的に取り入れてみましょう。
AIや自動編集ツールに勝つためのポイントはそこにしかありません。
【稼げる動画編集者になるには?副業収入を最大化する戦略を解説】
動画編集を副業として始めたい方に、勉強方法と仕事の取り方を解説してきました。
最後に、稼げる動画編集者になる考え方をお伝えします。
・単価をあげるコツ
- 伸びそうな人を見つける(収入のある人の方が報酬も高い)
- 企業を相手にする(個人よりも企業の方が使える予算が大きい)
- 動画を編集するだけでなく、顧客の動画が伸びる方法まで考えて提案する
・時間効率を最大化するコツ
- オリジナル編集とテンプレ編集の2パターンの商品を作る
- 下請けを作って仕事を振る側にまわる
・契約人数を増やすコツ
- 積極的に営業して契約数を増やす
- 実績を売りにする
- 独自性を出す(お客さんに合わせる一方で「自分のスタイル」も作る)
また、動画編集スキルの情報発信をするというのも手です。
動画の編集をしたい人に対して教材販売やオンラインスクールを行う。それもスキルを生かした副業になります。
自分で動画を作りたい人に対して、「人気Youtuber〇〇のような動画を作る方法」といった感じで解説する動画を作っても良いかもしれません。
「教えちゃったらお客さんが減るのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、問題ありません。
動画マーケティングをしたい企業の中には「〇〇のような動画を作れる人を探している」というところもあります。
そのような方にとって皆さんは、「確かなスキルがある人」という信頼だけが構築されます。
そこから仕事につながることもあるでしょう。また、自分でやろうと思ったけど結局できなかった人からの依頼にもつながります。
このように稼ぎ方にはいろいろな方法があります。
動画編集は「普通に楽しい」です。ぜひこの記事をきっかけに動画編集を始める人が増えてくれたら嬉しいです。
長文にも関わらず、お読みいただきありがとうございました。