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SNS運用代行ってどんな仕事? 副業でのクライアントワークの流れと月収の目安を解説

SNS運用代行ってどんな仕事? 副業でのクライアントワークの流れと月収の目安を解説
SNS運用代行っていう仕事を知ったけど、どんな仕事?どれくらい稼げるの?フォロワーが多い人じゃないとできない?

SNS運用代行は、ここ最近注目を集める副業の1つです。

この記事では、SNS運用代行の「仕事の流れ」や「稼げる金額」、未経験から副業を始めるためのロードマップを解説します。

この記事を読むことで、副業としてのSNS運用代行の始め方がよくわかるはずです。

ぜひ、副業に挑戦する際の参考にしてみてください。

 

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SNS運用代行スクールおすすめ10選 インスタ運用代行で稼げるSNSマーケティング講座を比較
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【SNS運用代行ってどんな仕事? 業務内容と流れを解説】

SNS運用代行の仕事内容と特徴 やりがいや他の副業との比較も解説

SNS運用代行とは、企業やお店のSNSアカウント運用を代行して行う仕事です。

クライアントの要望に合わせて、戦略設計やコンテンツ作成、広告配信など、SNSマーケティングの一連の業務を代行するのが主な仕事内容となります。

最近は個人だけでなく企業にとってもSNSの活用が必須になっており、SNS運用代行の需要が急増しています。

まずは「SNS運用代行とはなんぞや?」ということで、SNS運用代行の仕事の特徴と業務内容を解説します。

  • 仕事内容
  • 仕事の特徴
  • 仕事の流れ
  • 仕事のやりがい
  • ほかの副業よりも良いところ

項目をタップすると該当箇所にジャンプしますので、気になるところから読んでみてください。

 

・仕事内容

SNS運用代行の主な仕事内容は、以下のようなものになります。

業務内容詳細
SNSアカウントの運用管理コンテンツの投稿管理、フォロワーへのコメント返し、
メッセージ対応など
ヒアリングとミーティングクライアントがSNSを使って実現したい目標を明確にし、
適宜運用状況を報告する
戦略の立案・企画クライアントの目標実現に向けて、長期的な方向性や
短期的な施策、具体的な目標設定を行なう
コンテンツ制作クライアントのブランドイメージや商品・サービスの特徴を
踏まえ、効果的なコンテンツ を制作する
SNS広告の運用SNS上でのプロモーション広告の企画やデザイン制作、
データ分析などを行う
分析レポートの作成SNSの各種データ (フォロワー数、エンゲージメント率) を
分析し、クライアントに報告するためのレポートを作る

このように、SNS運用代行は幅広い業務に携わることができる仕事です。

SNSの伸ばし方に精通していることはもちろんのこと、クリエイティブスキルやデータ分析のノウハウなど、多岐にわたるスキルが求められます。

 

・仕事の特徴

SNS運用代行の仕事の特徴についてもみていきます。

1、自由度が高い

SNS運用代行は比較的自由度が高い仕事です。クライアントの要望はありますが、SNSのコンテンツ企画やクリエイティブ制作などでは、自分のアイデアや創造性を活かすことができます。

また、稼働時間も自由で在宅ワークも可能。柔軟な働き方が実現できます。

2、成果が数値で見える

SNSマーケティングの成果は、フォロワー数の増加やエンゲージメントの向上など、数値で明確に把握することができます。

投稿の効果や改善の成果がデータで表れるため、やりがいを感じやすい仕事といえます。

3、中長期的に仕事を依頼してもらえる

SNS運用代行の仕事は、基本的に数ヶ月スパンでの契約になります。

1回きりや短期間だけの仕事ではないため、収入が安定しやすいと言えます。

4、キャリアアップに繋がりやすい

SNSマーケティングの重要性が年々高まる中、SNS運用代行の需要は今後も増加が見込まれます。

最初の仕事獲得は難しいものの、経験を積めば他の案件でも採用される可能性は高まります。

副業から始めたものの本業以上に稼ぐことができ、フリーランスとして独立した人も多くいます。市場価値の高いスキルを磨くことができる仕事です。

 

・仕事の流れ(作業代行と運用代行)

次に、SNS運用代行の仕事の流れについて解説します。

求人に募集して採用された後は、基本的には以下の流れで進みます。

  1. 事前ヒアリング
  2. SNS分析と戦略立案
  3. コンテンツ制作やSNS広告運用
  4. 進捗レポートの作成と改善提案
  5. 目的別アカウントの作成と運用

それぞれのステップを紹介します。

1、事前ヒアリング

まず、クライアントの事業目的、ブランドイメージ、ターゲット顧客などについて、詳細なヒアリングを行います。

SNS運用の担当者として、クライアントが依頼する背景や目的をしっかりと把握することが重要です。

ここでお互いの作業内容や期待値が乖離しないようにしっかりと調整する必要があります。

2、現状分析と戦略立案

ヒアリング結果を踏まえ、クライアントの現状のSNSアカウントの分析や、競合他社の動向分析などを行います。

その上で、具体的な運用戦略を立案します。

投稿計画、KGI設定、分析指標など、様々な要素を組み合わせた提案が求められます。

3、コンテンツ制作やSNS広告運用

戦略に沿って、SNSコンテンツ (投稿テキスト、画像、動画など) を制作します。

効果的な情報発信につながるよう、クリエイティブ性の高いコンテンツを提案します。

また、必要に応じて、SNS広告の運用も担当することも。ターゲティングの設定や広告クリエイティブの最適化、効果測定など、広告運用の一連の業務を行います。

4、進捗レポートの作成と改善提案

SNSアカウントの運用状況を継続的にモニタリングし、クライアントに定期的にレポートを提出します。

フォロワー数の推移、エンゲージメント指標、広告の効果などを分かりやすく可視化し、施策の効果を発表。

その上で、明らかになった課題点を分析し、さらなる改善策を提案します。

データに基づいた具体的な対策を立案し、SNS運用の効果最大化を目指していきましょう。

5、目的別アカウントの作成と運用

基本的には上記の4つをPDCAで回す流れになりますが、場合によっては目的別のアカウント運用を任されることもあります。

目的別アカウントとは、公式SNSのほかに「採用に特化したアカウント」や「季節限定キャンペーン専用のアカウント」、「商品や店舗ごとのアカウント」のようなイメージです。

信頼されるSNS運用代行になれば、1つの会社から複数案件の受注もできる可能性があるのです。

 

・仕事のやりがい

SNS運行代行にはどのようなやりがいがあるのでしょうか。

まず挙げられるのが、SNSマーケティングの成果が数値で表れやすいという点です。

フォロワー数の増加やエンゲージメントの向上、広告効果の改善など、自分の仕事ぶりが具体的に把握できます。

目に見える形で仕事の出来を追求できるのは、やりがいにつながる大きな要素です。

また、自由度の高さもやりがいの1つ。コンテンツ企画やクリエイティブ制作などは、自分のアイデアを発揮できる場面が多数あります。

自分の創造性を発揮して多くの人に届く投稿を作れるのは、大変ですがやりがいのある仕事だと言えるでしょう。

さらに、SNSマーケティングの専門家として活躍できるのも魅力の1つです。

企業の中で働いていると、自分だけの価値って見出しにくいですよね。SNS運用を仕事にすると、SNSのプロとしてさまざまなスキルが高まります。

仕事をする中で自分の専門性が磨かれていく感覚も、やりがいの1つだと感じます。

 

・動画編集者やWebライターなど、他の副業よりも良いところ

SNS運用代行は他の副業と比べてどのようなところが良いのでしょうか? 副業で人気のプログラミングや動画編集と比べてみます。

動画編集やプログラミングの場合、一定のスキルがマストで必要です。

動画編集の場合は撮影から編集、音声処理、アップロードまで、一連の工程に精通していなければなりません。プログラミングでもさまざまなプログラミング言語の習得やツールの活用スキルが不可欠です。

一方、SNS運用代行は特別なスキルを必要としません。

もちろん、InstagramやTikTokでは画像や動画の編集が必要になりますが、XやLINEの運用代行の場合、必要なのは文章表現のみ。

動画編集やプログラミングのように特定のスキルがなくても始めることができます。

また、パソコンがなくても業務を進めることができるのも大きな違いです。

スマホ一台で投稿の作成や企画作りができるので、パソコンが必要な副業に比べて身軽にどこででも作業ができます。

移動中やテレビを見ながらなど、隙間時間の活用にも最適な業務内容だと感じています。

さらに、SNS運用代行は継続的な契約になりやすいのが特徴です。

動画制作やWebライティングは、基本的に1つの成果物を作ったら終わりなタイプの仕事です。

SNS運用では数ヶ月以上にわたって中長期的に効果を判断するので、収入が安定しやすいというメリットがあります。

このように、SNS運用代行は他の副業と比べて、必要となるスキルセットが少し異なります。

動画制作やWebライティングに自信がない場合でも、SNS運用代行であれば取り組みやすく、稼げる可能性の高い副業だと言えます。

 

【SNS運用代行を副業にするために必要なもの】

【SNS運用代行を副業にするために必要なもの】

SNS運用代行の仕事内容や特徴、仕事の流れについて詳しく解説しました。今回は、この副業を始めるにあたって、具体的にはどのようなことが必要なのか、解説していきます。

  • 必要なスキル
  • 必要なフォロワー数
  • 必要なツール
  • 必要な資格
  • 1日の作業時間

SNS運用代行は比較的参入しやすい副業の1つですが、専門性の高い仕事でもあるため、一定のスキルと準備が必要不可欠です。

副業として成功するために求められる要素を詳しく解説します。

 

・必要なスキルと勉強法

まず、SNS運用代行を副業として始めるためには、SNSマーケティングに関する専門知識とスキルが欠かせません。

SNSの基本的な機能や使い方はもちろん、SNSユーザーの心理や行動パターンを理解し、効果的なコンテンツ企画とデザインスキルが必要。

また、単なる投稿作成スキルだけでなく、データ分析に基づいた戦略立案やコンサルティング提案まで、幅広いスキルが求められます。

そのため、以下のようなことを身につける必要があります。

  • 質の高い投稿作成の作り方
  • フォロワーの増やし方、バズり方のノウハウ
  • アカウント分析のやり方
  • 提案資料&レポート資料の作成方法
  • クライアントの業界理解

これらの知識を身につけるには、以下のような方法が効果的です。

1、専門の書籍で勉強
2、SNS運用の稼ぎ方に特化したYouTubeチャンネルで勉強
3、SNS運用代行の専門家をフォローする(SNSで情報収集)
4、伸びている企業アカウントを分析する
5、SNS運用に関するセミナーを受ける
6、SNS運用に関する資格を取得する
7、SNS運用代行スクールで教えてもらって案件獲得サポートを受ける

これらの学習方法に関しては「SNS運用代行の勉強法12選 副業にするには何から始める?」の記事で詳細に解説しています。

SNS運用代行に必要なスキルと勉強法をもっと知りたい方は併せてご覧ください。

 

・必要なフォロワー数

SNS運用代行を副業とするにあたって、自身のSNSアカウントのフォロワー数は多くないといけないのでしょうか?

これについては、必須条件ではありませんが、一定数のフォロワーがいることが望ましいと言えます。SNS上での実績を示せるからです。

Instagramでは、フォロワー1000人以上のユーザーが全体の3割。Xではフォロワー2000人以上のユーザーが全体の2割といった数値感です。

これくらいのフォロワー数を持っていれば、SNS運用の実践経験があると証明できるでしょう。

ただし、ここで重要なのは、単にフォロワー数が多いだけではなく、仮説検証に基づく運用戦略を立てられることです。

SNSマーケティングの専門家として、クライアントに求められるのは、本当に興味関心の高いフォロワーを集める能力です。

想定ターゲット(ペルソナ)の洗い出しから、ニーズの分析。それに沿ったコンテンツの企画と制作。このようなSNS運用のフローを理解していることが重要になります。

 

・必要なツール

SNS運用代行を行う上で、欠かせないツールやアプリケーションもあります。

  • SNSプラットフォームの分析ツール
  • 画像編集ツール
  • 動画編集ツール
  • レポート作成ツール
  • オンラインミーティングツール

まず第一に、SNS上の分析ツールです。それぞれのSNSが提供しているアナリティクス画面を、使いこなせるようにならなくてはなりません。

次に、コンテンツ制作のためのツールも必要不可欠です。

画像編集ツールCANVA
Adobe Photoshop
Adobe Illustrator
Affinity Photo
Affinity Designer
Phonto
動画編集ツールAdobe Premiere Pro
Adobe After Effect
Davinci Resolve
CapCut

こうしたデザインツールの中には、スマートフォンだけで完結するものもあります。

SNSでユーザーの目を引くクリエイティブを作るには、これらのツールの使い方も習得しなくてはなりません。

さらに、レポート作成のためのツールとして、Excelのような表計算ソフトやPowerPointのようなプレゼンソフトも活用します。

最初のヒアリングや定期的なミーティングはオンラインで行われるので、ZOOMなどのWeb会議ツールも必須です。

画面共有などが滞りなくできるようになっておく必要があります。

 

・必要な資格

次に、SNS運用代行を始めるにあたって、必要となる資格をお伝えします。

結論、SNS運用代行の仕事を行う上で、必須となる資格はありません。

しかし、以下のような資格を取得しておくと、クライアントからの信頼性が高まり、仕事の幅が広がる可能性があります。

  • Hubspot ソーシャル メディア マーケティング認定コース
  • Meta認定メディアプランニングエキスパート
  • Meta認定マーケティングサイエンスエキスパート
  • SNSマネージャー
  • SNSエキスパート
  • SNSリスクマネジメント検定

これらの資格を持っていれば、SNSマーケティングの専門性を証明できます。

特にデータ分析やSNS運用のリテラシーに長けていることを示せるため、クライアントからの評価も高くなるでしょう。

また、SNSだけに限らずマーケティング全体の知識を証明できる資格としては、以下のものがあります。

・中小企業診断士(国家資格)
・マーケティング・ビジネス実務検定(国際実務マーケティング協会主催)
・マーケティング検定(内閣府認定)
・ウェブ解析士
・IMA検定(Internet Marketing Analyst)

SNSマーケティングでは、単なるSNS運用だけではなく、ウェブサイト運営やSEO、クリエイティブ制作など、様々な要素が関連することも。

こうした資格を持っていれば、その広範な知識と実践力が評価されるでしょう。

ただし、資格の有無にかかわらず、実際の運用実績やスキルが何よりも重要。

資格を取得したからといって仕事をもらえると考えるのではなく、あくまでプラスアルファの証明程度に考えておきましょう。

 

・1日で必要な作業時間

最後に、SNS運用代行を副業として行う際の1日の作業時間について見ていきましょう。

SNS運用代行の場合、大まかに1日2〜4時間ほどの作業時間が目安となります。

具体的な内容としては以下のようなものが考えられます。

作業内容時間
数値のモニタリングと記録1時間
コンテンツの企画・制作1〜2時間
SNS広告の運用管理30分〜1時間
クライアントとのコミュニケーション30分〜1時間
分析レポートの作成30分〜1時間

1日の中で、このような業務をこなす必要があります。

ただし、クライアントの規模や業務内容によってはさらに増える可能性もあります。

クライアントと打ち合わせをして、ライフスタイルに無理のない時間で働けるよう交渉しましょう。

 

【SNS運用代行の副業で稼げる金額は?運用代行費用の相場を解説】

【SNS運用代行の副業で稼げる金額は?運用代行費用の相場を解説】

SNS運用代行では、具体的にどの程度の収入を得られるのでしょうか。

まず、SNS運用代行の業務は大きく2つのパターンに分かれます。ひとつは「投稿作成の代行」、もうひとつが「企画・運用・保守といった運用全体の代行」です。

それぞれの業務内容と報酬単価について解説していきます。

 

・投稿作成代行で稼げる金額

投稿作成の代行は、SNSアカウントの投稿文や画像・動画などのコンテンツ制作を行う業務です。

クライアントの要望に沿って、魅力的で効果的な投稿を企画・制作することが主な仕事内容です。企画や内容は指示されるので、指示通りにコンテンツを作るだけとなります。

投稿作成代行の報酬単価は、1投稿あたり5,000円ほどが一般的な金額です。しかし、投稿の内容や制作工数によって変動することがあります。

単純な文字投稿であれば3,000円程度、高度なデザインや動画編集が必要な場合は8,000円以上になることもあります。

契約は月に10〜20本ほどになることが多く、副業の月収として稼げる金額は5万円〜10万円ほどになるでしょう。

ただし、初期段階では実績がないため、単価が低めに設定されることもあります。徐々に成果を出して、クライアントの信頼を得ていくことが重要でしょう。

 

・運用全体(企画、運用、保守代行)の代行で稼げる金額

一方、企画・運用・保守の包括的な代行業務は、SNSアカウントの運用全般を請け負う仕事です。

投稿作成はもちろん、運用計画の立案、広告配信の設計、分析レポートの作成など、SNSマーケティングの一連の工程を担当します。

この総合的な代行業務では、クライアントの規模や業界や求められる業務内容によって異なりますが、1アカウントあたり月額20万円〜50万円の報酬単価になります。

月収としては、20万円以上は当然として、複数クライアントとの契約で100万円を狙うことも可能でしょう。

ただし、この水準の案件を受注するには、相応のSNSマーケティングの専門性と実績が必要不可欠です。

また、一人で全業務を行うのは物理的に難しいこともあるので、コンテンツの制作を代行してもらったり、AIを活用したりといった工夫が必要になります。

ひとまず、SNS運用代行の副業を始める際には、投稿作成の代行から応募するのがおすすめ。

コンテンツ制作のスキルを磨きながらSNS運用代行の流れを理解し、徐々に企画・運用代行の案件にチャレンジしていくのがよいでしょう。

 

【SNS運用代行の需要が高まっている理由は?】

【徹底解説】SNS運用代行の需要と将来性 副業のSNSマーケターは今からでも稼げる?

SNS運用代行の仕事内容について解説してきましたが、そもそもなぜ企業は自社のSNSアカウントを代行するのでしょうか?

SNS運用代行のニーズが高まっている背景を解説します。

 

・企業がSNS運用代行に業務を委託する理由

SNS運用代行のニーズが拡大することには、企業が抱える以下の問題が影響しています。

・SNS運用の知見がない
・リスクへの備え
・人員を割けない
・専属担当がいないので継続できない

積極的に活用したいSNSですが、SNS自体がここ数年で隆盛してきた分野であるため、上手に運用できる人やノウハウを持つ人が多くありません。

また、コストを抑えた経営を行うため、どこの企業も人員はギリギリです。通常業務で手がいっぱいなところに、SNSの運用まで任せれられる人員がいないのです。

SNS運用に慣れていて、しっかりと炎上のリスクも理解したプロの運用者に依頼したい。そうした背景がSNS運用代行者のニーズ増加につながっています。

 

・SNS運用代行の副業はまだ稼げる?オワコンじゃない?

こうしたニーズは今後さらに拡大することになります。

・2027年のSNSマーケティングの市場規模は2023年の1.7倍に
・スマホ利用者の用途はSNSがもっとも多い
・SNSが購買行動に大きく影響
・Z世代を中心にSNS上での企業の存在感を重視する傾向に

マーケティングに予算を割けない中小企業や個人店でも、無料で始められる集客ツールとしてSNSの活用が広がっています。

今後数年は「稼げる副業」として人気が継続するでしょう。

 

【どうやったらSNS運用代行の仕事を始められる?副業のロードマップ】

【初心者からSNS運用代行で稼ぐまでの6ステップ】

SNS運用で稼げるようになりたいと思ったら、どのようなステップで進めたらいいのでしょうか?

初心者からSNS運用で稼ぐまでのおすすめのステップは以下の通りです。

  1. SNS運用の基礎スキルを習得する
  2. デザイン・ライティングスキルを磨く
  3. 分析ツールを使いこなす
  4. 模擬アカウントでシミュレーションしてポートフォリオ作成
  5. クラウドソーシングに登録
  6. 案件情報・募集要項を分析して案件選定
  7. ポートフォリオと提案資料を作成して案件に応募

それぞれの詳しい内容は「SNS運用代行の始め方 初めての副業案件の探し方とロードマップ」の記事で解説しています。

すべて独学でやろうと思うと、勉強と実践を合わせて早くても半年以上をかけないと案件に応募できる状態にはなりません。

練習用のアカウントで思ったようにフォロワーやエンゲージメントが伸びないと、ポートフォリオが出来上がるまでにさらに時間がかかるでしょう。

そのため、副業で稼げるレベルに最短でなりたい方は、独学よりもスクールがおすすめです。

これら7つのステップを最短で進めるようにサポートしてもらえるので、副業開始までの勉強時間を短くしたい方はスクールも検討してみると良いでしょう。

 

【要注意!SNS運用代行で大変なこと】

【要注意!SNS運用代行で大変なこと】

SNS運用代行では、予想外のリスクや負担も伴います。

  • クライアントへの損害リスク
  • 担当者とのトラブル
  • 目標未達による契約終了のリスク
  • 問い合わせや炎上対応などの突発的な対応
  • コミュニケーションのストレス
  • アルゴリズムの変更
  • ネタ探し
  • SNSが嫌いになる可能性も

これらのリスクについてもお伝えしておきます。

 

・クライアントへの損害リスク

SNS運用代行の大きなリスクの1つが、クライアントに損害を与えてしまうことです。

具体的には、誤った情報の投稿や、クライアントの機密情報の漏洩によるSNSアカウントの乗っ取りなどが考えられます。

まず、投稿内容の誤りは深刻な影響を及ぼします。

商品情報の間違いや、不適切な表現の投稿など、クライアントのブランドイメージを著しく損なう可能性があります。

SNSでは拡散力が強いため、瞬く間に多くのユーザーの目に触れてしまうので、特に注意が必要です。

さらに、セキュリティ管理が甘く、アカウントが第三者に乗っ取られてしまった場合、悪用される可能性も。

乗っ取られたアカウントから不適切な投稿がなされれば、クライアントの信用を大きく失墜させかねません。

これらのリスクに備えるため、SNS運用代行担当者には細心の注意と高い責任感が求められます。

投稿内容のチェック体制の構築、機密情報管理の徹底、強固なセキュリティ対策など、万全の体制を整える必要があります。

 

・担当者とのトラブル

SNS運用代行では、あなたとクライアントそれぞれの期待値や認識の相違から、トラブルが生じるリスクがあります。

  • 投稿コンテンツの品質
  • SNS運用の成果に対する期待値
  • 担当する業務範囲

これらの認識違いにより、クライアントから叱られたり信頼を失ったりして、契約終了に至る可能性もあります。

SNS運用代行を行う上で最も重要なのは、クライアントとの綿密な打ち合わせと、双方の合意形成です。

初回ヒアリングで期待値の共有を徹底し、業務範囲や成果指標、報酬体系などを明確に取り決めておくことが肝心です。

また、定期的な進捗確認の場を設け、双方の意思疎通を図ることも重要でしょう。

クライアントとの強い信頼関係を構築し、齟齬のないよう綿密なコミュニケーションを取り続けることが欠かせません。

 

・目標未達による契約終了のリスク

SNS運用代行では、クライアントから明確なKPI(目標数値)が示される場合があります。たとえば、フォロワー数の増加率や、投稿のエンゲージメント率、広告のCTRなどです。

しかし、これらの目標数値を達成できない場合、クライアントから契約を打ち切られるリスクがあります。

SNSマーケティングの施策は、業界動向やアルゴリズムの変化に左右されやすいため、当初の目標設定通りに結果が出ない可能性があるのです。

かといって、未達でも諦める必要はなく、クライアントに丁寧に状況を説明し、改善策を提案することで信頼を得ることはできます。

また、契約解除で仕事を失うリスクを最小限に抑えるため、複数のクライアントを抱えるなど、案件の分散化に取り組むこともおすすめします。

 

・問い合わせや炎上対応などの突発的な対応

SNS運用代行では、突発的な対応に迫られることも稀にあります。ユーザーからの問い合わせや、SNS上での炎上への対処など、即座の対応が求められるような場合です。

初期対応が遅れると、ユーザーの不満が高まり、SNS上で拡散されかねません。

また、SNS上での炎上への対応も大変重要です。ネガティブな投稿が広がったり、ブランドイメージを損なう書き込みがなされた場合、迅速な状況把握と適切な対処が不可欠です。

炎上への対応には、状況の確認、担当者への報告と連携、ユーザーへの丁寧な説明など、さまざまな対応が求められます。

常に気を配っていなくてはいけないことが、ストレスに感じる場合もあります。

 

・コミュニケーションのストレス

SNS運用代行では、クライアントや関係部署との密なコミュニケーションが不可欠です。

ところが、このコミュニケーションのやりとりが、担当者にストレスを与える可能性があります。

まず、クライアントへの定期的な報告がストレスの原因となる場合があります。SNSの運用状況や、広告の効果分析、改善提案など、豊富な情報をまとめてプレゼンテーションする必要があります。

さらに、クライアント内の他部署との連携も大変です。

例えば、広告の掲載や、製品情報の反映など、他部署の了承を得る必要がある場合、調整に時間がかかることも。部署間の担当者が対立し、SNS運用担当者がジレンマに陥ることもあるのです。

このように、SNS運用代行では、クライアント内外のさまざまな関係者と密にコミュニケーションを取る必要があります。

 

・アルゴリズムの変更

SNS運用代行では、SNSプラットフォーム変更により、これまでの成功パターンが通用しなくなる可能性があります。

例として、これまでにInstagramのアルゴリズムが変更したことにより、ハッシュタグ活用の効果が低下したり、Facebookのニュースフィード変更で、特定の投稿が埋もれてしまうといったことが起こりました。

アルゴリズムの変更は、SNSのパフォーマンスが大幅に低下してしまう要因にもなり得ます。

そのため、SNS運用代行担当者には、常に最新のプラットフォーム動向に注目し、効果的な運用手法を学び続けなくてはなりません。

アルゴリズム変更に伴う影響を迅速に分析し、適切な対策を講じる能力も必要不可欠です。

業務時間外にも、関連記事を読んだりセミナーを受けたりと、自発的な学習が必要になるでしょう。

 

・ネタ探しに困ることも

クライアントのアカウントで投稿する内容は、ユーザーの興味・関心に応えるものでなければなりません。そのためには、ネタ探しに多くの時間と労力を割かなくてはならないことも。

アカウントの運用だけでなく、日々のSNS利用やリサーチにも時間を割き、最新動向の把握に努める必要があります。

 

・SNSが嫌いになる可能性も

最後に、SNS運用代行を行うことで「SNSそのものが嫌いになる」というリスクです。

好きなことを仕事にする弊害として、好きだったことが嫌いになるというのはよくあること。

SNSを仕事として捉えることで、SNSの面白さや楽しさを失ってしまうかもしれません。

例えば、SNSの最新動向を常に把握しなければならないプレッシャーがあるとします。そうすると、自分の興味とは関係ない投稿を見続けなくてはならないこともありますよね。

SNS運用代行で必要な情報と個人としての趣味嗜好は必ずしも一致しないからです。

このように、SNS運用代行を続けていくことで、SNSそのものに対する愛着が失われていくリスクがあります。

SNS本来の楽しみ方を見失わないよう、仕事とストレスのバランスをとるよう意識しましょう。

 

【未経験からSNS運用代行を始めたい方には案件紹介付きスクールがおすすめ】

【副業で稼ぎたい人には稼ぐサポートを受けられるSNS運用代行スクールがおすすめ】

SNS運用代行のリスクを聞くと、未経験からいきなり案件にチャレンジするのは怖いなと思うかもしれません。

特にクライアントへ損害を与えるようなことになったら、契約解除だけでは済まない可能性も。

そうした危険性からも、独学だけで案件を受注するのはおすすめしません。

自社でSNS運用を担当している方であれば、副業で他社のSNS運用代行の仕事もできるでしょう。

しかし、未経験の方の場合は、一度SNS運用のプロからしっかりと学んでから案件に挑戦した方が良いでしょう。

SNS運用代行スクールでは、SNSを伸ばす方法や運用代行に必要なスキルが体系的に習得できますし、案件の紹介やサポートも受けられます。

リスクに対しての考え方や、案件を行なっていく中での相談にも応じてくれるので、万が一の時にも安心です。

初心者からSNS運用代行で稼げるようになりたい方にとっては、スクールでの勉強が最適だと感じています。

以下の記事ではおすすめの講座を紹介しているので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。

 

>>【厳選】SNS運用のノウハウを学んで稼げる講座おすすめ7選 選び方の注意点も解説

SNS運用代行スクールおすすめ10選 インスタ運用代行で稼げるSNSマーケティング講座を比較
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この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

【SNS運用代行を始めたい人のよくある疑問】

  • SNS運用代行に向いている人はどんな人?
  • SNS運用代行とSNSマーケターの違い

 

・SNS運用代行に向いている人はどんな人?

SNS運用代行に向いている人の特徴には、以下のものが挙げられます。

・SNSの伸ばし方やアルゴリズムに詳しい人
・SNS以外のマーケティングにも詳しい人
・勉強や情報収集をするのが好きな人
・デザインが好き&得意な人
・分析やリサーチをするのが好き&得意な人
・注意深く危機管理能力が高い人
・うまくいかなくても凹まずに改善策を考えられる人
・フォロワー数が多い&バズ投稿を作った実績がある人
・クライアントのゴールを第一に考えられる人
・会社や商品/サービスへの情熱が持てる人
・主体的に考えて自分から行動できる人
・相手にわかりやすい説明ができる人
・教えるのが好きな人(内製化支援)

一方でSNS運用代行に向いていない人には、以下の特徴が見られます。

・SNSを眺めるのが好きなだけの人
・新しい変化についていくのが苦手な人
・既成概念だけで考えてしまう人
・人の意見に流されてしまう人
・著作権や規約を守る意識がゆるい人

それぞれの項目に対して詳しくは「SNS運用代行に向いている人の特徴は?向いていない人との違いを解説」の記事で解説しています。気になる方は併せてご覧ください。

 

・SNS運用代行とSNSマーケターの違い

SNS運用代行とSNSマーケターの違いについても説明しておきましょう。よく勘違いされがちですが、この2つの職種は明確に異なります。

まず、「SNSマーケター」は、SNSを主軸としたマーケティング戦略全般を企画・立案する役割です。

SNSの動向分析から、効果的なプロモーション企画、クリエイティブの設計、広告運用、効果検証など、一連のマーケティング業務を担当します。

一方、「SNS運用代行」は、企業のSNSアカウントの運用を担う仕事です。SNSのアカウント運用に特化した仕事となるため、SNS広告は担当しません。

つまり、SNSマーケターが広告を含むSNS上のマーケティング全般を担当するのに対し、SNS運用代行は投稿内容の作成などアカウントの運用だけに特化した仕事と言えます。