コミュニケーションスキルは仕事で最重要のスキル。多少仕事ができなくても、コミュ力があれば評価されることもあります。
コミュ力を上げることはビジネスパーソンとして重要な課題です。しかし、間違った勉強法を選んでいては上達することはできません。
この記事では、社会人に必須のコミュニケーションスキルの鍛え方を紹介します。
こうした方の参考になれば幸いです。
コミュニケーション能力は持って生まれたものでなく、トレーニングで鍛えることができるもの。苦手意識を持っている人でも必ず克服できるのです。
コミュニケーションスキルは、社会人にとって一生モノのスキル。ビジネスパーソンとして自信を持って生きていけるように、今日から磨いていきましょう。
【コミュニケーション能力を鍛える5つの方法|練習する場が必須】
コミュニケーション能力を鍛えるには、以下の5つの方法があります。
それぞれおすすめのトレーニング方法を解説します。
・本で知識を養う
1つ目の方法はコミュニケーション力をテーマにした本を読むことです。
コミュニケーションの悩みは多くの人が抱えるもの。そのため、関連する書籍が多く出版されています。
コミュニケーション関連本の中には初心者向けのものも多くありますが、あまりに基礎すぎる内容のものは役に立ちません。明日の仕事に活かせるような何かしらの気づきがあるものを選ぶべきでしょう
私がおすすめする本は以下の3冊です。
ビジネスで役立つコミュニケーションのコツが学べますので、気になる本はチェックしてみてください。
・動画でノウハウを学ぶ
本ではコミュニケーションに関する知識やコツを得ることができますが、文字だけではわかりにくい部分もあります。
その点、動画では表情や話すときの速度、雰囲気なども感じ取ることができます。
1分間の動画には文字の5000倍の情報が含まれると言われるほど。コミュニケーションはトークの内容以上に空気感や表情も非常に重要ですよね。
同じ時間でも多くの情報が得られるので、本よりも効果的にコミュニケーションを学ぶことができます。
コミュニケーションスキルを伸ばすための動画はYouTubeなどの無料サイトにも数多く上がっています。
前述した本の内容をわかりやすく解説してくれている動画もありますので、こうしたものを見てみるのも良いでしょう。
また、ビジネス系の動画を毎日更新してくれる「Schoo」というサービスもあります。
こちらでは、主にビジネスシーンでのコミュニケーションスキルを養成できる動画を見ることができます。
毎日行われるライブ形式の動画配信の他にこれまでの動画がアーカイブで視聴できるので、ビジネススキルを伸ばしたい方は必見のサービスです。
動画を見ながら真似して練習してみると、自分のコミュニケーション方法の変化を実感できるはずです。
・オンライン講座やセミナーを受ける
YouTubeなどの動画サイトに上がっている動画でもコミュニケーションの勉強は可能です。
せっかく勉強するなら、プロの講師から体系的に学びたいですよね。
そうした方におすすめなのは、プロの講師がパッケージとして出しているコミュニケーション力養成講座です。
例えば、Udemyのようなオンライン学習プラットフォームでは、数時間にも及ぶコミュニケーションスキル養成講座が販売されています。
企業のコミュニケーション研修でも講演されるようなプロの講座を、スマホやPCでカンタンに受けることが出来るのです。
Udemyでは、以下のような講座が販売されています。
>> コミュニケーション能力を高め磨く講座~コミュニケーション能力さえ高めれば人間関係に悩むこともなく仕事の能力も自然と上がる
>> やさしいコミュニケーション術マスターコース|マインドを変えるだけで人付き合いがうまくいく
企業研修やセミナーなどに参加しようと思ったら、1回数万円から数十万円もかかりますよね。
Udemyでも講座は2万円以上するものもありますが、頻繁にセールもやっており、セール時には1500円程度で購入可能。
本一冊の値段で、数時間の体系的なコミュニケーション養成講義を受けられるのはとてもお得です。
また、通信講座としては「ユーキャン」も人気を集めています。ユーキャンには以下のようなコミュニケーション関連講座があります。
こちらも気になるものがあればチェックしてみてください。
・スマホアプリで練習
4つ目の方法はスマホのアプリを使ったトレーニングです。
スマホアプリでは自分のコミュ力を測ったり、コミュニケーションのコツを学ぶことができます。コミュニケーション能力が鍛えられるアプリには以下のようなものがあります。
・コミュ力診断
本や動画での場合は、読んだり見たりするだけの「受け身の学習」になる恐れもあります。知識として知っていても、実際のシーンで使えなければ意味がないですよね。
しかし、アプリでは質問に回答するなどのアウトプットも行います。その仕組みにより、本や動画よりもスキルが身につきやすいというメリットがあります。
・実践講座(マンツーマン)で本格的に身につける
ここまで紹介した動画やアプリを活用すれば、何かしらの気づきを得られて、コミュニケーションのコツがわかるかもしれません。
しかし、これらの学習法には大きなデメリットもあります。
コミュニケーションスキルの有無は、あくまで他人が下す評価です。ヒトによって最適なコミュニケーションの取り方は変わりますし、関わり合いの中で磨かれていくものですよね。
「コミュニケーション能力には世界一の自信を持っていますが、誰とも喋ったことがありません。」そんな人はいません。
なので、ここまで4つの方法を紹介してきましたが、これらを頑張っても大きな変化は得られないでしょう。
「自分のコミュ力の低さがイヤで、本気でコミュニケーションを上達させたい。」そのように考えている方がやるべきことは、本や動画での勉強ではなく、実践講座を受けることです。
実践講座にはこのような効果があります。
コミュニケーションスキルは座学で身につくものではありません。
正しいやり方を知って、実際に練習し、フィードバックを受けた上で改善していく。これが最善の方法です。
本気でコミュ力を改善したい方は、実践講座を受けてみてください。仕事や日常が大きく変化するはずです。
コミュニケーションスキルをトレーニングできる実践講座としては「コミュトレ」というサービスがあります。
コミュニケーションやビジネススキルに関する実践的なトレーニングが出来て、多くの受講生が成長を実感。
仕事に自信を持って取り組めるようになり、職場での評価を一変させることができるかもしれません。
次章でコミュトレの特徴を詳しく解説します。
【コミュトレとは? コミュ力を高めたい社会人に人気のビジネススクール】
コミュトレは、「実践形式が特徴のまったく新しいビジネススキルスクール」として株式会社アイソルートが運営している講座です。
社会人として、今より数段レベルアップができるプログラムだと感じています。
実際、2020年11月時点で1万人以上が受講し、94%以上が満足を実感。新宿区の優良企業表彰も受賞しています。
それでは、コミュトレの詳しい特徴を解説していきます。
・コミュトレの特徴
- スキル診断で自分のビジネスパーソンとしてのスキルレベルと取り組むべき課題を可視化。
- 参加者の多くが受講前後で大きな成長を実感。
- リアルな仕事を想定した実践形式のトレーニングですぐに実践で活用できる
- オンラインレッスンで全国どこからでも受講できる
- 目標・課題・キャリアに合わせた17種類のコース。新入社員から経営者まで自分に必要なスキルを伸ばすことができる
- 動画の反復学習とテストで知識を効率よく定着させられる
- ビジネスの現場ではあり得ない「何度も失敗が許される環境」で思いっきり練習できるので、早く確実にスキルが上達する
- 東京・大阪・名古屋の3カ所であれば教室での受講も可能
・コミュトレのおすすめポイント
社会人としての自分のスキルってわからないですよね。コミュトレではまず初めに自分のスキルレベルを可視化するところから始まり、課題を洗い出すことができます。
それにより、どのスキルをどんな方法で伸ばせばいいのかが明確に。なんとなくうまくいかなくてモヤモヤしていた自分から変化できます。
また、実践練習では正解となる見本を示してくれるので、「自分がどうなっているのか」や、「どのようにコミュニケーションを取ればよいのか」といったフィードバックも得られます。
正解がわかるので、あとはそれを実生活でもトライしていくだけ。正しいコミュニケーション方法が出来るようになることで「こんなに仕事が楽しくなるのか」という実感を得られます。
ちなみに、コミュトレは提供する「ビジネスコミュニケーション基礎能力診断」は無料相談の時点で受けられ、さらに初回アドバイスまで無料です。
受けてみることで、社会人としての大きな成長のチャンスになるかもしれません。
申し込みは日程と連絡先を入力するだけで会社名などは不要です。気軽に受けてみてください。
・コミュトレ受講生の口コミ、評判
コミュトレで学んでからは、相手に自分の言いたいことが正確に伝わるようになり、会議でも自信を持って自分の意見を発言できるようになりました。(S・Nさん 24歳 商社 事務職)
少し前、宇宙ステーションに関するNASAとの調整会議に参加しました。コミュトレで身につけた「For youの精神」を意識したところプレゼンに成功。信頼してもらえる喜びを感じています。(渡辺 英幸さん 50歳 JAXA宇宙航空研究開発機構 技術職)
自分が狭い価値観の中で行動をしていたと気づいてからは、人間関係のキャパシティーが広がりました。コミュトレは「研修」のような形式的な学びではないので、自然に変われました。(J・Mさん 31歳 医療業界 受付職)
ずっとプレゼンが苦手でした。コミュトレで学んで、何となく感覚で捉えていたことを、知識で理解できたのが大きいですね。会議やお客様との対面の場でも、冷静に状況をみて、流れをつかんだ提案ができるようになりました。(Y・Tさん 34歳 IT業界 システムエンジニア)
転職活動中、採用担当の方から「コミュニケーション能力が抜群ですね、ぜひ我社のプロジェクトに入って欲しい」と言われました。コンサルタント職で内定が出て、年収が大幅にアップ。自分でも驚きました。(永井 諒さん 33歳 外資系コンサルティング会社 コンサルタント)
参照:公式サイトのお客さまの声
・コミュトレのコース別料金
コース名 | 講義期間 | 料金 |
メンバーシップコース | 13週間 | ¥187,000〜 |
リレーションシップコース | 14週間 | ¥260,700〜 |
スピーチ・プレゼンスキルコース | 13週間 | ¥278,300〜 |
マネジメントスキルコース | 14週間 | ¥300,300〜 |
フォロワーシップコース | 14週間 | ¥260,700〜 |
ディスカッションコース | 14週間 | ¥260,700〜 |
セールススキル | 14週間 | ¥305,800〜 |
無料相談であなたに最適なコースを教えてもらえます。
【コミュニケーションに苦手意識を持つ理由】
コミュニケーションは私たちの日常生活において不可欠なスキルです。しかし、コミュニケーションに苦手意識を持つ人は少なくありません。
ここではコミュニケーションが苦手な理由について、さまざまな要因を探りながら詳しく解説します。
自分にマッチする原因がわかれば対処法も考えやすくなるでしょう。
・過去に否定されたことによるトラウマ
コミュニケーションが苦手な理由の一つとして、過去に否定された経験がトラウマとして残っていることが挙げられます。
たとえば、子供の頃に、親や先生から「それは間違っている」「そんなことを言うのは恥ずかしい」などと否定された経験があると、大人になっても「自分の意見を言ったらまた否定されるのではないか」と不安になり、意見を言えないことがあります。
小さなコミュニケーションの成功体験を積み重ねて、自信を取り戻すことが大切です。友人や家族との会話から始め、段階的に難易度を上げていきましょう。
・自己評価の低さから意見を言えない
コミュニケーションが苦手な人の中には、自己評価が低いために自信を持って意見を言えないケースが見られます。
たとえば、「自分は話が下手」「人から嫌われるのではないか」などと考えていると、自分から話しかけたり、自分の意見を言ったりするのをためらってしまいます。
他人からの評価を気にしすぎることが、コミュニケーションの障害となっているかもしれません。
そんな方は、人間関係を気にしなくて良いオンラインサロンや読書会などに参加し、少しずつ自分の声を出す機会を増やしてみてください。自分を出す練習をすることができます。
・論理的に考えて話すことへの苦手意識
コミュニケーションが苦手な人の中には、話すこと以前に論理的に考えることに対する苦手意識がある場合があります。
論理的な思考力や議論力を養うことができなかったために、他人との対話や議論に自信を持てないことが、コミュニケーションの壁となります。
論理的思考力を鍛えるために、テーマを決めて自分の意見をメモに書き出し、意見を構造化してみることから始めてみましょう。
また、論理的思考力の高い人のYouTubeを見て真似してみるのもおすすめです。
・自分の意見を作って対立することが苦手
コミュニケーションが苦手な人の中には、他人と対立することや異なる意見を受け入れることが苦手なケースもあります。
「自分の意見を押し通すのは嫌」「相手に嫌われたくない」などと考えていると、自分の意見を主張することをためらってしまいますよね。
自分の意見を主張することで、相手と対立する可能性もあります。それを避けようとするあまり、上手に自分の意見を伝えられていないのかもしれません。
しかし、コミュニケーションは本来「建設的」なものです。スタンス次第で対立構造にあっても良いコミュニケーションをとっていくことは可能です。
相手の立場や意見に理解を示し、言葉遣いやトーンに注意しながら、自分の立場を明確に伝えることを意識しましょう。
・目上の人を相手にすると緊張しすぎてしまう
職場などで上司や目上の人とのコミュニケーションが苦手な人もいます。
学生時代に先輩や先生が怖くて、「怒られないようにしなくちゃ…」と苦手意識を持っていませんでしたか?
そうした経験から、上司や目上の人を相手にすると、緊張しすぎて言葉が詰まってしまったり、適切なコミュニケーションが取れなくなることがあります。
・コミュニケーションの場数が不足している
コミュニケーションは持って生まれた才能ではなく、練習によって上達するスキルです。
そのため、十分なコミュニケーションの機会がない場合は、コミュニケーションが上達しません。
部活やアルバイトなど、コミュニティの中で過ごす時間が短いと、コミュニケーションの場数が足りていないかもしれません。
コミュニケーション講座などで相手からフィードバックを得られる機会を作り、改善点を見つけることが大切です。
・コミュニケーションが苦手という勝手な思い込み
最後に、コミュニケーションが苦手だという思い込みも、苦手に感じる原因となります。
コミュニケーションスキルは場数や練習で上達するものにも関わらず、「才能がない。自分には向いていない。」と思い込んでしまっていませんか?
コミュ力が低いというのは自分の勝手な思い込みかもしれません。
「自分は普通にコミュニケーションができるし、誰とでも良い関係性を築ける」と思って過ごしてみてください。それだけでコミュニケーションに対する苦手意識がなくなるかもしれません。
【社会人が身につけるべき「コミュニケーション能力」ってどんなスキル?】
社会人にとってコミュニケーションスキルは重要なスキルの1つだと言われます。
しかし、コミュニケーション能力って言われても、漠然としすぎていますよね。
多くのビジネスパーソンが勘違いしていることがあります。それは、「コミュニケーションスキル=しゃべるスキル」だと思っていること。
コミュ力の高い人の特徴を考えると、「明るくて社交性が高く、人見知りせずに上手に喋れる人」というイメージがあるかもしれません。
しかし、ビジネスにおけるコミュニケーションスキルとは、それとは別です。
社会人にとってのコミュニケーションスキルとは以下のスキルの総称です。
- 人間関係構築力
- プレゼンテーション力
- コーチング・マネジメント力
- ディスカッション・発言力
- セールス力
- 電話、メール対応の型の理解
- 仕事の聞き方や報連相の基礎スキル
これら1つ1つを訓練することで、高いコミュニケーションスキルを養うことができます。それぞれ解説します。
・人間関係構築力
関係構築力は、職場での人間関係を円滑に進める力のこと。上司や同僚、部下と友好的な関係を築き、チームに貢献する姿勢が重要です。
しぐさや表情に気をつけると共に、相手のそれらを読み取ることも大切です。
傾聴力や共感力といった部分も人間関係構築のために意識すべきポイントなので覚えておきましょう。
・プレゼンテーション力
商談や人前でのプレゼンに苦手意識を感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、プレゼンスキルは練習次第で簡単に磨くことができます。
プレゼンが苦手な方のもっとも大きな原因は準備不足です。
論理思考を用いた構成作りや人を動かす話し方を身につけたら、あなたのプレゼンはみるみる上達します。
・コーチング、マネジメント力
部下やチームを率いるために必要な力がコーチング力です。マネジメントスキルとも言われます。
思ったようにチームが動いてくれないのは、あなたに人望がないからではありません。
心理学に基づく人を動かすスキルを身につけることで、マネジメント分野におけるコミュニケーションスキルは改善します。
・ディスカッション(発言)力
ディスカッション力は、意見を求められたときにしっかりと自分の考えをまとめてわかりやすく伝えるスキルのこと。日常のコミュニケーションにも通ずるスキルです。
ミーティングで意見を求められても上手に発言できない。そんな悩みを持つ方もいらっしゃるでしょう。
何から伝えたらいいかわからないし、一生懸命喋ったのに「何が言いたいかわからない」と言われる。そんなことが続いたら自信をなくしてしまいますよね。
自分の意見の作り方や話の構成を考える力もトレーニングすることで上達させることができます。
・セールス力
セールス力は顧客の買いたい気持ちを高めるスキルのこと。売上に直結する重要なスキルです。
セールス力は喋る力だけではありません。Webサイトや商品パッケージの文言を考える場面でも活かせます。
セールスすることを売り込むように感じて苦手意識を持っている方もいるかもしれません。しかし、本来のセールスは顧客の悩みを汲み取り、最適な解決策として商品を提案すること。
セールスが出来ると言うことは、顧客の悩みを解決して喜んでもらう力があるということです。
セールスには顧客の言葉の裏にある本当の欲求を理解し、最適な伝え方で商品の魅力を伝えるという技術が必要になります。
セールス力も立派なコミュニケーションスキルの1つと言えるでしょう。
こうしたスキルが合わさったものが、社会人に求められるコミュニケーションスキルの正体です。それを理解した上で、各スキルをそれぞれ鍛えていかなければなりません。
・電話、メール対応の型の理解
社会人は電話やメールでのコミュニケーションも多いですよね。
対面は問題ないけれど電話やメールでのコミュニケーションは苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、電話やメールのコミュニケーションは「型」を知ることで克服できます。
社会人としての基礎スキルなので、苦手意識を持っている方は以下の記事を参考に型を覚えておいてください。
【会社での電話対応が怖い人必見】新人社員向けに電話応対のコツを徹底解説
【必読】ビジネスメールの正しい書き方がわからない テンプレより大事なビジネス文書の本質を解説
・仕事の聞き方や報連相の基礎スキル
会社員として働いていて、上司から報連相のやり方で叱られたことがある方も多いと思います。
会社でのコミュニケーションの基本は報連相から始まります。こうした報連相のやり方にもある程度の型や基礎が存在します。
社会人としてある種の常識のようになっている報連相なので、その方法が間違っていると相手に違和感を感じさせ、社会から浮いてしまうことも。
コミュニケーションを円滑に進めるための基礎スキルなので、相手に違和感を与えない報連相ができるようになりましょう。
【怖い】報連相ができない3つの理由とは? 上司に怒られないためのポイントを解説
【仕事の聞き方がわからない…】怒られる理由と上手な聞き方を解説
【コミュニケーション能力を改善するために意識するポイント】
ここからは私がビジネスの場で特に意識しているコミュニケーション方法をお伝えします。結論から言うと、以下の6つになります。
これらは多くのビジネス書やセミナーで学んだことの一部です。これらを意識するだけでも、コミュニケーション能力は今より改善できるはずです。
1、お互いにとっての良い時間を作ることを意識する
コミュニケーションとは喋ることが目的ではないとお伝えしました。では何のために喋るのか?
つまらない時間を過ごすよりも、お互いが楽しく有意義な時間を過ごせた方がいいですよね。コミュニケーションとはそのためのものです。
お互いが良い時間を過ごすためのポイントは、相手を気持ち良くさせること。ヒトは潜在的に以下のような欲求を持っています。
- 自分の話を聞いてほしい
- 認めてほしい(肯定してほしい)
- 適当にあしらわないでほしい
これらのポイントを押さえて、相手が気持ち良くなる時間を過ごしてあげればいいのです。
コミュニケーションは相手を気持ち良くさせることだと思って取り組んでみてください。。
2、わかりやすい話し方「ブレットトーク」を使う
自分の意見を整理してわかりやすく伝えるには、ブレットトークというものを使うのがおすすめです。
ブレットとは「箇条書き」のこと。頭の中で、言いたいことを箇条書きにして整理してみるのです。
話にカンタンな目次を作るようなイメージです。
意見を求められたら、自分の中で重要なポイントを箇条書きにして、さらにその中で伝えたいことをより一段下の箇条書きで整理する。
それだけで自分の伝えたいことが散らからずに整理して伝えることができます。
箇条書きのように話されると、聞く側も頭の中で自然と箇条書きが浮かび、話の構造が理解しやすくなります。
何かを伝えたいときは積極的にブレットを活用してみてください。
3、コミュ力の高い人を真似る
3つ目のポイントは、コミュ力の高い人を真似してみるという方法です。
私の学生時代の後輩に、どんな先輩からも好かれる人物がいました。私が就職して人間関係に悩んでいたときに彼のことを思い出し、彼のやっていたように先輩に接してみたのです。
そうしたら、今までのぎこちなさが嘘のように良好な人間関係が構築できるようになりました。
コミュニケーションが上手なヒトを観察して、自分も同じように真似してみる。彼らの使っているソフトを自分にインストールするようなイメージで試してみてください。
4、話している時の自分の顔を鏡で見てみる
自分の姿はなかなか客観的に見ることができませんよね。
コミュニケーションが上手くできてないヒトは、もしかすると相手から見たときに良くない表情や仕草をしてしまっているかもしれません。
自分が普段どのような顔をしてどのような態度でコミュニケーションをとっているか。
鏡やカメラでその姿を見てみることで、改善すべきポイントが見つかるかもしれません。
5、鉄板トークを用意しておく
コミュニケーションの上手なヒトは、いくつか鉄板とも言える話のネタを持っているもの。
そうしたものを自分の中で用意して、いつでも引き出せるようにしておくのも手です。
お笑い芸人の方たちは、日常のちょっとしたことでもすごく面白いトークに仕上げていますよね。
自分が経験したこと、本やテレビで知ったことなどは、誰かに話すつもりで一度トークネタとして作ってみてください。
コミュニケーションが苦手で話すことがない。そう感じるのは、コミュニケーションが上手な人に比べて、ネタを作る努力を怠っているだけだと気付かされます。
6、自分を俯瞰的にみて最適なポジションを取る
コミュニケーションで重要なのは相手との対話だけではありません。コミュニティにおける協調性や自分自身の立ち居振る舞いも大きく影響します。
自分を俯瞰的に見つめて最適なポジションを取ることは、コミュニケーションの鍵と言えるでしょう。
コミュニケーションの場にいる全員の中の自分を、意識して俯瞰的に見てみてください。
そして、その場において、どのような表情をし、どのように共感を示し、どのような役割を演じれば良いでしょうか?
そうした俯瞰的な視点を持って最適なコミュニケーションを取れると、コミュ力が高いという印象を与えることができるはずです。
【コミュニケーション能力への苦手意識は克服可能です】
コミュニケーション能力がないのは性格や持って生まれたものではありません。鍛えることで伸ばせるスキルです。
苦手意識を持つ方は、ある程度の知識を得たりトレーニングをすることでカンタンに克服できます。ここで紹介した本や動画での勉強から始めてみてください。
とは言え、コミュニケーションスキルを鍛えるには実践が欠かせません。理論だけ学んでも活用できなければ意味がありませんよね。
なので、まずは一人でイメージトレーニングを繰り返すところから始め、徐々にビジネスの場で活用していきましょう。
本を読んでも動画を見ても大抵の人は変われません。しっかりと正しいコミュニケーションの取り方を示してくれて、フィードバックをくれる存在をつけましょう。
コミュニケーションに対する苦手意識は必ず克服できます。社会人としての一生モノのスキルをこの機会に身につけてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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