社会人として新聞やビジネス雑誌を読んで経済の勉強をした方がいいかな? でも、どんな雑誌がビジネスマンとしての情報収集に最適なんだろう?
この記事では、社会人が読むべきビジネス雑誌22誌を紹介します。
また、ただ読み流すだけでなく自分の仕事に活かす読み方についても後半で解説していきます。
私は書店員時代、雑誌担当リーダーとして数々の雑誌に接してきました。その中でもビジネス雑誌については、大手ビジネス雑誌の出版社「日経BP社」による年間表彰も受賞させていただくほど傾倒していました。
その経験から、ビジネス雑誌選びについて皆さんの役に立つ情報を提供できるかと思います。
この記事を読むことでビジネスの情報収集スキルがアップします。ぜひ参考にしてみてください。
⬇︎ 雑誌以外でのビジネスの情報収集方法はこちらの記事でも解説しています。
>>【人気】ビジネスを学べるおすすめ動画サイト10選とYoutubeチャンネル25選まとめ
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ビジネスについての情報収集をしようと考えたとき、雑誌は非常に役立ちます。
ネットニュースを活用すればトレンドや最新情報を得ることはできますが、大抵の場合は表面的な情報に過ぎません。
その点、雑誌では専門家によるさらに踏み入った知見を得られるのが特徴です。ビジネス雑誌をチェックすることは情報収集には欠かせない行動だと言えるでしょう。
しかし、毎週のように書店に通って雑誌を購読するのは難しいという方もいらっしゃると思います。
いくら情報収集が重要だからと言っても、月に何冊も雑誌を買っていたら貴重なお小遣いも圧迫してしまいますよね。
雑誌の読み放題サービスとは、月にわずか数百円で数百誌の雑誌がパソコンやスマホで読み放題になるサービス。いろんな雑誌を定子購読できる夢のようなサービスなのです。
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オンラインの雑誌読み放題サービスにはこのように様々なサービスがあり、それぞれ取り扱い雑誌などが異なります。
ここで紹介する全ての雑誌を読めるわけではありませんが、ビジネス誌の扱いも増えているので読みたい雑誌もきっとあるはずです。
私は楽天マガジンを利用していますが、毎回利用するたびに「すごい時代だな」と感じています。
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多くのサービスでは無料体験も行なっていますので、まだ体験されたことのない方はぜひトライしてみてください。
【社会人向けビジネス雑誌一覧|情報収集&教養を身につけるための22誌】
それでは早速、社会人がチェックすべきビジネス雑誌を紹介していきます。
気になるものがあればぜひ書店やAmazonでチェックしてみてください。
・プレジデント
プレジデントは日本で一番売れているビジネス雑誌です。
経済、経営、ビジネス思考など毎号多くの学びを得られます。
プレジデントという名のつくように、基本的には40代以上が対象となっています。しかし、ビジネスの場で年齢は関係ありません。
若い内から高い視座を持つことは非常に重要です。
・Newsweek
Newsweek日本版では、世界情勢やテクノロジー、カルチャーといったテーマで毎週テーマがピックアップされます。
ビジネススキルというよりは、時事問題への理解が深まるのを助けてくれる印象です。教養力につながる雑誌と言えるでしょう。
・週刊ダイヤモンド
週刊ダイヤモンドの創刊はなんと1913年。100年以上の歴史を誇る日本を代表するビジネス誌です。
時事性の高いテーマに加え、普遍的な成功法則を多くの経営者や専門家から学べます。
執筆者の主観ではなく、数多くのデータに基づく分析が多いことも情報収集に役立ちます。
・週刊東洋経済
週刊ダイヤモンドが100年以上なら、週刊東洋経済は120年。
こちらは日本でもっともの歴史のある週刊誌です。
会社四季報も発行している同社ではなんと3600社以上の上場企業に担当を配置しており、業界に張り付く記者ならではの視点で日本経済を解説してくれます。
・週刊エコノミスト
週刊エコノミストは40〜50代の経営社層に向けて質の高い情報を提供するビジネス誌です。
発行元は毎日新聞出版。新聞社系の高い取材力を強みとし、マクロな経済情報からミクロな特集記事までビジネスパーソンのニーズに応える記事が特徴です。
・日経ビジネス
日本経済新聞のグループ会社である日経BP社から発行される日経ビジネス。
東京のみでなく、ニューヨーク、ロンドン、シリコンバレー、中国より旬の企業や人を取材して記事が作成されています。
書店に並んでいないので見慣れない方も多いと思いますが、日経のビジネス誌としてはもっとも経済・経営に特化した雑誌であるためビジネスマンには必見の一冊です。
・クーリエジャポン
クーリエジャポンは世界中のメディアから興味深いトピックを切り出し日本語に翻訳して出版している、いわばキュレーション雑誌です。
IT・デザイン・ビジネス・政治・文化など幅広いテーマを扱っているので、一冊の中から非常に多くの知識を得ることができます。
数年前まで紙版も発行されていましたが、時代の変化をいち早く察知し、早々にウェブ版のみの発行に切り替えました。
・Forbes Japan
アメリカの経済史「Forbes」が発行する全世界32の国際版のうちの1つが「Forbes Japan」です。
世界長者番付を発表することでも知られています。ITやテクノロジーを中心としてこれからの時代を作るヒトや企業に注目して紙面を作られています。
世界の企業や経済の最新動向、ビジネスの潮流を読む上で欠かせない一冊。ビジネス誌とは思えないデザイン性の高さも特徴的です。
・ハーバードビジネスレビュー
ハーバードビジネスレビューは、ハーバードビジネススクールの教授陣や経営者、コンサルタントや心理学者など様々な業界の権威による論文を掲載している雑誌です。
最新のビジネス研究は多くの経営者や若手リーダー層にも支持されており、働き方やビジネスのヒントが得られます。
・THE 21
The21はビジネススキル誌とも言われます。
ビジネス情報誌ではなくあえてビジネススキル誌と言われる理由は、毎号の特集が実用的であるからでしょう。
独学法・文章術・トリセツ・整理術・休息法など、ビジネススキルとなる思考法や実学が多く学べます。
ビジネス書籍のようにあるテーマについて自分のスキルを高めることができる有益な雑誌です。
・Wired
Wiredはアメリカで創刊された、ビジネス・インターネット・ジャーナリズム・カルチャーをテーマに構成される雑誌です。
他雑誌と一線を画すデザイン性やテーマ選びはビジネス誌の概念を広げてくれます。
本誌でしか得られないビジネス的な情報も多く、知的好奇心をくすぐられる一冊です。
・致知
致知は人間学を学べるビジネス誌です。
松下幸之助さんや稲盛和夫さんなど、ビジネスで成功する人の多くは、結局のところスキルではなく人間力の高い人であることが多いですよね。
そうした成功者の思考法を学べるのがこの雑誌です。
書店には並んでいないので知らない方も多いと思いますが、自己研鑽をしたい方にとっては読むべきビジネス誌の一つです。
・日経ウーマン
日経ウーマンは日本経済新聞のグループ企業である日経BP社が発行する働く女性向けのビジネス雑誌です。
婚前婚後の働き方や効率の良い仕事術、マネーハックや手帳活用法など男性視点とはちょっと違ったビジネス情報を得ることができます。
経済動向を知るためというよりは、スキルアップやキャリアアップ、人生の一部として仕事にどう取り組むかというヒントを得られる一冊です。
男性にとっても参考になる部分は多くあります。
・プレジデントウーマン Premier
日経ウーマン同様、女性向けのビジネス誌として知られるプレジデントウーマン。
仕事や人生においての成功のために必要なビジネススキルや情報が掲載されており、30代以上のキャリアアップを生きがいに働く女性に多く読まれています。
・おすすめのマーケティング関連雑誌
ビジネスで欠かせない視点の一つがマーケティング的視点です。トレンドや消費者心理がどのように変化しているかを知ることは、全てのビジネスで役に立つ情報と言えます。
そんなマーケティングにおける情報収集に役立つ雑誌を5冊ご紹介します。
日経トレンディ
日経BP社が発行するトレンド情報に特化した情報誌。流行や新しい商品サービスなど、消費の最前線についての情報収集に最適な一冊。
日経エンタテインメント
こちらも日経トレンディ同様、世の中の流行を捉えることができる一冊。
エンタメ業界がメインとなっているが、商品やサービスについての情報も掲載。
宣伝会議
広告宣伝マーケティングの専門誌。毎号、消費者に届くマーケティング施策のアイディアを得られる。
販促会議
宣伝会議が発行する集客や顧客体験向上に関する専門誌。ネットやリアル店舗での集客について最新の事例を紹介。ビジネスのヒントを得られます。
日経MJ
日本経済新聞社が発行する、消費・流通・マーケティング情報に特化した専門誌。雑誌というよりも新聞のようなものですが、毎号有益な情報が満載です。
月・水・金 発行で月額2300円となっており、紙面版とWEB版があります。
・おすすめの投資関連雑誌
投資に特化した雑誌も複数出版されています。投資情報は資産運用の側面だけでなく、経済の動向を知ることや時代の先読みにも役立ちます。
日経マネー
株式相場の分析や銘柄情報、売買テクニックなど株式投資に関するタイムリーな情報をはじめ、 投資信託や各種の金融商品、ローン、保険、不動産、税金、マイレージなどあらゆるマネー情報をカバー。
初めての資産運用から定年後 のマネープランまで、分かりやすさと信頼度No.1のマネー誌。
ダイヤモンドZAI
ダイヤモンド社が発行する初心者向け投資情報誌。
株式投資、株主優待、クレジットカード比較、節約術、不動産、テクニカル分析や投資法、ネット証券活用術など、個人投資家にとって有益な情報が掲載されています。
投資手帳
創刊50年を超える「個人投資家のバイブル」とも呼ばれる信頼のある雑誌です。時流や有望企業を知るのにも使えます。
・その他 業界別専門誌
ここからは業界別の専門誌をご紹介します。
所属する業界以外の情報は基本的には不要だと思われがちですが、アイディアというのは掛け合わせや他業種からの転用で生まれることも多いです。
「もしこの考えを自分のビジネスに転用するとしたら?」と考えてみると、これまでにないビジネスのアイディアが見つかるかもしれません。
月刊事業構想
新しい事業戦略を考える企業や自治体の経営者・幹部クラス向けの雑誌
WD(Web Designing)
企業のWeb戦略に特化した雑誌。Webをビジネスに活用する知見を得られる。
ブレーン
広告・クリエイティブに関する専門誌。
月刊経理ウーマン
経理・税務・総務に関する専門誌。配属された若手が仕事の全体像を理解するのに役立ちます。
ファッション販売
アパレル業界に身を置く人に向けて、売場作りや接客術、商品陳列の方法など実践的なノウハウが紹介された一冊。
企業診断
企業へのアドバイスを行うコンサルタントを主な対象としたビジネス誌。実例も多く、経営者層にとってのビジネスの情報収集にも役立ちます。
月刊食堂
1961年創刊の外食業専門のビジネス誌。外食業のトレンドや新メニューのヒント、経営術などを特集。
企業実務
すぐに役立つ専門誌として経理・税務・庶務・労務の実務情報が一冊に凝縮されています。経営者や総務業務の担当者におすすめ。
月刊中国ニュース
日本で数少ない中国の政治経済ビジネスに特化した専門誌。中国でのビジネス展開を考えている経営者や中国人観光客をターゲットにしている担当者に読まれている。
ネット販売
インターネット販売(EC事業)の専門誌。変化の早いインターネット業界での歩き方のヒントを得られる。
週刊トラベルジャーナル
1964年創刊の観光ビジネス専門誌。観光業界の動向や観光をキーワードにした様々なビジネスのヒントを掲載している。
【仕事に活かすビジネス雑誌の読み方】
いくら月に何冊もビジネス雑誌を読み漁っても、ただ読み流しているだけでは使える情報になりません。
ビジネスの情報収集をしていても、仕事の成果に繋げている人と全然仕事に役立てられていない人がいます。その差は情報収集の仕方にあります。
ビジネス雑誌を読んで自分の仕事に活用するには、以下の3つのポイントを意識しておく必要があります。
- 感情読み
- アクティブラーニング
- アウトプットのシチュエーション想定
感情読みとは、頭の中で情報を咀嚼すること。
アクティブラーニングとは、わからないことや興味を持ったことをさらに調べるということ。
アウトプットのシチュエーション想定とは、誰かに話したり実際に自分が活用するシーンを想定しながら情報を得ることです。
これらの方法については、「ビジネスに役立つニュース・新聞の読み方|情報を整理するコツとおすすめの読解術」の記事で解説していますので、よかったらこちらもご覧ください。
【勘違い】ビジネス雑誌を読んでも仕事ができる人間にはなれません
この記事を読んでくださった方は、社会人として知識をつけるために雑誌から情報収集をしたいという方だと思います。
私もいくつもの雑誌から情報収拾をしようと思い、毎週いくつも買い求めました。
しかし、雑誌をいくら読んだところで全然仕事が出来るようにはならなかったのです。その理由は「勘違い」でした。
新聞を読めるようになりたいという思いの裏には、以下のような思いがあるのではないでしょうか。
- 仕事で恥をかきたくない
- 勉強していると思われたい
- もっと認められたい
- 同期と比べて劣っていると思われたくない
- 早く仕事が出来るようになって昇級したい
- 使えない人間だと思われたくない(できれば褒められたい)
本当に望んでいる姿は、「仕事が出来て周りに認められ、信頼されること。優秀な仕事ができるようになって、仕事のストレスなく自信を持って働けること。」だと思います。
雑誌を読むという行動でビジネスに役立つ情報収集は出来るかもしれません。
しかし、目的を達成する方法としては遠回りな方法になります。
それよりも「仕事のレベルを上げるために必要なビジネススキルを磨くこと」の方が圧倒的に効果的な学習方法でした。
実は、多くの人はビジネススキルを磨くための最適な勉強法を知りません。
毎日の仕事をしているだけでは体系的なビジネススキルは身につきませんし、売れているビジネス書を読むことも仕事の成果には繋がらない。雑誌を読むことも同様です。
では、具体的にはどうしたら良いのか?
私は書店員時代からビジネス誌担当として、ビジネスの情報収集や学び方について研究してきました。
そして、自分なりにもっとも効果のある方法がわかりました。
ビジネススキルを学べる動画サイトには、書籍よりもわかりやすくセミナーよりも安価で学べるという特徴があります。
何よりもビジネスのテーマごとに「思考法」や「実践で使えるスキル」が体系的にまとめられているのが最大のメリットです。
なかなか自分の仕事に直結するスキルをピンポイントで学べる方法ってないんですよね。
これまでは本を読んで勉強していましたが、正直読んで終わりという状況が多くありました。
しかし、動画サイトで学び始めてからは、明らかに「明日の仕事で使える考え方やスキル」が学べるようになりました。
動画コンテンツというのは非常に効率的なビジネスの学び方だと言えます。
「売上を上げるための考え方の型」や「伝わるプレゼンテーションのルール」といった具体的なスキルを勉強したら自分がどう変わると思いますか?
仕事が出来るようになって周りに認められるでしょう。今までわからなかった仕事のコツがわかるので、自分に自信が持てるはずです。
さらに、自信がついて周りからの信頼も感じられれば、仕事に行くのが楽しくなるかもしれません。
逆に、いつまでも仕事の仕方がわからずにうだつの上がらない社会人でいたくないですよね。
自分で勉強をしなければ、30代や40代になっても自信が持てず誰からも信頼されないまま。
成果が出せなければ市場価値も上がらないので、人生が詰みます。
雑誌を読んで社会人として必要な情報収集をすることも重要ですが、それは今の悩みを本質的に解決するものではありません。
仕事で自信を持ち、周りから認められたいならば適切な努力をする必要があります。
私はビジネスを学ぶならビジネス動画サイトをおすすめします。実際に使ってみた感想などを以下の記事で紹介していますので、今より仕事の出来る人間になりたいという方はこちらもご覧ください。
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