
転職サイトを見ているんだけど、良い企業が見つからないなぁ。次はやりがいのある仕事をしたいと思ってるんだけど、どうやったら本当にやりたいと思える仕事を見つけられるんだろう?
この記事では、転職活動をしている方で「年収よりもやりがいを大事にしたい人」がやるべきたった1つのことについてお伝えしていきます。
私も就職した後に「自分が本当にやりたい仕事ってなんだっけ?」と悩んだ時期がありました。行きたい会社よりもとにかく内定をもらいたいという気持ちで取り組んだ就職活動。
内定はもらえたものの、結局数年後には仕事に意味を見出せなくなってしまいました。
今の時代、1つの企業で定年まで勤めるという時代ではありません。自分のキャリアは就職した時点で決まるわけではなく、今からでも十分に軌道修正できます。
何となく転職サイトで見つけた会社に応募するのではなく、自分が本当にやりたい仕事を見つけるにはどうしたら良いかがわかります。ぜひ参考にしてみてください。
>>【話題】キャリア相談が出来るおすすめサービス5選|仕事のモヤモヤした悩みを解決!
【就職活動で選んだ会社が最適解ではない|転職は一般的な選択です】
転職市場はここ数年、過去最大の盛り上がりを見せています。転職サイトや転職エージェントのみならず、Twitter経由でも転職の声がかかる時代です。(参考:転職を希望する人はどれくらい?)
今や転職は一般的な人生の選択肢になっています。
転職をしようと思う理由は人それぞれです。
・職場の人間関係が好きではない
・給料が安い
・やりがいがない
いくら就職活動で会社のことを調べたつもりでいても、実際に入社してみないことには本当のところはわかりません。入社後に「思った感じと違った」という方も多いでしょう。
時代環境や自分の価値観が変わり続けるのが人生です。特に変化の大きい時代だからこそ、それに合わせて自分の身の置き所も調整していくことが求められています。
転職に対してネガティブなイメージを持つ人は数年前から大きく減少しました。
他人の目を気にするよりも、自分が納得できていないのなら環境を変えてみる。多くの人が今はそのような考え方で転職をしています。
【年収よりもやりがいのある仕事を選びたい? それは今の時代の1つの正解です】
転職についての情報収集をすると、やたら「年収」という言葉が出てくる事に気付くはずです。
転職したい理由の一つに「今の職場は給料が低い」という問題があるように、年収アップを求めて転職活動をする方も多いでしょう。
社会人にとって収入の多さは成功の指標の1つです。年収の高い企業で働いているのは1つのステータスですし、そのような人に対して羨望の気持ちもありますよね。
例えば、年収800万円を越えるまでは年収上昇による幸福度は上がります。しかし、それ以降はどれだけ収入が増えても幸福度は微増に止まります。
年収が高くなると、高い車や良い家にお金をかけるようになりますよね。そうなると維持費も大きくなりますので、結局お金の心配がなくなることはありません。体感としては年収400万も年収800万もそんなには変わらないと言われます。
このように、「収入の高さが幸福度には比例しない」という結果は多くのところで出ているのです。(参考:年収800万円が幸福度の限界点?年収と幸福度の関係とは)
また、ちょっと収入が高いからと言って、家族や健康をないがしろにしてしまうケースもよく聞かれます。体を壊したり、精神的に不健康な状態が続いたり、家族との時間も十分に取れない。
いくらお金を稼いでも、幸せだと感じる時間がほとんどないまま生きてしまっている人もいるのです。
さらに、どれだけ稼いでも結局のところ「上には上がいる」という現実に突き当たります。常に満足できない状態では、焦りや不安を抱えて生きることになります。
今の時代は定年まで精一杯働いて、やりたいことは定年後の第二の人生の楽しみにするという価値観は持てません。
私たち世代であれば、定年は70歳以上になっているかもしれません。仕事を退職しても、年金が十分にもらえる可能性は低いので、結局アルバイトをしないといけないかもしれません。
つまり、死ぬまで働く人生になる可能性が高いのです。
今の時代においてはこうした考え方の方が、より良い人生を手に入れやすいと言えます。
では、どうすれば自分のやりたい仕事を見つけられるのでしょうか?
【転職サイトで探してもやりがいのある仕事は見つからない】
年収よりもやりがいのある仕事を見つけたい。そう考えて新しい仕事を探すのであれば、転職サイトや転職エージェントに登録する前にやるべきことがあります。
転職活動の一歩目として、「転職サイトやエージェントに登録してみた」という人は多いですが、それでは良い転職活動はできません。
カタログから会社を選ぶのでは、最初にやった就活と一緒です。
学生時代、就活サイトがオープンした日に登録をして企業情報を見ること就活のスタートでした。それなりに知っている企業や興味のある業種にチェックを入れて説明会に行きましたよね?
しかし、内定をもらって入社したものの、結果的には自分に合った仕事ではなくて転職を考えている。今、転職サイトに登録して会社を探すことは、以前の失敗を繰り返すことになります。
就職活動時にも自己分析に取り組んだ方は多いと思います。
・どんなことが好き、または得意だったか?
・どんなことをした時に喜んでもらえたか?
こういったことを考えて、自分のしたい仕事を選んだのではないでしょうか?
しかし、その時、どれだけ本気で自分と向き合えたでしょうか?
正直、自己分析をしなくても転職活動はできます。なんとなく興味のある仕事を選んで試験を受けて、適当に志望動機や強みを答えても受かる企業はあるでしょう。
ですが、それでは自分が本当にやりたい仕事には出会えません。視野が広くなった今だからこそ改めて自己分析をすることが、本当にやりたい仕事を見つけるためには重要です。
・人生を通してどんな人間だったと記憶されたいか?
・やっていて幸せを感じられることは何か?
・働く上で自分は何を大事にしているのか?
こうした質問を自分に投げかけてみてください。
自分を知った上で、理想の環境と今の環境とのギャップに気付く。そして、
「どんな仕事をどんな環境でしたいのか?」
「今度こそ自分の理想の人生を手に入れるために自分がやるべきことは何か?」
といったことが少しずつ見えてきます。
初めから転職サイトや転職エージェントに登録をしてしまったら、また失敗してしまいます。しかも、その後の転職を繰り返す中でも何度も失敗するでしょう。
大事なことは、自分を知って、自分の理想の姿になれる場所を探すことです。転職で失敗しないために、しっかりと自己分析から始めましょう。
【実は一人で自己分析するのは難しい】
自己分析の重要性をお伝えしましたが、正直、自分と向き合って道を決めることは簡単なことではありません。

私も自己分析は苦手でした。考えても答えが出るわけではないし、自己分析よりも企業を探したほうがラク。ついつい転職サイトで求人を見てしまうことも多かったです。
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しかし、応募して履歴書の用意をしていても、「正直この会社にそこまで行きたいわけじゃないんだけどなぁ」という気持ちになっていました。
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そこで改めて、「結局もう一回自己分析をして本当になりたい姿を決めなければ、良い転職はできない」という結論に至ったのです。
とは言え、そこからスムーズに自己分析ができたわけではありません。自分が本当に求めているものが何なのかとか、どんな未来が一番理想なのかとか、自分でもよくわかりません。
しかも、大人になったからこそ、「どうせ自分には無理」といった感じで蓋をしてしまう自分もいました。自分の考えを持って、それを言語化するのって本当に難しいですよね。
それはキャリアトレーニングというサービスです。キャリアトレーニングは、まさに私が重要だとお伝えしてきた「自己分析を手伝ってくれるサービス」です。
プロのキャリアトレーナーとのオンライン面談を行なう中で、キャリア相談や自己分析、転職活動の支援をしてくれます。
自分の頭の中で考えていても答えが出なかったけれど、友達や先生に相談しているうちになんとなく見えてきたという経験がある方も多いのではないでしょうか?
キャリアトレーニングはまさにそうした相談役になってくれるサービスです。キャリア構築のプロが、転職だけでなく人生視点で自分にとっての最適なキャリアを歩めるようヒントをくれます。
・キャリアの相談を聞いてくれる人が欲しい人
・初めての転職活動だから一緒に進んでアドバイスをしてくれる存在が欲しい人
こうした人におすすめのサービスです。興味を持った方はこうしたサービスを利用してみるのも良いのではないでしょうか。
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【転職は自己分析から。一度きりの自分の人生をしっかり考えて生きよう。】
やりがいのある仕事を見つけるためには、自分が何にやりがいを感じるのかをしっかり考えることが重要です。
目標地点が見えているからこそ、そこへの道順を考えることができます。何となくあっちの方に行きたいというレベルでは、目標の場所にはたどり着けません。
しっかりと考えたからこそ自分の選択に自信を持って進めるし、愚痴や不満ばかり言っている人生にサヨナラできます。
ぜひ転職活動をきっかけに、自分が望む理想の人生を考えてみてください。
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