
副業をやろうと思うんだけど副業にはどんなものがあるんだろう? たくさんあるみたいだけどどれをやったらいいかな?
この記事では、様々な副業を7つのジャンルに分けて紹介し、副業の目的別におすすめしたい副業もお伝えします。
私はカフェを経営していますが、暇な時間を有効活用しようと思い2018年に副業を始めました。
巷で紹介されている副業に色々とチャレンジしてみましたが、月に数十円しか稼げない副業もあれば、数万円も稼げる副業もあったりと、副業によって稼げる金額も働き方も全然違うことがわかりました。
これから副業を始めたいけれどどれが良いかわからない方は多いと思います。
記事の前半では副業のジャンルを7つ紹介します。そして後半では、
・すでに副業できるスキルを持っている人
・スキルはないけれどすぐにお金を稼ぎたい人
・稼ぐよりもスキルアップのために副業を探している人
といった3タイプに分けておすすめの副業を紹介します。
副業を一覧で紹介するサイトは多くありますが、結局のところ選択肢を知るだけでは行動できません。
この記事を読めば、ただ知るだけでなく実際の行動方法がわかります。記事を読み終わった後には即行動できるはずです。ぜひ参考にしてください。
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人気の副業ジャンル一覧
副業を紹介するサイトでは100以上の副業が一覧で載っているサイトもありますが、ジャンルに分けると結局以下の7つに分けられます。
・知識、スキルを活かす副業
・記事執筆、情報発信の副業
・簡単なタスク系の副業
・アルバイト
・転売系の副業
・投資
・自分の商品を販売する副業
それぞれ紹介していきます。
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知識・スキルを活かす副業
すでに何かしらの専門知識やスキルをお持ちであれば、それを活用した副業に取り組むことができます。
パソコンとネットがあれば出来るクラウドソーシングが人気ですが、サイトを覗いてみるとスキルごとに仕事の案件を探すことが出来ます。どのようなスキルがあれば稼げるのかを知りたい方は、クラウドワークスやランサーズといった大手のサイトをチェックしてみると良いでしょう。
デザインやホームページ制作のスキルがあれば、たくさんの仕事の案件が確認できるはずです。最近は画像や動画編集の案件も増えています。
また、副業と言えばクラウドソーシングなどのプラットフォームを介した仕事がメインだと思われがちですが、実はスキルや知識があれば自分から営業して仕事を獲得することもできます。
パソコンやweb系のスキルがなければ副業ができないわけではありません。クラウドソーシングという型にはまるのではなく、自分で仕事を作り出すことだってできます。
自分の持っている特技を誰かの役に立てる仕事がないか探してみるのも良いでしょう。サッカーのコーチをしたり、ネイリストまではいかないまでも知人にネイルをして稼いでいるような人もいます。
好きなことを仕事(本業)にすると十分な稼ぎが得られなかったり、結局嫌いになったりということもありますが、副業であれば好きなことで少しのお金を稼ぐことは十分可能です。
記事執筆・情報発信の副業
次に紹介するのはweb上の記事を執筆するwebライティングの仕事です。
企業や個人の運営するメディアの記事を代行して書くという仕事になります。クラウドワークスなどを見てみると、「●●というテーマについての2000字程度の記事」のようなライティング案件が多数あります。
商品やサービスを紹介する記事を書くことで読者に購入してもらうことが記事を書く目的です。
案件のテーマは非常に多岐に渡ります。交通事故の経験やおすすめの漫画、ゲームアプリの感想といった数百文字の案件から、パソコン関係のテーマで1記事4000字以上といったボリュームのあるものまで様々です。案件を見てみると何かしら取り組めるテーマのものがあるでしょう。
ある程度文章を書ける人であれば、細かい書き方は誰でもマニュアルを見ながら進められます。また、知らないテーマについても基本的にはネットで調べれば書けますので、誰でも出来る副業とも言えるでしょう。私もライティングの案件をやっていましたが、企業からも「ネットで調べて書いてくれたらいいから」と言われていました。
クラウドソーシングなどのサイト経由で仕事を獲得するパターンの他にも、自分でメディアを立ち上げて情報発信しながら広告収入を得るパターンがあります。
自分のブログやyoutubeチャンネルを使ってグーグルアドセンス広告やアフィリエイト広告を貼ることで、広告収入を得ることが出来ます。
しかし、ただ記事を書けばいいわけではなく、多くの方に見てもらえるメディアを作らなくてはいけません。記事の質や量、検索上位に表示するためのSEOスキルなどが求められます。
誰も見ない記事を書いても収入はもちろん発生しないのです。そういう面では、自分のメディアを運営することは確実な収入には繋がらないとも言えます。
簡単なタスク系の副業
スキルがない。時間もない。そんな人でも稼ぎやすい副業としてタスク系の仕事があります。タスク系は内職のような仕事です。シールをひたすら貼っていく作業やデータをエクセルに入力していくような作業です。
また、ポイントサイトのようにアンケートに答えることで数十円の収入を得るようなものもあります。
タスク系の副業は簡単で誰でも出来ますが、単価が非常に低く、コスパは悪いです。正直時間をかけてやっても1ヶ月で数百円から1000円程度しか稼げないですし、スキルが身につくこともないので、「何やってるんだろう」という気持ちになります。
アルバイト
副業と言えばネットを使って時間や場所を選ばずに出来るものを探しがちですが、アルバイトをして稼ぐのも立派な副業です。
一般的なアルバイトだと契約してシフトを組まれますが、単発のアルバイトであれば好きな時に働くことができます。
特にショットワークスのような登録制のアルバイトだと面接なども不要ですし、ネット上で仕事に申し込むだけ単発のアルバイトができるのでオススメです。
アルバイトなら数時間働けば確実に数千円の収入を得られます。欲しいものがある時や急な出費で困った時などに利用できるよう、登録制アルバイトサイトに登録だけしておいても良いでしょう。
転売系の副業
人気の副業の1つにせどりというものがあります。安く仕入れて高く売ることで差額が利益として収入になるというものです。
メルカリやフリルといったフリマアプリや、ヤフオク・モバオクなどのオークションサイトといった個人で販売できるプラットフォームが数多く出てきていますので、ここ数年で個人販売は非常にやりやすくなりました。
皆さんの中にもメルカリなどは使ったことがある方も多いでしょう。
あとは商品を安く仕入れて販売すれば良いのです。ブックオフなどの中古ショップや中国のサイトを使って安く仕入れます。
最近はAmazonや楽天のスーパーセールなどを使って割引価格で仕入れ、そこに利益を乗せて転売するという手法も見られます。
ただし、最初は商品の仕入れで数万円から数十万円の元手が必要になります。また、売れなかった場合は在庫になってしまうリスクもあるので必ず儲かるという訳ではないのです。
投資系
投資でお金を増やすことも副業の手段の1つと言えます。投資には株式投資、不動産投資など様々なものがありますが、みなさんご存知のように失敗のリスクもあります。
投資は元手が大きくなった状態で運用するなら効果もあります。例えば1000万円の元手で年利5%の運用をすれば1年で50万円増える計算になります。ですが、1000万あっても月に5万円弱です。
もちろん、働く必要もなく不労所得として月に5万円増えれば立派な収入になりますが、多くの方はそこまでの金額を投資に回すことはできないでしょう。
本業以外で毎月数万円を稼ぎたいとなると、投資は現実的ではありません。
自分の商品を販売する副業
最後に紹介するのは自分の商品を作って販売するというものです。
ハンドメイド雑貨や自分の撮った写真などを販売できるプラットフォームが増えています。STORES.jp や minne、creema 、写真で言えば PIXTA などがそうです。ファンがつけば毎月一定の収入を得ることができます。
また、イラストやデザインを書くだけでグッズ化できるサイトもあります。pixiv-factoryなどではTシャツやマグカップ、スマホケースといった商品をデザインだけで作ることができます。
自分でものを作れなくても、このようなサービスを使って商品を作り、自分の商品として販売することもできるのです。
お金?スキル? 目的別おすすめの副業
ここまで副業をジャンル別で紹介しました。とは言え、これだけ教えられても実際にどれをやったら良いかわからない人もいらっしゃるでしょう。
ここからはタイプ別でオススメの副業と始め方をお伝えします。興味を持ったら是非今日から動き出してみてくださいね。
スキルがあるならクラウドソーシング
すでに本業や趣味で人の役に立つスキルを身につけているなら、そのスキルを使って副業することをオススメします。
そのような人は上記のジャンルを見ていく中で、自分の稼げる分野がもう見えているかもしれません。
あとはクラウドワークスなどのプラットフォームに登録して案件に応募してみましょう。初めは緊張しますが、誰もが通る道です。
また、クラウドソーシングを使わなくても、知人で困っている人に声をかけて実際に助けてあげてもいいでしょう。プラットフォームを使わずに自分のビジネスを作る練習になります。
スキルがある方はクラウドソーシングを使わなくても仕事が出来ます。知人で練習する中で、自分が提供できるサービスをまとめ、値段や工程などをパッケージ化してみましょう。パッケージができればそれを元に営業をかけることができます。
SNSを使って友人に副業を始めたことを伝え、困っている人がいたら紹介してくれと伝えます。「紹介してくれたら1割キャッシュバックするよ」と伝えれば紹介してくれる人が増えるかもしれません。
また、ツイッターやインスタグラムなどでお客さん候補を見つけ、ダイレクトメッセージを送ってみてもいいでしょう。
無視されることもあるでしょうが、クラウドソーシングにおいては、かなり優秀な方でも仕事の受注率は10%ほどだそうです。営業して断られる方が普通なので、落ち込まずに続けてみましょう。
スキルがないけどすぐにお金が欲しいならアルバイトまたは自己アフィリエイト
クラウドソーシングの案件を見ても自分で出来そうな案件がないという人もいるでしょう。また、仕事の応募をしているけれど一向に採用されずに時間だけが過ぎている人もいるかもしれません。
とにかくすぐに収入の足しになる仕事がしたいということであれば、単発のアルバイトがおすすめです。
ショットワークスなどに登録をして探せば、働ける日から仕事を探すことができます。単発のアルバイトでは特別なスキルが求められるものはありません。倉庫の品出しやドラッグストアの商品陳列など未経験でもできる仕事ばかりです。
または、単発で2〜3万円だけでもいいのなら自己アフィリエイトという方法もあります。情報発信の副業で紹介しましたが、アフィリエイトとは企業の商品やサービスを自分のメディアで紹介し、そこから成約が生まれると報酬が入るという広告ビジネスです。
通常のアフィリエイトは「自分が誰かに紹介する」ことを指すのですが、自己アフィリエイト(またはセルフバック)という「自分で申し込んで報酬を得る」ということが可能な案件もあります。
自己アフィリエイトでお金を稼ぐ方法でもっとも効果的なのは、「クレジットカード」への申し込みです。自己アフィリエイトを通してクレジットカードを作れば、1枚あたり数千円のキャッシュバックが得られます。
1度に何枚も作ると「使う意思がない」とみなされ成果が否認されることもありますので注意が必要ですが、3枚程度なら自己アフィリエイトは認められることが多いです。
A8.netというアフィリエイトサイトに無料登録して、セルフバックのページから金額の大きな案件に申し込んでいくだけで、翌月には成果報酬が振り込まれます。
1度きりしか使えない方法ではありますが、ネットでお金を稼ぐ方法を体験できますし、他の副業の元手資金にすることもできます。興味がある方はこちらから登録してセルフバックをしてみてください。
今後自分のメディア運営をしたくなった時にもA8の案件で稼いでいくことになりますので、登録しておいて損はありません。
稼ぐよりもスキルを磨きながら収入を得たいならWebサイト運営
副業収入が目的ではなくて、空いた時間で副業をしながらスキルを身につけたいという方もいらっしゃるかと思います。
スキルを身につけるというと今時は「プログラミング」が一番人気がありますが、私がおすすめするのは「メディア(ブログ)運営」です。
ブログは記事を書くことだとお伝えしました。自分の好きなことや興味のあることについて誰かの役に立つ記事を書くためには、自分の好きなことについて人に紹介できるくらい詳しくならなくてはいけません。好きなことについて今よりもっと知識を深めることにつながります。
好きなことなので調べるのも苦になりませんし、好きなことに没頭しているうちに読者がついて収入につながることもあります。
私も好きになったアーティストを紹介しようと、色々な記事を読んだり曲を聴き直して好きを深堀りしました。そして記事を書いてライブDVDの広告を貼ったところ、たくさんの方がその記事からDVDを購入してくださり、安定的な収入につながっています。
また、テーマはなんでも良いので、好きなことだけでなく仕事についての考え方やスキルを学びながら発信することもできます。ビジネススキルを本で学びながら情報発信をすることでビジネスマンに読まれる記事として稼ぐこともできますし、もちろんそのスキルは本業にも活用できますので、相乗効果を生みます。
ブログで収入を得るにはある程度継続が必要です。早くても3ヶ月以上。場合によっては1年以上ほとんど収入がないこともザラにあります。稼ぎたくて始める人のほとんどは途中で挫折してしまいます。
だからこそ、そこまで収入にこだわるわけではない方にこそ向いているとも言えます。
では、プログラミングやその他の副業はどうなのかということですが、その辺りも実際の経験からおすすめしない理由をお伝えしたいと思います。
まず、プログラミングに関しては「IT業界への転職希望がなければ意味がない」と感じました。
今の仕事を辞めたくて、次にIT業界で働きたいからそのためのスキルとしてプログラミングを習得したい人であれば、プログラミングを学んで副業でやっていくことはいいかもしれません。
しかし、転職するつもりはない人にとってプログラミングは不要です。学んだとしても本業に活かせる人はほとんどいません。
副業でやろうとしても、初心者から学んでできるようになることは、「使い道のない本当に質素なウェブサービスを作ること」か「ホームページ制作ができる」ところまでです。
まず稼ぐ以前に、その習得のために数万円と数ヶ月というコストがかかります。そこまでかけても結局は実務経験のない初心者です。
そして、そこからようやくクラウドソーシングを使って出来る案件に応募していきますが、同じように流行に乗ってプログラミングを始めた人の競合過多で1つの仕事に何百人と応募します。
その結果、以前はホームページ制作は1本5万円以上稼げていたのに、「私は3万円でやります。」「僕は2万円でいいですよ。」みたいに値段で優位性を持とうとする人間が出てきて相場も安くなっています。
さらに、ホームページ制作は無料で誰でも直感的に作れるサービスも出てきています。
JimdoやWixでは、スキルがなくても画像と文章を当てはめるだけで簡単にウェブサイトが作れるので、プログラミングスキル自体が必要ないのです。スマホでも作れますし、テンプレートデザインも良いものが多いので、1から作るよりも優れたものができます。
もちろん、高度なプログラミングスキルを持ったプログラマーの価値は今後ますます上昇します。しかし、副業目的の独学プログラマーやプログラミングスクールを卒業したての初心者では必要ないのです。
がっつりIT系で働いてキャリアを作りたい人以外には、正直言ってお金と時間の無駄です。
また、これは動画編集についても同様です。
「youtuberが増えるから動画編集のスキルを持っている人は稼げる」という話を聞きますが、文字や効果音を入れるだけなら難しいソフトを使わなくてもアプリで誰でもできる時代がもう来ています。
ほとんどのyoutuberの動画には質の高い映像編集が必要ありませんので、いずれ誰もが自分で編集して自分でアップするのが普通になります。
最後に、ブログが一番おすすめな理由をもう1つお伝えしておきます。それは「資産性がある」ということです。
プログラミングも動画編集もライティングもタスクもアルバイトも、全ては労働収入です。働いた分の時間や成果に応じて報酬が支払われて終わりです。また次の収入を得るためには働き続けなくてはいけません。
しかし、ブログは違います。稼げる記事を増やしていくことは重要ですが、書いた記事はネット上に残り続けます。そのため、一度稼げる記事を書くことができたら、その記事が収入を生み続けてくれる資産となるのです。
そのような特性を持つ働き方は他にありません。
副業と本業がうまくかみ合えば相乗効果も得られます
本業とは全く関係のない副業をすることも、ある意味ではリフレッシュにはなります。
ですが、ブログのように自分の知識を磨きながら情報発信をすれば、本業との相乗効果も得られる場合があります。私は副業は副業と割り切るのではなく、人生全体で意味のある副業にチャレンジした方が良いと感じています。
副業をする目的は、
「もっとお金を稼ぎたい」
「自分の価値を高めたい」
など、様々だと思います。
この記事で紹介したように副業の選択肢は色々とあります。「プログラミングが流行っているからプログラミングをしよう!」というのではなく、自分の目的に合った副業を選んでやってみてください。
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